第95話「ミスターXと鹿島大造」
第96話「スッポン沼の勝負!」
忍者ハットリくん
第434話「夏だ!谷間でキャッホーでござるの巻」
第435話「いまこそ原始生活!の巻」
第436話「消えたゆめ子ちゃんのブレスレットの巻」
第437話「消えたパパのヘソクリの巻」
第438話「ものぐさ温泉の巻」
第439話「拙者恐怖の仕掛人でござるの巻」
第440話「ママ上が居ないとパニックでござるの巻」
第441話「足跡を盗め!の巻」
7月28日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第49回)の感想です。
先週は野球中継でお休みだったので、2週間ぶりの放送となったテレ玉藤子Aアワー。
今年はプロ野球が遅く始まったので、
その分を取り返そうと「野球中継」がいっぱい入ってしまい、
7月からのプロゴルファー猿&忍者ハットリくんの放送はお休みばっかりになると思っていたのですが、
今のところはまあ、それなりといった感じです。
この調子で休みがなるべく無いまま、放送が続いていってほしいですね。
それでは、今週の『プロゴルファー猿』の感想です。
紅蜂さん亡き後の新しいミスターXの補佐役である、青花さん初登場回。
ネット情報によると「初登場時とそれ以降で声のトーンが変わっている」らしいので、ちょっと気にしておこうと思います。
先日の剣崎との勝負で、なにか思うことがあったのか、
「影プロに入れるのはもう諦めた。正式なプロゴルファーになるための援助をしたい」と猿丸に申し出てきたミスターX。
しかし鹿島大造は、
安易なスポンサー契約でしくじってしまったツアープロのしくじりエピソードを語ることで、
明言こそしないものの、遠回しに「ミスターXの誘いに乗るのはやめたほうがいい」という雰囲気を演出しつつ、
猿丸を「富士城カントリークラブ」というゴルフ場に連行。
猿丸に対して、勝ったらこの「富士城カントリークラブ」を1年間無料で使える権利を、
負けたら、富士城カントリークラブの研修生になってもらうことが条件のゴルフ勝負を要求するのでありました。
富士城カントリークラブの研修生はプロゴルファーを目指す人たちの集まりなので、
本気でプロゴルファーを目指すのであれば、今回の勝負は勝っても負けても得といえば得な勝負である。
おそらく、鹿島大造は才能のあるゴルファーを影プロに渡したくないという思いから、
今回のゴルフ勝負をセッティングしたのでしょう。
「勝ったら1年間タダにしてやる」と指定されたゴルフ場が、
猿丸の家から電車やバスなどの交通機関を使わないと行けないような距離の場所にあるのが気になるけど、
自分がちゃんとしたプロゴルファーを目指すとするなら、
まだミスターXよりも、若干クリーンなイメージのある鹿島の力を頼らせていただきたい。
とにかく今のところは、
おっさん2人による、猿谷猿丸の取り合いがはじまったということだけ覚えておけばよさそうだ。
最終的には、おっさん同士によるゴルフ対決で
「どっちが猿丸をもらうのか?」の決着をつけたりするのかもしれないぞ。
富士城カントリークラブのゴルフ勝負では、今回の対戦相手である二宅美良(にやけ・みりょう)、
そして、このゴルフ勝負の翌日に、
猿丸に勝負を申し込んできた柳生球斉(やぎゅう・きゅうさい)の2人が登場した。
白髪に隻腕の老人である球斉は、なかなかにアニメ映えするビジュアルである。
原作だと、ここらへんのくだりでは、
相手ゴルファーが7人くらい登場していたのですが、今回は前述の2人だけの登場のみ。
まあ、そんなに対戦相手を出しても中だるみしそうですし、無理して全員出す意味もあんまり無いですしね。
アニメの都合によって、研修生たちの間でも大規模なリストラが発生したのでありました。
肝心のゴルフ勝負には勝ったものの、
柳生球斉の気迫溢れるショットを目の当たりにし、自らの負けを認めた猿丸。
そして球斉は「会ってもらいてえ人間がいる」と猿丸に告げ、ある人物を呼び出す。
その人物とは、自分の前から姿を消したはずの紅蜂さんであった・・・。
なかなか興味を引く展開ですが、
あの時の紅蜂さん、球斉から指示があるまでずっと森の奥でスタンバイしていたんだろうか?
