パクパク。
パクパク。
速報!
7月12日(金曜日)放送のTVアニメ「Dr.STONE」第2話で、
原作にもあったドラえもん発言のくだりが無事カットされずに放送されました。
よかったですね! (※なぜか録画失敗してたので、ここから画像を拝借しました)
【参考記事】
雑誌掲載時に見つけたドラえもんパロディを、
こうして今回「アニメ」という形で見られたのは、本当に感慨深いものがあります。
そして、次回くらいに千空くんの過去回想シーンに入って、
ここのドラえもんの単行本のくだりもやってくれたらうれしいんですが、どうでしょうかね?
やってくれたら、いいなあ。
とりあえず、他社の作品名もカットせずにそのままアニメ化してくれたことに感謝します。
本当にありがとうございました。
アニメの千空くんの髪の毛の色がこんなにもネギみたいな色になるとは思わんかった
【お役立ち情報】月曜日が祝日なので、少年ジャンプなどの月曜日発売雑誌は今日発売ですよ。
さあ、マンガを買いに行こう。
出版社:小学館
発行日:2019年7月15日
価格:1000円(税抜)
全386頁
昨日は約39年前に発売されたひみつ道具図鑑のことを記事にしましたが、
きょうは、7月10日(水曜日)に発売されたばっかりのひみつ道具図鑑の紹介をしたいと思います。
この本は、これまでの「水田わさび版ドラえもん」に出てきたひみつ道具をまとめた一冊であり、
原作にはないアニメオリジナル道具も取り上げたものとしては、これが初めてなんじゃないでしょうか。
アニメからの画像を大量に用いたひみつ道具の紹介はもちろんのこと、
原作にもある道具とアニメオリジナル道具の区別や、
アニメでは違った名前になっている道具については「原作ではどう呼ばれているか」などのフォローも行っているなど、
わさドラ版のひみつ道具図鑑として、本当にちゃんとしたクオリティの一冊になっております。
アニメではちょろっとしか出ていないオリジナル道具もしっかり紹介されていたのも、非常に好印象でした。
オールカラーで1000円とちょっとお高めな一冊となっておりますが、その値段分はしっかりとモトがとれる内容の本だと思います。
なお、今回収録されているひみつ道具は2019年4月までのTVアニメシリーズに登場したもののみで、
「映画監督ロボ」のように、劇場版のみでアニメに出ていないオリジナル道具はこの本には載っていないのでご容赦ください。ウピ。
【ためし読み】
上のリンクからためし読みも出来るので、是非。
これまで、原作のひみつ道具をまとめた本はあっても、
アニメオリジナル道具をまとめている本というのはなかなか無かったので、
こうして、わさドラ版ひみつ道具の資料として使えそうな一冊が発売されたのは非常に喜ばしいことです。
さすが、TVアニメ放送40周年を記念して発売された本なだけのことはありますわ。
ただ、あえてこの本の不満点を述べるとするなら、
従来の辞典のように「ひみつ道具」の名前が五十音順で並んでいないので、ちょっとだけ使いづらいことぐらい。
まあ、これについては冒頭のページでも注意書きとして書かれているので、この本の「仕様」ってことなんでしょうね。
あと、できることなら、
「そのひみつ道具がアニメのどの回に出ていたのか?」も紹介してくれたら、ありがたかったかなあと。
本を読んでいて、意外とその存在を忘れていることに気づいたアニメオリジナル道具も結構あったので、
その道具が出ているお話もあらためて見てみたくなっちゃったんですよねえ。
そして、この本の帯で、
「テッテレー」であることを公式アナウンスされてるのも、けっこう重大なことなんじゃないかと。
こういう細かいところの知識の標準化も大事だぞ!
オールカラー版 ドラえもん ひみつ道具ずかん (コロタン文庫)
今日はドラえもんの放送ないよ。
新ドラえもん全百科
出版社:小学館
初版発行日:1980年7月15日
価格:700円(税込)
全354頁
2016年2月からはじまったドラえもん本レビュー記事も、今回でちょうど200本目!
というわけで、今日は50回ごとにやっている節目企画「ドラえもん全百科シリーズレビュー」の第3弾です。
過去回は下のリンクを見てください。
【第1弾】
【第2弾】
この本では、
前作「続ドラえもん全百科」になかったひみつ道具70個に新たに紹介しているほか、
「ドラえもんの野外生活大作戦」という、ひみつ道具をつかったトラブルレスキュー漫画をこれでもかと収録。
上の画像にある「水泳パンツがぬげたときの対処法」の他、
「嵐でヨットが沈んでしまった時」「山火事に巻き込まれた時」「クマンバチに追いかけられた時」「ロープウェーが故障した時」など、
誰しも日常生活を送っていれば必ず起こりうるトラブルの数々に対して、
「このひみつ道具を使えば大丈夫!」という情報をたっぷり教えてくれる漫画となっております。
参考にしてみてくれ!
他にも、この「ドラえもんの野外生活大作戦」では、
「ポイ捨てを指摘されただけで小学生を半殺しにしてくる若者」や、
「自分たちの乗り物酔いをひろし君に全部うつそうとするドラえもん達の姿」など、さまざまな見どころがあるのですが、
いつもこのブログを見ているような人なら、そこらへんの見どころはすべて把握済みだと思うので、
ここからの文章は「新ドラえもん全百科」に対する自らの思い出語りに徹したいと思います。
内容が気になった人は、是非どこかで「新ドラえもん全百科」を手に入れて読んでみてください。
ごめんなさいね。
で、個人的にこの本で印象に残っているシーンといえば、
シャレにならない場面でウソを教えてくるミチビキエンゼルや、
のび太くんが山道から落っこちてしまった時の、
スネ夫くんのよくわからない表情などが、強く印象に残っています。
これはどういう感情の顔なんだろう?
あと、これは「目の前に熊がいて気絶してしまった時のドラえもん」のコマなんですが、
子供の頃に、この白目を剥いているドラえもんの目に黒目を落書きしていたことを思い出してしまったり。
(※落書きの再現図)
こういう落書きしてた人、絶対自分以外にもいるはずだぞ。
うーむ、いよいよ本格的な思い出語りになってきた。
そして、『新ドラえもん全百科』といえば、
公式から存在を抹消されていた「自動コジ機」が、
この本ではいつまでも登場し続けていたことを忘れてはなりません。
マンガの流れ上、このくだりを削除できなかったんだろうか?
ちなみに上の画像は、平成23年に発行された「新ドラえもん全百科(第51刷)」に載っていたものです。
21世紀になっても「こじき」というワードが子供向けの本に載り続けてたの、なんかすごいぞ。
で、『新ドラえもん全百科』の一番オススメできるポイントと言えば、
なんといっても、「原子おはじき」がマンガに登場してくるところですよね。
これだけは譲れない。
実は「原子おはじき」って本編のマンガにも一切出てこない道具なので、
のび太くん達がこうやって遊んでいるシーンだけでも、かなり貴重なんですよねえ。
これから先、ドラえもん公式で「原子おはじき」が再フューチャーされる日は果たしてくるんだろうか・・・?
そんなことを思いながら、記念すべき200本目のドラえもん本レビュー記事を締めたいと思います。
ありがとうございました。