第103話「岩鉄って誰や!?」
第104話「白熱のナイター勝負」
忍者ハットリくん
第458話「ケン一氏が100点とった???の巻」
第459話「ござると言ったら罰金でござるの巻」
第460話「ピラミッドパワーで100点をとろうの巻」
第461話「ケン一氏生徒会長に立候補の巻」
第462話「寒さしのぎは土とんの術での巻」
第463話「ガマの油にゃガマンできぬの巻」
第464話「ギネスブックに挑戦するでござるの巻」
第465話「ホワイト・デーにはクッキーでござるの巻」
9月29日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第53回)の感想です。
「『プロゴルファー猿』『忍者ハットリくん』と同じシンエイ動画作品つながり」ということで話題にしますが、
来年1月から、シンエイ動画制作のアイドルアニメが放映されるそうです。
さっそく『アイドールズ!』の公式サイトを見てみたんですが、
いきなり3Dキャラがヌルヌル動いているだけのアニメーションを見せつけられてしまい、なんともいえなくなってしまいました。
これは一体、どういうアイドルアニメになるんだろう?
想像がまったくつかない。
来年のシンエイ動画は『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』に加え、
『ましろのおと』や『すばらしきこのせかい』のアニメも制作するらしいので、本当に忙しそうである。
こりゃ2021年のうちに『プロゴルファー猿』『忍者ハットリくん』をリメイクする話は出てこなさそうですね・・・。
(無い話を、さもあるかのように語る)
それでは、今週の『プロゴルファー猿』の感想です。
今週から、ゴルフ特訓道場・館長の娘である大岩緑さんが登場。
ゴルフ特訓道場の鬼コーチたちにも口出しできる立場でありながら、
猿丸からの「おまえのパッティングはマグレ」といった煽りにすぐに釣られてしまうなど、
煽り耐性の無さと自身のプライドの高さを視聴者に見せつけまくっていた。
館長の娘に対して過剰な煽り行為をおこなってしまう猿丸も猿丸だけど、
あんなにもすぐに怒りだしてしまう緑さんは、今どきのアニメに慣れ親しんでいる人が見たら単なるツンデレヒロインっぽく感じてしまうかもしれない。
緑さんは初対面の頃こそ嫌っていたけど、3話目くらいで猿丸のことが好きになっちゃってるタイプのキャラクターに収まっていそうだ。
うーん、ラブコメになったプロゴルファー猿はあんまり見たくないぞ。
おなじく、今回の放送分では、
パターでティーショットをする男・岩鉄も登場。
先輩たちよりも先に風呂に入るなどの度重なるヤンチャを重ねたことで、
蛭田たちに目をつけられてしまった猿丸は、岩鉄と道場の破門をかけたゴルフ勝負をすることとなってしまった。
どうもこのゴルフ道場は「正当なやり方じゃないから」といった理由で、
「岩にボールを当ててグリーンにオンさせる攻め方」を禁じ手としているようで、
岩鉄も過去にそのようなプレーをしてしまった結果、これまで謹慎をくらっていたらしい。
でも、今回の蛭田たちのように、
自分たちの腕前では猿丸とゴルフしても勝てないから、代わりに他の人とゴルフ勝負してもらおうという考えこそが、
一番正当なやり方ではないような気もするけど、そこはどうなんだろう?
まずはあいつら全員を謹慎処分にしたほうが、ゴルフ特訓道場全体のレベル底上げにつながりそうだぞ。
とはいえ、猿丸には必殺ショット「旗つつみ」があるので、今回もその技を使って見事カップイン。
「岩に当てるのはダメだけど、旗つつみはダメというルールはない」と言わんばかりの勝利を収めた。
どうやらゴルフ特訓道場は、
ミスターXがやったように「旗つつみ防止のために旗を鉄製のものに変えておく」などといった猿谷猿丸対策がまだまだ未熟のようだ。
とりあえず早いうちに「旗つつみもダメ」との項目をゴルフ特訓道場のルールに付け加えておくことをおススメします。
しかし、今回敗北を喫した岩鉄からの
「だが猿くん。おんしもここにいたらおいと同じ禁じ手でこれからは苦労することになるでごわっしょう」との忠言から察するに、
これからは、これまで通りの必殺ショットに頼り過ぎないゴルフスタイルが大事になってきそうである。
果たして、猿丸はゴルフ特訓道場で新たなスタイルを見つけだすことができるのか?
一方その頃、猿丸の敗北を見届けようとしていた緑さんは、
まさかの猿丸勝利展開を目の当たりにし、かなりのショックを受けているようであった。
緑さんが猿丸の実力を素直に認めるのは一体いつ頃になるのか?を期待しつつ、お話は次回に続きます。
お次は、お久しぶりとなる『忍者ハットリくん』豪華8本立ての感想です。
■第458話
ケン一氏がクラスで唯一の100点をとった!
