12月15日(土曜日)発売の「コロコロアニキ2019冬号」の藤子不二雄先生情報と連載漫画全作品の感想です。
だいぶ遅くなっちゃったけど、「ミラコロコミック」発売前(1月25日)までに感想記事が書き終えられたので早いほうだと思うよ。思え。
まずは今号における藤子不二雄要素。
付録として今回は『怪物くん』のパズドラのシリアルコードがついてきました。
1月6日までやっていた『藤子不二雄A展』の紹介記事も。
こんな場末のブログを読んでいるような人なら、当然行ってますよね?(謎の圧力)
といったところで、 今号のコロコロアニキの漫画感想のほうにうつりたいと思います。
・「ハイパーダッシュ!四駆郎」休載。
次号には再開予定とのこと。武井先生は他の連載も休載しているとのことなので、お身体が心配です。
・「ゲームセンターあらし」(すがやみつる)
読み切り。元祖プロゲーマーが35年ぶりに宇宙から帰って来た!
作中で描かれていた時の流れがなかなかにエグい。大文字財閥、なくなっちゃったのか・・・。
すがや先生は今回の読み切りをすべて「iPad Pro」で描いたとのこと。今年で78歳ということにも驚きました。
「アーケードゲーマーふぶき」作者・吉崎観音先生も直筆で復活読み切りに参加だ!
この前の「ケロロ軍曹」にふぶきちゃんが出てたのも、今回の読み切りの参加で久しぶりに「アーケードゲーマーふぶき」を描きたくなったからなのかも。
・「コロコロ時代」(ながいのりあき)
ながいのりあき先生が登場。
といっても「がんばれ!キッカーズ」の思い出ではなく、すがや先生の思い出について語る内容でした。
こんなカッコいいことされちゃったら、ながい先生じゃなくとも惚れちゃいますわ。
・「あるウィクロス初心者がブースターパックを買って出たカードから4コママンガを描く4コママンガ」(大川ぶくぶ)
今回はブースターパック「レトリック」を開封。
自分も居酒屋メニューたらふく食べた後にティラミスは食べる気しないなあ。
・「爆転シュート ベイブレード ライジング」(青木たかお)
レイvsマオの同郷対決だ!
女性キャラがメインの回ってこの作品だとなんか珍しい気がしますね。
・「コロッケ! BLACK LABEL」(樫本学ヴ)
ポー&テト、プリンプリンなど懐かしいキャラが登場。
アニキの読者層的に、爺さんを拷問するよりもテトを拷問したほうがよかったんじゃないですかねえ(最低)
プリンプリンはシリアス展開になっても、ギャグポジションのままなんですね。
・「爆走兄弟レッツ&ゴー!! ReturnRacers!!」(こしたてつひろ)
大神軍団のカイ、ゲン、レイが新シリーズに再びやって来た!
あれ、前にマシン壊されたの、また元通りになったんだっけ。
烈たちに素直にワケを話せば花を届けることくらい協力してくれそうな気もするけど、男のプライドがそれを許さなかったか。
・「星のカービィ デデデでプププなものがたり」(ひかわ博一)
今月から新連載「それゆけ!デデデ大王」スタート!と思わせておいての、スピンオフネタだ!
メタナイトのスピンオフ漫画は普通に需要がありそう。有名な「通りすがりのジョニーです」もメタナイト登場回のときだったっけか。
・「Yの箱船」(原作:天樹征丸 漫画:石蕗永地)
回またぎの謎解き問題なしの1話完結回。終局が見えてきたんでしょうかね。
「全部の錠剤をすべて粉にして同じ分量で分ける」って解法を思いついたけど、正しい解き方のほうがずっと簡単だった。
あんだけカズマたちに悪口を言っていても、錠剤を泉に投げ捨てたりはしないキキさんはやっぱり優しい人です。
内藤哲也回。トランキーロ!あっせんなよ!(言いたかっただけ)
どんなに腹の立つ相手でもプロレスラーとして手を出さないのは当然のことですが、やっぱり偉い。
・「フューチャーカード 神バディファイト ホーリー異伝」(吉田正紀)
クリスマス回。そして、田神さんとリリーが大激突だ!
楽しかった記憶を失ったとしても、また新しい思い出を作ることはできますからね。
そもそも、組織から金持って逃げようとしたあのオヤジこそが諸悪の根源なのでは。
復活読み切り。くにおくんって最終回でアメリカに行ったはずじゃ・・・。
ひろしがスマホを使っているところに時代を感じますね。それでも「エロは紙に限る」というのは確かにわかります。
最後のオチがちょっと弱く感じたのは自分だけか?