森の奥は蚊がいっぱいいそうなので、顔じゅう虫ささればっかりになっていないか心配だ。
新たな波乱を感じさせつつ、物語は次回に続く。
続きまして、『忍者ハットリくん』の感想にいきます。
今週も豪華8本立てです。
■第434話
学校の遠足でみんなでキャンプをする回。
「エッチな回っぽいサブタイトルだけど、絶対エッチな内容じゃないんだろうなー」と思ってたらやっぱりエッチな内容じゃなかったです。
生徒を水難事故に遭わせるとか、今の時代だったら引率教員の小池先生がPTAに糾弾されまくってるところだった。
子どもたちの遭難を防ぐために、大人の人が見守りについていくようにしないとダメだったのかも。
でも、小池先生もキャンプを成功させようと一生懸命やってたんですけどねえ。
■第435話
いまこそ原始生活!(絶対に今じゃない)
アニメや漫画における「エネルギー節約」をテーマにした回って、ただの屁理屈大会になっちゃうのはどうしてなんだろう。
「節約とケチは違う」というハットリくんのセリフ、心に残しておきたいです。
ケンイチ氏やママの原始人ファッションが見れたりもするので、マニアの方は必見な回ではあります。
あんなにテレビや新聞で報じられちゃったら、原始生活を簡単にやめることもできなさそうだしどうするんだろう。
■第436話
「夢子」じゃなくて「ゆめ子」。
ハットリくん、あんな簡単にイカダ作れるんだったら「アイ・アム・冒険少年」の脱出島企画も簡単にクリアーできそうだ。
サンゴやタコまで生息している海とは、ゆめ子ちゃんのブレスレットはだいぶ遠くまで流されていたんですなあ。
あと、物語の最後で、沖まで流されてしまったボートを見たハットリくんが「ニントモ、ボートモ、ニンニン。」って言ってました。
「ニントモ、ボートモ」とは、一体?
■第437話
図書館の本の中にパパのへそくり(1万円)を探し出せ!
「手に入れたお金はとっとと財布に入れておけ」というのが、このお話で得られる教訓です。
何も知らないのに図鑑に挟んであった一万円札の存在に気付いたママ、カネゴンみたいだ。
この回のパパはチリ紙交換に古いミシンを引き取ってもらって1万円を得ていたけど、
昔のチリ紙交換って廃品回収業も兼務してたんだろうか?
あのチリ紙交換屋さんが特殊なだけ?
■第438話
旅館を経営する気がまったくない親父と、糞みたいなサービスが売りのものぐさ旅館あらわる!
今の時代だったら、宿泊予約サイトで文句ばっかり書かれていそうな宿だ。
宿の主人は副業で儲けて、道楽で旅館を経営しているんだろうか?・・・と思っていたら、意外なオチが。
まさかあの旅館が七人ミサキみたいな旅館だとは思わなかった。
パパはどうやってあの宿のことを知ったんだろう?
山の動物たちが給仕をしてくれるサービスは喜ぶ人もいそうだけど、動物愛護の観点で怒る人もけっこういそうだ。
■第439話
町内きもだめし大会 in ハットリくんプロデュース!
アニメだとあまり怖さが伝わらなかったけど、病院送りになる参加者が出ていたので、きっとかなり怖いのでしょう。
まさか「きもだめし会場のお寺から救急車が出発するシーン」があんなにおもしろく感じるとは思わなかった。
「虫さされで顔が変形したことでオバケに勘違いされる」って展開、今までどれだけの創作物で描かれてきたんだろう。
ヘタしたら、江戸時代の頃からこのネタが使われてそうだ。
恐怖! 頭の上下が逆の人間!
これはけっこう怖いぞ!
でも、後ろから見たらハゲ親父にしか見えなかったのでちょっと面白かったです。
■第440話
全体的に夏っぽいお話。久しぶりのツバメちゃん回でもありました。
自分の頭の中で勝手に出来事をつくりあげて、勝手にパニックになっちゃってる人、SNSとかでもよく見かけますよね。
実際、泣いている幼児が放置されている現場に遭遇したらどうすればいいんだろう。
児童相談所に通報したらいいのかな。
おばさんもつい居眠りしてたとはいえ、あんな日差しのつよいところに赤ちゃんを放置するのはアウトだと思うぞ。
■第441話
夏休みの宿題でいろんな人や動物の足形を集めることにしたケンイチ氏。
ケンイチ氏の足形のお願いにもノリノリで応じてくれる商店街のみなさんは、実にいい人たちだ。
ケムマキって身長130センチなんですね。見た目通りというかなんというか。
人形(ひとがた)を取るんだったら、もっと効率的な手段もありそうだったけど、
あの方法が一番アニメ映えする手段だったんだから仕方ないですね。
そんなわけで今週の感想は以上です。
次回の「テレ玉藤子Aアワー」は8月4日の放送となります。 お楽しみにー。