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【ドラえもん本レビューその200】新ドラえもん全百科

 

 

 

ドラえもん全百科

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出版社:小学館

初版発行日:1980年7月15日

価格:700円(税込)

全354頁

 

 

2016年2月からはじまったドラえもん本レビュー記事も、今回でちょうど200本目!

 

というわけで、今日は50回ごとにやっている節目企画ドラえもん全百科シリーズレビュー」の第3弾です。

過去回は下のリンクを見てください。

 

 

 

【第1弾】


【第2弾】

genshiohajiki.hatenablog.com

 

 

 

 

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この本では、

前作「続ドラえもん全百科」になかったひみつ道具70個に新たに紹介しているほか、

ドラえもんの野外生活大作戦」という、ひみつ道具をつかったトラブルレスキュー漫画をこれでもかと収録。

 

 

上の画像にある「水泳パンツがぬげたときの対処法」の他、

 

「嵐でヨットが沈んでしまった時」「山火事に巻き込まれた時」「クマンバチに追いかけられた時」「ロープウェーが故障した時」など、

誰しも日常生活を送っていれば必ず起こりうるトラブルの数々に対して、

「このひみつ道具を使えば大丈夫!」という情報をたっぷり教えてくれる漫画となっております。

 

参考にしてみてくれ!

 

 

 

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他にも、この「ドラえもんの野外生活大作戦」では、

「ポイ捨てを指摘されただけで小学生を半殺しにしてくる若者」や、

「自分たちの乗り物酔いをひろし君に全部うつそうとするドラえもん達の姿」など、さまざまな見どころがあるのですが、

 

 

いつもこのブログを見ているような人なら、そこらへんの見どころはすべて把握済みだと思うので、

ここからの文章は「新ドラえもん全百科」に対する自らの思い出語りに徹したいと思います。

 

内容が気になった人は、是非どこかで「新ドラえもん全百科」を手に入れて読んでみてください。

ごめんなさいね。

 

 

 

 

で、個人的にこの本で印象に残っているシーンといえば、

 

 

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シャレにならない場面でウソを教えてくるミチビキエンゼルや、

 

 

 

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のび太くんが山道から落っこちてしまった時の、

 

 

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スネ夫くんのよくわからない表情などが、強く印象に残っています。

これはどういう感情の顔なんだろう?

 

 

 

 

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あと、これは「目の前に熊がいて気絶してしまった時のドラえもん」のコマなんですが、

子供の頃に、この白目を剥いているドラえもんの目に黒目を落書きしていたことを思い出してしまったり。

 

 

 

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(※落書きの再現図)

 

こういう落書きしてた人、絶対自分以外にもいるはずだぞ。

 

うーむ、いよいよ本格的な思い出語りになってきた。

 

 

 

 

 そして、『新ドラえもん全百科』といえば、

 

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公式から存在を抹消されていた「自動コジ機」が、

この本ではいつまでも登場し続けていたことを忘れてはなりません。

 

マンガの流れ上、このくだりを削除できなかったんだろうか?

 

 

ちなみに上の画像は、平成23年に発行された「新ドラえもん全百科(第51刷)」に載っていたものです。

21世紀になっても「こじき」というワードが子供向けの本に載り続けてたの、なんかすごいぞ。

 

 

 

 

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で、『新ドラえもん全百科』の一番オススメできるポイントと言えば、

なんといっても、「原子おはじき」がマンガに登場してくるところですよね。

これだけは譲れない。

 

 

実は「原子おはじき」って本編のマンガにも一切出てこない道具なので、

のび太くん達がこうやって遊んでいるシーンだけでも、かなり貴重なんですよねえ。

 

これから先、ドラえもん公式で「原子おはじき」が再フューチャーされる日は果たしてくるんだろうか・・・?

 

 

 

 

そんなことを思いながら、記念すべき200本目のドラえもん本レビュー記事を締めたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

ドラえもん最新ひみつ道具大事典 (ビッグ・コロタン)

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