中川ホメオパシー先生のバトルヒロイン漫画「干支天使チアラット」の第2巻が発売されています。
この漫画の１話試し読み＆最新話はWEB漫画サイト「リイドカフェ」で読めるぞ！
（関連記事：中川ホメオパシー先生の干支天使チアラット・バトル少年カズヤ発売記念イベントに行ってきました ）
単行本帯にも書いてありましたが、つい先日実写映画化が決定したりと絶好調なこの作品。
こうなったら、次に目指すはアニメ化！
ここは是非ともそのアニメが大ヒットして、その影響で誰でも知ってるような漫画家さんがチアラットのファンアートを書いちゃったり、コミケでチアラットの薄い本が大量に売られてしまうような狂った世の中になってほしいぞ！
さて、第２巻では新たな干支天使であるチアムートンやチアレグホンが登場したりといろいろ動きがありましたが、
展開自体は相変わらずどうかしてる内容がずっと続いているような感じなので、そういう意味ではあまり変わってないのかもしれません。
そんなやりたい放題な「干支天使チアラット」ですが、
作品の根底として「『美少女戦士セーラームーン』へのリスペクト」があるので、どれだけやりたい放題やっていても、物語自体の破綻とかは一切してないんですよね。
チアラットのシンボルである「干支」と「惑星」を入れ替えれば、まんまセーラームーンになりますし、お話の途中で追加戦士が出てくるのもセーラームーンといっしょ。
それと、前に中川ホメオパシー先生がヤンチャン烈で連載していたコラムでも「セーラームーンで性的興奮を覚えた」みたいなことを書いていた記憶もある。
なので、セーラームーンのファンの人がこの漫画を読んだら、自分とはまた違った視点の感想を持つんじゃないかなあと思ったりするのですよ。
ただ、自分はセーラームーンには全く詳しくないので、今日もいつものように作中のドラえもんパロディをいじることしかできないのであった。
というわけで、第２巻収録「コハクのヒロイン大作戦」には明らかにドラえもんをリスペクトしたシーンが多数ありました。
近頃アイドル熱が高まりつつあるチアタイガーこと虎縞コハクちゃんが、空き地でリサイタルを行う所から物語は始まる！
リサイタルといえば空き地！ 空き地といえば土管！ 常識的に考えればまったくおかしくない流れだ！
でも、それだけではドラえもんリスペクトだと気付かない読者もいるかもしれないのでダメ押しでもう一発ドラえもんネタ。
ちなみにネットでもよく見かけるこのドラえもんのプーックスクス顔は、原作の「シンガーソングライター」というお話で出てくるもの。
作曲作りに悩んでいるジャイアンをドラえもんが助けてあげる・・・と実はチアラットのこの回の内容ともちょっと一致していたりする回なのですが、それを知った上でこのネタを使ったのだったらちょっとスゴイ。
なお、このお話の次の回では「まんが道」ネタもあったりする。
でもここ最近は、連載も軌道に乗って中川ホメオパシー先生の実力だけで勝負できる環境が整ったせいか、
この手のパロディが出てくることも少なくなってきている。
ただ、3巻収録予定の第28話でこのブログ向きのネタを見つけてしまったので、また第3巻が発売された頃に紹介したいと思います。
藤子不二雄パロディがある限り、この漫画のレビュー（特に内容について触れてないけど）は終わらないぞ！
あと、作中に出てくる漫画家志望の女子高生・手塚純子さんの描いた恋愛漫画「サタニック・キュン・キュン・ヘッド」は必見です。
これ、普通に講談社とかで連載できそうだけどなあ。
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