今月のコロコロコミック「野球の星メットマン」の感想に行きたいと思います。(前回の感想)
メットマンの力を使うことで、ミステリーから逆転打を放つことが出来た空くん。
しかし、5回しか使えないメットマンの力を限界以上に使ってしまった空くんはそのままバッターボックス上で倒れてしまいます。
空くんは無事なのか!? といったところまでが前回までのお話でした。
そして今月のお話へ。
急に倒れた空くんを心配しチームメイトたちが駆け寄ってきますが、空くんは満身創痍ながらもムクリと立ち上がります。
そして「ボクの力はこんなもんじゃない・・・。」と言い放った次の瞬間、空くんは苦境を乗り越え進化した野球戦士・スーパーメットマンに変身したのでした!!!
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!
ビリビリビリビリビリビリィィィ!!!!!(服の破ける音)
空くん「あ・・・。」
はい、夢でした。何か面白かったのでそのまま載せてしまった。
実際の試合の方は、空くんが倒れた後に緑くんが投手を代わりそのまま勝利。さらに続く準決勝もチームに戻ってきた赤星くんの好投で見事完封勝ち。決勝へとコマを進めました。(※前回の感想記事でつい勘違いして「魔城中に勝った!」と書いておりました。すみません。)
というわけで、虹ヶ丘中は宿敵・白鳳中との決勝戦を明後日に控えたわけなのですが、
現在空くんの体はメットマンの力を使いすぎた反動によって体が全く動かせない状態となっており、今のままでは空くんの決勝戦出場は絶望的としかいえません。
そのため、体の動かすことの出来ない空くんは少しでもチームの役に立つべく、相手チームの練習場所である白鳳中グラウンドの偵察へと向かったわけなのですが、
そこで空くんが見たのは、以前戦った選手達が格段にレベルアップしている事。そして大地くんが空ボール攻略のために常軌を逸したトレーニングをしているということでした。
巨大な鉄球を使った打撃練習!ちなみに左下にいる人影が大地くんである。
余談ですが、今月のコロコロと同じ日に発売されたコロコロアニキ第7号「死.TV」でも似たようなコマがありました。
鉄球の大きさこそ小さいですが、金属バットで鉄球を撃ち返すという点では今月のメットマンとシンクロしていると言えるでしょう。
話の本筋とは一切関係ないですが、気になったので一応書き残しておきます。
話の本筋に戻りましょう。
大地くんが自分との対戦を心待ちにしている事を知り、自分も負けていられないと特訓を始めますがやはり体が投げられるまで回復しておらず悔しい顔を浮かべる空くん。
そんな空くんを見たヘルメットのコロは「オレに考えがある、ちょっと待っていろ」と空くんの頭から離れ「ある場所」へと向かいました。電車移動で。
電車移動
で、その「ある場所」というのが、準々決勝で戦ったミステリーのいる魔城中学校!
そしてそこには、ミステリー君のメットマン・ポーカーの姿もありました。
コロは「ポーカーの持つ治癒機能で空の体を復活させる」という目論見だったようなのですが、当のポーカーは準々決勝で虹ヶ丘中に負けたことを未だに根に持っているようで彼らに協力する気が全くありません。
それでも頼みを聞いてくれるように食い下がるコロでしたが、その行動がポーカーの反感を買ってしまいさらにボコボコにされてしまいます。
ここで気になるのが、ポーカーのセリフ「おまえはポンコツだから空は5回しか能力を使えない」という点。
メットマンの中にも優秀なものとポンコツなものとで能力に差があるようです。
準々決勝でミステリーが「マリオネット」を使っても体が動かなくなったりしなかったのもポーカーの持つ治癒能力、そして機能が優秀だったからということか。
この後も何度ボコボコにされてもコロはポーカーに空くんを治癒してくれるように食い下がるわけですが、こういうダメなキャラが誰かのために頑張る展開はやはり「さようなら、ドラえもん」を思い出すところがありますね。
その甲斐もあってか、この騒動は偶然やって来たミステリー君(素の状態)が止めに入ったことで無事終焉。
ミステリー君の命令もあり、ポーカーはしぶしぶながらも空くんの治癒をすることになったのでした。
出会った過去から推測しててっきりミステリー君はポーカーに逆らえないのかと思っていたのですが、意外と逆の立場だったようです。
あと、「メットマンは一度決まった相手以外が被っても効果が無い」みたいなことも勝手に思い込んでたわけですが、別にメットの又借りはアリなんですね。
これなら空くんが能力がポンコツのコロから能力が優秀っぽいポーカーへのメット乗り換えをするという選択も出来ちゃいますよ。まあ多分やんないだろうけど。
そして、無事体が回復した空くんの投げた宣戦布告ボールが魔城中の大地くんの元へと届いて次号へ続く。
いよいよライバル対決が始まりますよー。