でも、先生がテストの採点をミスしたとか名前間違えたとかで、
ケン一氏がクラスのみんなの前で0点の答案を受け取る羽目になるんだろうなーとか思ってたら、
マルバツ問題の答えをすべてエンピツ転がしで決めたら偶然100点になったというオチでした。
これは読めなかった・・・・。
「四国(しこく)」のことを「よこく」って読むの、なかなか斬新だ。
「お腹が痛くなると手が離れなくなる持病」ってなんなんだ?
■第459話
サブタイトルの時点で既に罰金が発動してるからすごいでござる。
自分のミスを「ハットリくんがござる口調をやめさせる流れ」に変えたケン一氏は本当に悪知恵が効く。
自分が騒動の発端のくせに、あとで「自分の癖は悪い癖、ハットリくんの癖は良い癖」とか言い出したので腹が立ってしまった。
本物そっくりのカエルロボットを制作したりと、甲賀忍者の電子工作技術は相変わらず高い。
シンゾウ、久しぶりに泣いた気がするなあ。
今週のサムネ画像です。ござる。
あと、このお話のあとに、
「おしゃべりけんちゃん」なる人形のCMが流れてきたのは、ちょっと作為があると思いました。
ケン一氏が人形になってしまったでござる・・・・。
■第460話
ピラミッドパワーで100点を取ろう!(不可能)
「ピラミッドパワー」って言葉、最近全く聞かなくなりましたね。
ケムマキの言うことを信じてピラミッドの模型をかぶったり変な行動を起こしたりと、ケン一氏は本当にお人よしだ。
最終的には、ピラミッドにちなんでエジプト文化っぽいお仕置きを受けるケムマキであった。
ケムマキは懲らしめたけど、ケン一氏のテストの0点問題自体は解消されてない気がするんですがそれは。
■第461話
小学4年生でありながら、生徒会長選挙に出馬するケン一氏!
はじめから自分の選挙公約くらい自分で考えていれば、ケムマキのおもちゃにならずに済んだのでは。
公約のひとつである「お尻100叩き」は真夜中の公園でこっそりやるのではなく、
有権者の前でやらないと意味がないと思うので、全校生徒の前でもう一回やるべきだと思います。
■第462話
アリの巣のように「土遁の術」で地中に秘密基地をつくれば寒くないという発想。
土の中の秘密基地は快適そうだけど、酸欠と地盤沈下が心配でならない。
寒いからといって、自作ビニールハウスの中で昼寝をしていたケムマキもけっこうな奇人のような気がするぞ。
ケムマキを懲らしめようと、
ハットリくんが火薬田ドンみたいな爆弾を出してきたのは、ちょっとおもしろかったです。
ラストで地中の秘密基地を失ったシンゾウが泣いていたのに、特に何も起こらなかったのはお話の都合なんだろうか?
■第463話
カエルが苦手なハットリくん、ガマの油も苦手だったことが判明した回。
苦しんでいる人に対して、さらに追い打ちをかけるのはよくないですね。
「忍者ハットリくんOP」をネタにしている流れで、ハットリくんOPのケムマキバージョンもちょっとだけ見れるぞ。
カエルアレルギーを発症したときのハットリくんの皮膚、ダメな人が見たら本当にダメなやつだ。
ハットリくん、獅子丸をカエルに変装させる分には別に大丈夫なのか。
■第464話
ハットリくんが片足立ちのギネス記録に挑戦するお話。
このアニメが放送されていた1984年当時はギネス記録ブームがあったと聞く。
先生の蝶マニア設定って、本当にわすれたころに出てきますね。
実際にギネス記録に挑むときは、記録を証明するビデオや認定員の人がいないと記録として認められないらしいですよ。
最後のオチは一体なんだったんだ?
■第465話
ツバメちゃん登場回。
バレンタインデーにクラスの男の子15人にチョコをあげたのにお返しが来ないと嘆く夢子ちゃん。
バレンタインチョコってホワイトデーのお返し目当てで渡すもんじゃないですよ。たぶん。
ハットリ様のクッキーだったら、たとえ食べたらパチパチするクッキーでも喜んでくれそうなんですがねえ。そういうわけでもないか。
それにしてもハットリくん、お返しのクッキーをあんなに沢山つくったのか・・・。
そんなわけで、今回の感想は以上です。
次回のテレ玉藤子Aアワーの放送は、10月6日(火曜日)となっております。
お楽しみにー。