出版社:小学館
発行日:1996年1月10日
定価:880円(税込)
全130頁
ゲームやったことないのに「ドラえもんの本だから」という理由で攻略本だけ持ってるシリーズ第6弾。
時系列では、3DOのゲームとして発売された「友情伝説ザ・ドラえもんズ」のほうが発売が早かったりするのですが、
今日「月の地下に空洞ができていた」というニュースを見てこのゲームの事を思い出してしまい、ついこっちのほうを優先してしまいました。すいません。
ドラえもんズの記事はまた今度やらせていただきます。
【ドラえもん攻略本レビューシリーズ】
・【ドラえもん本レビュー】ドラえもん 完全攻略法 ファミコン攻略ブック
・【ドラえもん本レビュー】ドラえもん まんが版ギガゾンビの逆襲 ファミコン攻略ブック
・【ドラえもん本レビューその79】スーパーファミコン公式ガイドブック ドラえもん のび太と妖精の国
・【ドラえもん本レビューその82】エポック社公式ガイドブック ドラえもん2 のび太のトイズランド大冒険
・【ドラえもん本レビューその102】エポック社公式ガイドブック ドラえもん3 のび太と時の宝玉
というわけで、今回紹介するのは1995年にスーパーファミコン用ソフトとして発売された「ドラえもん4 のび太と月の王国」の攻略本。
月の内側にある王国が舞台のゲームとなっています。
20年前に出た本なので、描かれている月のCGにも時代を感じる。
一応プレイしたことの無い作品についてあんまり無暗に語るのもアレなので、このゲームがどういう内容なのかは下記のリンクを見ればいいかと。
・ドラえもん4 のび太と月の王国 - ゲームカタログ@Wiki ~クソゲーから名作まで~
実際のゲームの良し悪しについては自分でゲームをプレイするなりして、判断してください。
では、攻略本の中を見ていきましょう。
この「のび太と月の王国」は、これまでのドラえもんのゲームと比較してステージ数が全28面と多いせいか、
この攻略本は、各ステージの紹介がページ数いっぱいのギチギチな状態で詰め込まれている印象を受けました。
ページ数の都合なのか、これまでの攻略本には必ずあった「キャラクターの能力紹介」や「ひみつ道具の効果」などのコーナーもこの本にはありませんでした。
まあ、このゲームの基本的なことは説明書に書かれていると思うので、別にはぶいても問題はないと思うのですが、
自分みたいに、ゲームをやらないで攻略本だけで内容を理解しようとしているものぐさ人間にとってはかなり不親切なつくりになっています。
例えば、この攻略本には「アイテムの『鈴』を取るといいぞ」みたいなことがあちらこちらに書かれているのですが、
一番肝心な「その『鈴』を取るとどうなるのか?」の説明が一切書かれてなかったので、今この記事を書いている時もずっとモヤモヤしたままです。
やっぱり攻略本ってのは、実際にゲームをやってから読んだ方がいいですね。(あたりまえ)
そして恒例のゲーム攻略まんが。 今回はいそほゆうすけ先生が担当されています。
そして上の写真では見切れていますが、ページの左上部分には「ヒントがゴロゴロ 攻略まんが」なるよくわからない売り文句が書かれていました。
ヒントがゴロゴロ!
ゲーム開始早々、獰猛な怪獣がのび太たちに襲いかかる!
通常は大きな紙に輪っかが描かれたような感じの見た目なのですが、この漫画ではフラフープみたいな形になっていました。
このゲームのヒロイン・ディアナちゃん。
月の世界の住人なのでウサミミをつけています。わかりやすいですね。
この月の王国の王様・アル王。
月の住人だから、男だってウサミミをつけるぞ。
誤植。(どこが誤植か探してみよう)
履いてるのに履いてないように見えるポーズ
そして!
のび太君たちの前に月の王国の守り神・ウーがあらわれた!
果たして、彼らはこの王国の守り神さまを救えるのか!?
あっ、殺した!
こうして月の王国に平和が戻りました。おわり。
えー、だいぶ内容紹介の方をはしょっちゃったので、漫画の内容がよくわからなかったと思いますが、
本当はちゃんとした敵とかメインコンピューターがうんぬんとかの話がこのゲームにはいっぱい出てきます。
もっと詳しい内容を知りたいって人は、実際にゲームをやってみてください。僕からは以上です。
【おまけ】
このコエカタマリンのくだりが、すごく好きです。