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富山県からブログ更新 その2(氷見市の街中における藤子Aキャラの描かれ具合について)

※この記事は富山県のホテルの一室にて作成されたものです。

 

今日は富山県氷見市に行ってました。

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氷見市比美町商店街では、忍者ハットリさんの誕生日である5月5日にあわせて毎年「藤子不二雄Ⓐまんがワールドまつり」というイベントを開催しており、

自分もそのイベントに行くために毎年ゴールデンウィークに富山旅行の予定を組んでいたりします。

今年の「藤子不二雄Ⓐまんがワールドまつり」の詳細については、また後日改めて書くのでお楽しみに・・・。

 

 

さて、氷見市藤子不二雄A先生の出身地ですので、

当たり前っちゃあ当たり前の話になるのかもしれませんが、

氷見市では、街中に藤子不二雄A作品のキャラクターが描かれている光景を多く見かけます。

 

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例えば、こういうオーソドックスなものとか、

 

 

みんなが知ってるこんな感じの大きめのやつから、

 

 

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ひみ番屋街にあった忍者ハットリくんに、

 

 

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ガラスに描かれた怪物くん。

 

 

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個人的には、氷見駅の観光案内所で見つけたチラシの重し用の石に描かれていた忍者ハットリさんなんかがお気に入りです。

 

 

自分は普段から「街のドラえもん」というカテゴリで、街で発見したドラえもんの写真をブログで発表し続けているのですが、

普段、街を歩いていて見つかる藤子キャラというのはほとんどが「ドラえもん」。

もしくは藤子F作品のキャラで、藤子A作品のキャラクターを街で見かけることはほとんどありません。

なので、氷見市みたいに藤子Aキャラが街中にたくさんいるってのは実は珍しかったりするんですね。ええ。

 

 

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そういう考え方で行くと、逆に氷見市の街中にいるドラえもんってのはかなり貴重な存在なのかもしれません。

(※画像は商店街の自転車屋さんの前で見つけたものです。)

 

 

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というわけで、今日からキミが氷見市代表のドラえもんだ!

誰がなんと言おうと俺が勝手に決めさせていただく!

これからも氷見市代表のドラえもんとしてこの場所で頑張ってくれ! 以上!

 

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えびはら武司「藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編」発売!これを読めば「バケルくん」が終わった理由がわかる?

4月27日にえびはら武司藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道 名作秘話編」が発売されました。

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2015年に発売された「藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道」の続編。

前巻は主に藤子スタジオ内での出来事や、藤子不二雄先生との思い出などが描かれておりましたが、

今巻では、「ドラえもん」や「魔太郎がくる!」などの名作誕生ウラ話を中心に描いた内容となっております。

 

約1年前に書いた前巻の感想はこちら。→【ドラえもん本レビューその49】藤子スタジオアシスタント日記 まいっちんぐマンガ道

 

 

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この漫画に出てくるエピソードはあくまでもえびはら先生の記憶を元に描いているため、

もしかしたら事実と違っているかもしれませんし、中には「そんな話誰でも知ってるよ!」というようなエピソードもあったりします。

しかし、「藤子先生の元アシスタント」という経験から描かれる製作秘話の数々には、当人でしか知りえなかった情報も含まれていたりと、最後まで楽しく読むことが出来ました。

 

 

例えば、名作「のび太の恐竜」にあったありえないミス!

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熱烈な藤子ファンから「1980年当時にバランス釜はおかしい」との真っ当な指摘が入った!

誰だこんな時代錯誤なモノを描いたのは!

 

 

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はい、えびはら先生でしたー。

 

 

さらにツッコミは続く!

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スネ夫の家は豪邸なのに玄関のブザーが庶民的すぎる」との意見!

ちょっと指摘が細かいような気もするが、確かにその通りだ!

誰だ、そんなブザーを描いたのは!

 

 

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はい、えびはら先生でしたー。

 

 

さらにさらに!

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「なんで運動オンチののび太君の家にバレーボールが置いてあるのか?」とのツッコミ!

全く、しつこいな君も! でも言いたい事はわかる!

誰なんだ!バレーボールなんて描いたのは!?

 

 

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はい、えびはら先生でし(以下略)

 

 

まあ、このくだりで何が言いたいかというと、

えびはら先生は藤子スタジオのアシスタントとしては初期メンバーにあたるため、

「実はあの藤子作品のあのシーンの作画を担当していたのは自分です」みたいなカミングアウトがこの本にはたくさんあるので、漫画を読んでいて「えっ?」と驚かされてしまうことがしばしばありました。

さらに、ネタバレになるのであまり言えませんが「えびはら先生が原因であの名作のあのシーンが描かれた」という製作裏話もあったりするため、

この本を読んでいるうちに、何だかえびはら先生が藤子作品の歴史改変をするタイムトラベラーのように見えてきました。

 

 

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そしてこの本を読んでいて一番気になったのが「えびはら先生のせいで『バケルくん』が終わってしまったかもしれない」というカミングアウト。

当時ドラえもんも連載中だった藤本先生に「新連載(バケルくん)」の設定を一任されたえびはら先生だったのですが・・・。

もしも、えびはら先生があの時アレでコレしていたら、バケルくんがドラえもんのポジションになっていたかもという可能性があったわけですね。

やっぱりえびはら先生は藤子作品の歴史改変専門のタイムトラベラーだ!

