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コロコロコミック2017年4月号の「野球の星メットマン」感想。 虹ヶ丘中vs白鳳中、ついに決着!

 

遅くなってしまいましたが、コロコロ4月号掲載分の「野球の星メットマン」の感想へ行きたいと思います。

今月は表紙もセンターカラーだぞ!

 

月刊 コロコロコミック 2017年 04月号 [雑誌]

月刊 コロコロコミック 2017年 04月号 [雑誌]

 

 

 【ここ最近のメットマン感想記事】

 ・(前前前々回)今月の「野球の星メットマン」感想。 いよいよ全国大会決勝へ!倒れた空くんはどうなった!?

 ・(前前々回)コロコロコミック2017年1月号の「野球の星メットマン」感想。白鳳中はやっぱり強かったの巻

 ・(前々回)コロコロコミック2017年2月号の「野球の星メットマン」感想。 禁断の魔球が虹ヶ丘ナインを襲う!

 ・(前回)コロコロコミック2017年3月号の「野球の星メットマン」感想。空くんの新たな魔球が思わぬ結果を招く!

 

 

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前回、大地くんの放った打球が直撃して再起不能状態に陥ってしまったヘルメットのコロ。

メットマンの力が使えなくなってしまったという理由もありますが、空くんも頭部に大地くんの打球を食らっていることもあり、ここは赤星へピッチャーを交代することとなりました。

そして、大地くんのヘルメットであるギル曰く「コロは超強化プラスチック加工されていない旧型のメットマン。あのダメージではもはやクズ同然だ!」と冷たく言い放ちます。

 

「超強化プラスチック加工」という硬いんだか柔らかいんだかよくわからない技術についての詳細は語られませんでしたが、とにかくコロはその加工がされていない旧型だったせいで深刻なダメージを受けてしまったようです。

前にコロがポーカーの元へ会いに行った際「コロが他のメットマンよりも劣っている」という事が語られていましたが、

メットマン達もひみつ道具みたいにどっかの工場で作られているのだろうか?

 

 

 

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そんな星くんのがんばりに虹ヶ丘ナインも奮起しますが、

ホームラン確実の強い当たりも大地くんにロケットキャッチされてしまったりと、メットマンの力が使える白鳳中相手に苦戦を強いられてしまいます。

 

ほんと、メットマンの力を使ったプレーって反則みたいなものだよなあ。

実際の野球の試合で使ったら確実に審判から物言いがついて、結果的にチート道具としてメットマンごと没収されそうだ。

この作品の世界ではまだメットマンの能力の事は知られていないようなので、このUBJC(ウルトラベースボールジュニアカップ)をキッカケにメットマンのことが野球界に知れ渡ったりする展開になるのかもしれない。

既にスポーツ紙あたりじゃ、1面記事で「中学生の超次元ベースボール!」とかの見出しで注目を集めていたりしてるのかも。

 

 

 

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そんな状況を打破するべく、空くんは故障したコロの修理に臨むことに。

コロの指示通りにコードをつなげ、さらに自分が命より大事にしている漫画道具・ペン先を修理のために使うのでありました。

そうだ、今はペンより野球だ! ペン先なんて文房具店に行けばまた買えるしな!(ひどい)

 

このような懸命な修理の結果、コロはもう3球だけメットマンの力が使えるまでに回復。

空くん降板後の懸命の投球によってツメが割れてしまい球を投げられなくなってしまった赤星に代わり、再びピッチャーマウンドへと立つメットマン・星くん。

大地くんとの本日三度目の直接対決を迎えるのでした。

 

 

 

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「あいつは5回しか使えない旧型・・・すでに5回使っているハズだ」とコロの突然の復活を疑問視する新型メットマン・ギル。

その疑問は確かなものとなり、1球投げるごとにコロのボディにヒビが入っていきます。

コロは自らの身体を犠牲にして、空くんにメットマンの力を使わせているのでした。

 

この状況を把握した空くんは投げることを戸惑いますが、コロからの「うるさい!あと一球だ!手を抜いたら絶対許さないぞ!」と発破をかけられたことで覚悟を決めます。

そんなコロを見たギルもポンコツが、ムダなアガキを!」と言い放ちますが、

「たしかにオレはポンコツだったけど、空は負けさせない!!」と渾身のストレートを投球し、これまで2打席連続でホームランを打たれていた大地くんから初めての三振を奪ったのでした。

 

いやあ、実にかっこいいシーンだ。

ポンコツポンコツなりに必死に頑張ることで成果を掴む」というのは、少年漫画の王道的展開であり「ドラベース」の頃からむぎわら先生がずっと描き続けてきた美学でもある。

そして、そのストライクと引き換えにコロの身体もバラバラに。

完全に壊れてしまったようにしか見えないけど、おそらくこの先何かのきっかけで復活するのでしょう。

 

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そして、気になる試合の方は白鳳中の逆転優勝で幕を閉じております。

相手チームにメットマンがいる上に、虹ヶ丘中の2人しかいないピッチャーが2人とも球を投げられなくなってしまっては負けてしまうのも仕方ありません。

「勝負に勝って試合に負けた」ってやつでしょうか。

それにしても、虹ヶ丘中はあの後誰がピッチャーマウンドに立ったんだろう?

 

 

そして、その試合結果を眺めながら不敵な笑みを浮かべる謎の人物の姿が。

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まだ敵なのか味方なのかはわかりませんが、とりあえずコロを直してくれそうなので期待が持てますね。

 

そんなわけで、UBJC編はこれにて終了。

早く続きが見たいところですが、次号からコロコロ創刊40周年記念漫画「ドラえもん物語~藤子・F・不二雄先生の背中~」連載のためメットマンは2カ月間お休み。

連載再開は7月号からとなります。

つまり、コロは最低でも2ヵ月間はあのバラバラの状態で放置されるってわけですね。なんかかわいそうだ。

 

とにかく2カ月後の連載再開を待ちましょう! 今回の感想は以上です。