コロコロコミック2018年7月号掲載分の「野球の星メットマン」の感想です。
まーた来月号の発売まで残り1週間切っちゃったよ・・・。
【ここ最近の野球の星メットマン感想】
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・コロコロコミック2018年6月号の「野球の星メットマン」感想。全てのまんが道は野球に通ず。
今回は物語に関わる新情報がいろいろ入ってきたので、まずは試合展開のほうから先に見ていきましょう。
先月号ラストにて、新たな魔球「〆切ボール」を編み出した空くん。
バットの届かない場所でコースが変化する厄介な魔球に、ロドリゲスもなかなかタイミングをあわせることが出来ないようだ。
それでもタイミングを見計らい、ボールが浮き上がったところを狙おうとするも、お次はまさかの変化しないパターン!
不意を突かれ、ロドリゲスはあえなく三球三振に取られてしまった。
しかし、アメリカを背負って立つ者として、ここで終わるわけにはいかない!
ロドリゲスは、バットマンの口から吐き出されるロケット噴射の力でスイングを強引にもどし、キャッチャーミットに収まる直前のボールを打った!
4番バッターとしての意地を見せたロドリゲス。
アメリカ代表の勝利をつなげる、逆転ツーランホームランを叩きだしたのであった。
でも、いくら打ったからって一度完全に振ってしまってるならそれはストライク扱いになるんじゃないのか?
ものすごくモヤっとするけど、自分が野球のルールに詳しくないせいで、これ以上深く追及することができないのが残念だ。
野球に詳しい人、これってルール違反じゃないんですかね?
ともあれ、ロドリゲスはズル打法で空くんの新魔球を攻略した。
さらに7番ポンからもスリーランを打たれ、1回裏の時点で1対5と一気に突き放されてしまった。
圧倒的不利におかれている状況ですが、ここはわれらが日本代表の反撃を待ちたいところです。
その一方で、空くんは以前コロを直してもらった技術者・クウタとブルペンで再会する。
クウタは寝坊して球場に来られなかった橙に化けて試合を観戦していたらしく、そんな彼からメットマンに関する秘密が次々と語られる展開となった。
ちなみに、空くんのメットマン・コロをつくったのもこの人です。
しかも、未来からやってきた未来人です。
で、そもそも「メットマン」という存在は、
クウタをはじめとする、子供たちが野球に興味を持ってほしいと考える未来の人たちが過去の世界におくったものらしいのですが、
その運動に「バットマン」の制作者も参加してきたのが、全てのややこしいことのはじまりであった。
ロドリゲスも所有している「バットマン」の制作者たちは、
みんな「『メットマン』をつぶして、『バットマン』だけの世界をつくろう」とする考えの持ち主なんだそうで、
たびたび作中でも話題になっていた「メットマンハンター」も、
過去の世界におくられてきたメットマンを自分の手で壊そうとする「バットマン」の制作者こそがそいつの正体らしい。
さらに未来からやってきたクウタ曰く、
このままだと、この試合中にメットマンがハンターの手によって全て破壊されて消えてしまう事態が待っているらしい。
だからクウタもこうして自ら球場に足を運び、ハンターのたくらみを阻止しようとがんばっているわけですね。
ただ、メットマンハンターも先ほどのクウタと同様に誰かに成りすまして球場内に潜んでいるため、
誰がハンターなのかについてはまだわかりません。
なので、とりあえず技術者としてやれることはやっておこうと、コロをパワーアップさせることにしました。
こうして生まれたのが、
ドラゴンコロ!!
コロコロコミックのイメージキャラ・コロドラゴンに若干名前が似てるけど、やっぱり意識しているんでしょうかね。
進化したコロとともに空くんの気合いも十分。ここから日本代表が試合を巻き返すぞ!
そして、今月のラスゴマでは「こっちもそろそろ動き出すとするか・・・。」と怪しく呟くメットマンハンターらしき男の姿も。
アメリカとの戦い、野球の未来は果たしてどうなるのか?
いろいろ気になるところですが、次号に続きます。
以下、雑多な感想。
「邪魔なもの(メットマン)を排除する」という「バットマン」開発者の考え方は絶対に正しいとはいえない。
野球だってバットとボールがあってこそ楽しく試合ができるのであって、
彼らがやっているのは、野球好きが最も嫌うであろう、ワンマンプレイそのものだ。
ただ、野球はバットとボールが不可欠だけど、メットが無くても別に試合は出来るというのもある。
野球の重要度でいえば、メットマンがいるなら「グローブマン」や「ボールマン」もどっかにいてもいいはずだ。
攻撃もいいけど、守備も野球の要として大事ですからね。
そういや、未来からやってきたメットマンでパワー強化した選手たちを見ても、
審判や野球ファンたちがなんとも思っていない感じなのはどういう事なんだろう?
このナゾについて、ちゃんと語られる日はあるんでしょうか?
未だに暗躍を続けている「メットマンハンター」ですが、
その正体として、自分がいま一番怪しいと思ってるのが、
鳴り物入りで入部したにも関わらず、現在も特にめだった活躍がない新一年生の銀城である。
彼がメットマンハンターなら、登場以降あんま出てなかったのに何故か日本代表入りしていたこともなんとなく頷ける。
「実は味方にメットマンハンターがいました!」ってなったら、それもなんか意外な展開っぽいし。
あと、以前も登場したコロの開発者の名前が「クウタ」であることも今回初めて明らかになった。
クウタの名前を漢字にすると「空太」になるので、もしかしたら彼は空くんの子供だったりするのかもしれませんな。
自分の息子が未来からやってきて助けてくれるっての、何だかドラえもんみたいでいいですし。うん。
今回はずいぶんと感覚的な物言いで感想を語ってるような気もしますが、まあいいでしょう。
そんな次回の野球の星メットマンが掲載されるコロコロコミック8月号は、7月14日(土曜日)発売です。
お楽しみに。
野球の星 メットマン 6 (6) (てんとう虫コロコロコミックス)
- 作者: むぎわらしんたろう
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: コミック
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