今月の「野球の星メットマン」感想に行きたいと思います。(前回の感想)
空くんの機転により、再びチームの結束を深めた虹ヶ丘中ナイン。
さあ、ここから反撃開始だ!
そして前回生みだした必殺球「ペンダコスプリット」によって、強敵・ミステリーを三振に抑えることが出来ました。
ミステリーも空くんの投げる球を打てなかったことを相当悔しがっている様子です。
いや、なんか違う理由で悔しがってた!
そして、弟の肩を治すために魔城中の一員となっていた赤星君も、弟の優しい問いかけによって改心。
「オレが投げるチームはやっぱり虹中だけだ!!」と言い残し、マウンドを去って行きました。
こうして赤星君も再び虹ヶ丘中のメンバーとなったわけです。
まあ、弟くんも野球できなくなるだけで別に死ぬってわけじゃないですし、ここらへんはお兄ちゃんのために潔く身を引いてもらいましょう。(ひどい)
そして赤星君がマウンドを降りてしまったため、魔城中は投手交代をせざるを得ません。
一体、誰が投げるのか!?
ここに来て、捕手・ミステリー君が緊急登板!!
一瞬「えっ」と思いましたが、そりゃあ彼も「メットマン」ですから捕手としてだけではなく投手としてもすごい球を持っていることでしょう。
ここで打席は星くんに回ります。
果たして、ミステリーはこんな状態からどんな球を放つのか!?
第一球、投げた!
「フワッ」
おおっと、まさかの超スローボール!
このまさかの投球に動じることも無く、星くんはあっさりとセンター前へヒットを放ちます。
このまま追加点か?と思った矢先、セカンドを守る選手がなんと超ファインプレー!
スゲエ、飛んでる!(ちがう)
あまりの展開に驚きを隠せずにいる虹ヶ丘ナインに、ミステリー君がそのトリックを明かします。
実はミステリー君は「マリオネット」なる能力も持っており、選手の守備の能力をあやつれることも出来てしまうそうな。
なので、全員の能力をメットマン級の野球の天才にしてしまう事も可能という恐ろしい能力でもあるわけです。
ですが、この能力は操られる側の選手の体力の消耗も激しいため、すぐに力尽きて倒れてしまう諸刃の刃!
なお、大事なチームメイトがこうなった場合も「まあ、あと8人いるし、問題ありません!」と使えなくなった選手は即見捨て、すぐにまた能力を操れる元気な選手に切り替えるのがミステリー流!
操られる選手側にとっても、恐ろしい能力だ!
しかし、そんなミステリー采配が見事的中。7回まで5点リードの状態で最終回を迎えました。
そして、ここで来たぞホワイト君!
(なお、この打球はファインプレーであっさりアウト取られてあと2人の状態になります)
そんなわけで、あと2人の状態に追い込まれ再びあきらめムードの漂い始める虹ヶ丘ナイン。
もうだめなのか・・・。
いや!まだ、虹ヶ丘には赤星がいた!!
この試合は魔城中メンバーとして出場しているので試合には参加できませんが、スタンドから檄を飛ばします。
この赤星からの檄で気合を取り戻した虹ヶ丘ナインたち!
先程からのミステリー君による「マリオネット」の酷使で魔城中の守備陣がボロボロになったこともあり、この回で一気に2点を奪取し満塁の状態に!
そして2アウトの状況で打順は星くんに回りました。
ダブルプレーで即試合終了という極限状態ですが、先程のミステリー君の遅い球ならメットマンの力を使い切ってしまった星くんにだって確実に打てます。
ですが・・・。
「もしかして、私が遅い球しか投げられないと思っています?」
「言い忘れましたが・・・、『マリオネット』はわたしにも使えます!!」
この衝撃のカミングアウトと同時にバットが折れるほどの剛速球をブン投げるミステリー君!
じゃあ始めっから使えよ! でも、そうしちゃうと自分の体力がすぐに尽きてしまうから切り札として温存していたわけですね。
うーん、老獪な奴だ!
しかし星くんも、みんなが繋いでくれたこの一打席を無駄にするわけにはいかない!
そして禁断のメットマンの能力を使い、見事なホームランを放つのでした。
ミステリーも「マリオネット」で星くんのホームランを阻止しようとしますが、その使いすぎた「マリオネット」によって魔城中ナインは疲労困憊状態で全員動けない状態。
個人主義に走りチームプレイを怠った結果が、試合の敗北へと繋がったのでありました。
いやあ、野球漫画としてはベタな内容でしたけど、今回のこの展開は本当にいいと思いました。
そして試合に勝つことはできましたが、メットマンの力を使い切ってしまった事で倒れてしまった空くん。
果たしてどうなるのか!?といった所でまた次回。
なお、次号からはむぎわらしんたろう先生による「南極カチコチ大冒険」の漫画も始まるので忘れずにチェックしましょう。以上。
(参考:今月のコロコロ情報!! 「のび太の南極カチコチ大冒険」ワクワク応援プロジェクトが始動するぞ!!!! )