 

 

そんなわけで、藤子作品に詳しい人も詳しくない人も十分に楽しめる一冊だと思います。

巻末に載っている著名人お祝いイラストの人選の謎っぷりも見どころですよ。

そして個人的には、そろそろえびはら先生による「まいっちんぐマチコ先生の製作裏話」も読んでみたいです。

ウィキペディアを見ただけでも、実にマンガ映えしそうなエピソードがいっぱいあると思うんですがねえ。

 

 

最後に、やたら漫画の設定にこだわる人が現われた時に使えそうな藤本先生の言葉を貼って終わりにしたいと思います。

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マンガは楽しんで読もう!

 

 

 

5月5日のドラめくり

今日5月5日のドラめくり。

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こどもの日。F全集ドラえもん12巻「げんきえさ」より。

 

【お知らせ】

今日は「 関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」放送のため、今週の「ドラえもん」はお休みです。

【祝】ニッポンアニメ100「発表!あなたが選ぶアニメベスト100」で「星の子ポロン」38位、「ガンとゴン」99位にランクイン!

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星の子ポロンまとめアンテナを通じて初めてこのブログにやってきたポロニストの皆さん、こんにちは!

 

 

さて、5月3日(水・祝)に放送された「発表!あなたが選ぶアニメ ベスト100」のアニメランキングにて、

「星の子ポロン」38位に、「ガンとゴン」99位にランクインしました!

日本国民が選んだベストアニメ100選に時報映画社作品が2つもランクイン!

 

ドラえもん」などの国民的アニメを数々生み出してきたあのシンエイ動画もこのランキングベスト100に1作品も入らなかった(ここ重要)という事実だけでも、今回のランクインがどれくらいすごいことなのがわかると思います。

星の子ポロンやガンとゴンは国民的アニメだった・・・!?

 

 

 

 

 自分は旅行中だったのでリアルタイムで番組を見ることができませんでしたが、これらの画像だけでもわかる「星の子ポロン」の異質感!

日本には名作といわれているアニメが他にもごまんとあるのに、なんでポロンがランクインできたんだろう?(素朴な疑問)

 

 

そもそも、同じ70年代のアニメの「ドラえもん(1979)」が304位だったのに、何で数年前まで誰も知らなかったようなマイナーアニメが38位になるんだよ!

あのチャー研ですら70年代アニメの中でベスト10にランクインしていたというのに!

このランキングの結果だけ見たら、世間じゃ星の子ポロンはドラえもんより人気のアニメ作品ってことになるのか!?

 

ちくしょう、もういい! 今日から俺は星の子ポロンアンチを名乗ってやる!

星の子ポロンなんて、しょせん話の展開メチャクチャでろくに絵も動いてないマイナーアニメだ!!

あれ、アンチなのに言ってる事がファンだった頃と変わってないぞ!(オチっぽいものがついたので終了)

 

おきあがりポロンちゃん(25cm) No.346 *色はご指定できません

おきあがりポロンちゃん(25cm) No.346 *色はご指定できません

 

 

漫画「ドラえもん」を「ピストルを持った時だけ特殊な形状になるドラえもんの手」中心に語ってみようのコーナー

昨日の記事の最後で話した「ピストルを持った時だけ特殊な形状になるドラえもんの手」が気になってしょうがなかったので、単独記事にしてみました。

 

 

「ピストルを持った時だけ特殊な形状になるドラえもんの手」というのはどういうのかというと、

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こういう手のことを言います。

ピストルを持った時だけドラえもんの手が急に人間の手と変わらなくなるの、なんか怖くないですか?

 

 

 

そういう所に注目して見てみると、

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他にもこういう所とか、

 

 

 

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こういう所とか、

 

 

 

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こういう所とか、

 

 

 

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こういう所など、

 

あらゆる場面において、ドラえもんの手が特殊な形状になっているのがわかりますね。

「手がゴムマリだからあやとりが出来ない」「じゃんけんでグーしか出せない」などのイメージから不便に思われることの多いドラえもんの手ですが、

こんな感じでピストルの引き金が引けたり、実は黒電話のダイヤルが回せたりと、実はドラえもんのペタリハンド(正式名称)って意外と便利なんですよね。

 

 

このまま、「ドラえもんの手が特殊な形状になっているシーン」を全部集めてみようかと思ってみたのですが、

「進め!ホワイト・フラッグ隊!!(仮店舗)」というブログが自分が求めていた感じの記事を書いておりましたので、その記事を紹介して今日は終わりにしたいと思います。

 ・藤子・F・不二雄のGUN世界 第1回「ドラえもんワールドのGUN リアル・西部劇編」

 ・藤子・F・不二雄のGUN世界 第2回「ドラえもんワールドのGUN 道具・その他編 その1」

 ・藤子・F・不二雄のGUN世界 第3回「ドラえもんワールドのGUN 道具・その他編 その2」 

 ・藤子・F・不二雄のGUN世界 第4回「ドラえもんワールドのGUN 道具・その他編 その3」 

 ・藤子・F・不二雄のGUN世界 第5回「ドラえもんワールドのGUN 道具・その他編 その4」 

 ・藤子・F・不二雄のGUN世界 第6回「ドラえもんワールドのGUN オマケ編」 

 

ドラえもんの作品内に出てきた銃について詳しく解説している記事なのですが、

ところどころでドラえもんの手が特殊な形状になっているシーンが出てくるので必見ですよ。(特に第5回・第6回あたりがおススメ)

 

ドラえもん ひみつ道具 限定版 くうき砲

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