モーニング連載の漫画作品・赤堀君「ガカバッカ」の存在を、君は知っているか?
そう、このたび念願の単行本第1巻が発売されたばっかりの、あの「ガカバッカ」である。
(1話試し読み:ガカバッカ/赤堀君 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ)
現代によみがえったゴッホが漫画家を目指すという、コメディありシリアスちょっとありな作品。
前にもこのブログで取り上げたことがありますが、
「マンガ」をテーマにした作品ということもあり、藤子不二雄関連のネタもたびたび登場してきます。
たとえば、
心の友!
とか、
トキワ荘!
とか、
仲間からのキツいダメ出し!
のシーンで、何故か描かれていた、
オバQ(っぽいもの)!
などなど。
それなりに、藤子不二雄要素の強い作品であります。
お話のほうも、
自分が惚れた女・ヒナノさん(その正体が女性に転生したゴーギャンだとは知らない)を喜ばせようとゴッホが一念発起。
彼女のために描いた漫画「ヒナノに届け」を漫画編集部に持ち込みに行くも・・・とストーリーもひとつの山場を迎えたところです。
各キャラクター達の元ネタとなった画家さん達の様々な面白エピソードが出てくるのもこの漫画の特徴のひとつ。
前述のトキワ荘のくだりでも、
「ゴッホは昔、トキワ荘みたいに共同生活やろうとして失敗した」とピカソにいじられたりするなど、
このマンガを読むことで、画家さんに関する知識が増えたりすることもありますよ、と。
そんなわけで「ガカバッカ」はもっといろんな人に読んでもらいたい作品なのでありますが、
自分が、なんで急に「ガカバッカ」の話をし始めたのかというと、
モーニング連載中の、
この作品が、
次回から「コミックDAYS」に移籍しちゃうことが明らかになったからです。
ホワイ!?
その昔、少年サンデーやマガジンで一部の作品がある日突然漫画雑誌からネットに連載を移籍されちゃうことを「クラサン送り」や「マガポケ送り」などと名付け、
当時の読者たちは、みな自分の好きな作品がこうならないよう、常に戦々恐々としていたものですが、
今回の「ガカバッカ」の「コミックDAYS送り」は、栄転なのか、それとも・・・。
あ、でも「コミックDAYS」に移籍したことで「ガカバッカ」が今なら全話無料で読めるキャンペーンも行われているみたいです。
今から読めば、連載にも追いつけるチャンスだ!
ちゅうか、先日1巻発売したばかりなのに、いきなり全話無料で読めるサービスやったら単行本が売れなくなっちゃうんじゃないかとか思ってしまうんですが、それは。
何はともあれ、コミックDAYS移籍後の「ガカバッカ」の展開にも注目していきたいと思います。
ただ、そのためにはまず、「コミックDAYS」に入会しないといけないわけで・・・。
どうしよう?