リザードン登場。今回のようにあえてフリを無視することで笑いを生むパターンもあるぞ!
・「マキシマムザ亮君の必殺!!アウトサイダー広告代理人」(監修・脚本:マキシマムザ亮君 作画:藤異秀明)
一足お先に、上の書籍でこのマンガの最終回が載っているそうですが、アニキでの最終回は次号となります。
本編で任天堂本社を出してるのに欄外の作者コメントでデレマスの話をする藤異先生がかっこいい。いや、あっちは「仕天堂」だからいいのか。
便所サンダルのほうはニシ君を電気アンマで昇天させたおかげで無事解決。 次号、感動の最終回だ!
前号につづいて、こちらの作品でものんき君の「ドピュー」が!
そして、本編後のコラム「これ作ったヤツに一杯おごりたい(今号で最終回)」でドラえもんのほぼ日手帳が紹介されていました。
たぶん書籍化されないだろうから、ここに画像を残しておきます。
・「バンバンドリドリ」(ニャロメロン)
クリスマス回。聖夜にサンタさんを信じる女の子の部屋で起きた奇跡。いいお話でした。
・「コロコロ創刊伝説」(のむらしんぼ)
2本立て。玉井たけし先生編と、伝説の少女向け雑誌「ぴょんぴょん」編。
玉井たけし先生が持っている「コロコロコミックで一番多くの作品を連載した記録」はまだ破られてないのかな?
ぴょんぴょんは、「ドラミちゃん(いそほゆうすけ)」が載っていた雑誌という印象がやっぱり強いです。
雑誌自体はけっきょく4年間しか続かなかったことを、作中ではうまいことはぐらかしているような気がしてならないぞ。
カイアンツの新監督にパラダツノリ氏が就任だ!
あのスマホアプリをもってしても、1998年のキヨハラくんは出せなさそうなのが悲しい。
・「切札勝舞はマジック・ザ・ギャザリングを使いつづける」(原作:松本しげのぶ 漫画:コーヘー)
黄昏ミミ&白凰が初登場。このマンガにも白凰くんは普通に出てくるんですね。
超動「土地ころがし」は、MTG好きな小学生の前でやったら結構ウケそうなのでやってみたい。
少年エースのほうでもマジック・ザ・ギャザリングを題材にしたマンガが最近始まったばかりなので、もしかしたら2019年に本格的なMTGのリバイバルブールが来るのかもしれないぞ。
・「劇画ガールズ&パンツァー」(小林源文)
今回は「砲兵」について。情報が多すぎて最早マンガなのか教科書なのかわかんねえなこれ。
このマンガを参考にしながらやれば、戦争素人の自分でも対戦車砲が撃つことができそうだ。
・「死.tv」(カネダカズヤ)
地上100メートルのビルの屋上で人間将棋バトル。戦犯デス・アルパカ。
たしかに「敵の大将を落としたら勝ち」とは一言も言ってなかったですね。巧妙な叙述トリックだ!
・「装甲娘」(河本ひろし)
このマンガの連載は続くけど、ゲームの長期メンテナンスもまだまだ続く!今年夏に再開予定だそうです。
温泉入った後の卓球とギャグ漫画の爆発オチは、ド定番中のド定番!
最終回。あれから数十年。大人になった198Xメモリーズ少年たちの今を描く。
「ゲームセンターあらし」の復活読み切りと同じ号にこの最終回が載っているの、なんかいいですね。
連載お疲れさまでした。
・「でんぢゃらすリーマン」(曽山一寿)
田舎の駅と、ホームレスと、貰ったローション。
なんともリアルなエピソードだけど、もしかして曽山先生の実話なんじゃ・・・。
こういうふとした感情から失踪しちゃうサラリーマンの人、実際いるんだろうなあ。
・「おもわず出したくな~れマンガ すげこま乱入 GOD SAVE THE アンケートハガキ!」(永野のりこ)
『GOD SAVE THE すげこまくん!』の永野のりこ先生がコロコロアニキに登場!! | コロコロオンライン|コロコロコミック公式
巻末アンケート漫画枠にまさかの「すげこまくん」降臨! たまらん人にとってはたまらんビッグゲストだ!
電子書籍での発売も始まったので、みんなも読みましょうね。
昨年話題になったアニメ『SSSS.GRIDMAN』を見て、すげこまくんを思いだした人も多いとか多くないとか。
感想は以上です。
次号の「コロコロアニキ2019春号」は3月15日(金曜日)発売予定。
平成最後のアニキなので、平成を締めくくるにふさわしい内容になっているとうれしいですね。
お楽しみに!