2018年4月27日放送分 ネタバレ注意!
●宝島クッキング●
今週はしずかちゃんの顔をキャラ弁で制作。
「青いふりかけ」ってドラえもんの体の色再現したい時以外でいつ使うんだろう?(レシピはこちらから)
うら山危険生物パーク(アニメオリジナル)
今週のドラえもんは、毎年恒例のゴールデンウィーク特別企画!(去年のGW特別企画)
でも、今回のどこが「GW特別企画」なのか、あまりよくわからないまま終わってしまった。
毎年思ってるけど、何が特別なんだろう?
さて、物語は「海外のサファリパークに行った時の映像」をみんなに見せびらかすスネ夫くんからスタート。
スネ夫の自慢を受けて「ぼくも動物たちと直に触れ合いたい」と羨ましがるのび太くんのために、
ドラえもんは『ほんもの図鑑』から取り出した動物で、自分オリジナルの動物園をつくることを提案します。
さっそく取り出した小動物たちで、
空き地に「のび太動物園」(入園料10円)をオープンしたのび太くん。
しかし、安全面の関係で大きな動物を出すことができない自分の動物園の現状に満足いかないご様子。
そこで、今度は大きな動物を出しても大丈夫なうら山に場所を変え、
ゾウやサイにゴリラにハシビロコウなどといった大型動物を放し飼いにした「のび太サファリパーク」を開くのでありました。みんみー。
それにしても、スネ夫君も学校があるのによく海外のサファリパークまで旅行に行けたもんだ。
それこそ、ゴールデンウィークを利用して海外まで行ったのかな?
ドラえもんだって、ほんもの図鑑なんて使わずとも、
どこでもドアでアフリカなりに行けばすぐにのび太くんも満足させられそうなもんですが、
そんなことしても、話がたいして盛り上がらないまま終わりを迎えそうな気もするので、そこが難しいところ。
子守用ロボットはのび太君のワガママと作品の盛り上がりを熟慮した上で道具を出さないといけないから厄介ですなあ。
ドラえもんが「シマウマは人に決してなつかない」という、ちょっとした動物豆知識を披露していたところへ、
何を思ったのか、ジャイアンとスネ夫が『ほんもの図鑑』から取り出したカピパラをいきなりドラえもんに見せつけてきた!
この一瞬の行動に、カピバラを巨大ネズミだと勘違いしてしまったドラえもんはあっという間に卒倒。
ジャイアンとスネ夫はそのスキに『ほんもの図鑑』を強奪していくのでした。
自分たちも動物を、それも刺激的な動物を出してみたかった2人は「きけん生物」の図鑑から何か動物を出してみることに。
テキトーに図鑑を叩いてみたところ、出てきたのは刺激的とは程遠いイメージの動物であるカバさん。
図鑑にこそ「大人しそうに見えるけど、実は獰猛で人を襲うこともすごく多い」という解説が載っていましたが、
とてもそうとは思えない見た目に油断したジャイアンは「うはは、そんなカバな~」と親父ギャグを飛ばしながら接近。
カバの顔をペシぺシ叩く余裕っぷりまで見せていましたが、
この行為にさすがのカバさんもキレたらしく、急に目つきをかえてジャイアンに襲いかかってきた!
自分が持っていたイメージと大きくかけ離れた機敏な動きと凄みのある咆哮を持つカバに追いかけられ、すっかりパニック状態に陥るジャイアンとスネ夫でしたが、
駆け付けたドラえもんがすんでのところで『桃太郎印のきびだんご』をカバの口に放り込んでくれたおかげで、なんとか命拾いすることができました。
実は、動物に詳しい人の中で「カバ最強説」を唱える人はけっこう多かったりする。
それくらいカバは危険な生物なのだ。
もしも「お風呂場のドアを開けたら中でカバが座っていた」なんて状況が起きた時は、ムダに刺激することは避け、
お近くの動物園や市役所あたりに電話するのがベターですな。
そういや『星の子ポロン』に出てくるカバも、空腹による幻覚で客人を食べようとする危険なやつだった。
あの時カバの王さまがおいしそうに食べていたお肉だって、一般的に食べられている家畜の肉なのかどうかもまったくの謎だ。
で、この一連の騒ぎによって「きけん生物」の図鑑の生き物のほとんどが街の中に逃げてしまったことが判明。
「桃太郎印のきびだんご」も使い切ってしまったので、ここは「さがしものアンテナ」を使って地道に逃げた動物たちを捕まえていきましょう。
犬の顔を模した道具で、探している物の方向に向かって「ワンワン!」と吠えてくれる優れものです。
けど、似たような効果を持つ道具、他にもあったような・・・。
学校に逃げたコモドオオトカゲ、
剛田家の庭に隠れていたカミツキガメ、公園にいたラーテルなどを、次々と図鑑の中に戻していくドラえもん達。
「コモドオオトカゲは変温動物なので寒くなると動きが止まる」「ラーテルはハチミツが大好き」などといった動物豆知識を生かしながら、動物たちを確保していくぞ。
作中に出てくる危険生物たちの作画が妙にリアルだったところもいいですね。
アニメーターさんたちの頑張り、お察しします。
そして作画がリアルだったことで、
「カミツキガメの甲羅の上で腰を抜かしてしまったのび太くんの股のあいだから、カメが頭をニュッと伸ばしてきたシーン」がなんか性的なアレにしか見えないといった理由で、
放送終了後にその画像がTwitter上でちょっとだけバズっていたことも書き残しておきます。
こうして、残る生物は野比家に逃げ込んでいたトラさんの1匹のみ!
説明するまでもなく捕獲危険度マックスな猛獣でありますが、
ドラえもんが持っていたマタタビが効いてくれたおかげでどうにか捕まえることが出来たのでした。 たあーっ!(やけくそ)
無事に全ての危険生物を図鑑に戻すことができてひと安心のドラえもん達。
しかし、何故かジャイアンがほんもの図鑑の中に入ってしまっていたという、原作のほうの「ほんもの図鑑」と同じオチに発展していた。
なんで、ここまできて原作と同じオチにしたんだろう?
どうせだったら「おばけ」とか「きょうりゅう」のほんもの図鑑の生物も全部出しちゃってれば、さらに面白いことになってたかもしれないぞ。
ちょうどこの放送日と同じ日に新装版「新オバQ」の単行本も出ていたことですし。
そんな適当な事を言いつつ、1本目のお話はこれでおしまいです。
あと、このお話のすぐ後に、
「小学館の図鑑NEO」と「こぐまのケーキ屋さん」のCMが流れていたのがちょっと面白かったです。
●ドララ~!宝島探検隊●
今週はいつものエンディングではなく、Aパートの間に入るCMのあとでの放送。
映画でも活躍していた「ミニドラ」の紹介でした。
昼夜問わず、肉体労働や船の修理作業をさせられるミニドラがなんだか奴隷扱いされてるように見えてきたのは、自分の気のせいだろうか?
でも、ロボットは本来そういう人間ができない過酷な作業をやらせる目的で作られたのもあって・・・。
はいどうたづな(コミックス12巻収録)
2本目は自転車に乗ることを諦めたのび太君が、代わりに乗馬をマスターしてみんなを見返してやろうとするお話。
イヌやネコをウマと同じパワーとスピードにすることのできる道具「はいどうたづな」を使って、乗馬のひみつ特訓だ!
さっきの話(Aパート)もそうだったけど、ここ最近のアニメドラえもんは動物が関わってくるお話が多い気がしますね。
のび太くんの発想自体は、根本的な問題解決に全くなってないような気がするけど、
「自転車はタイヤが2本しかないからひっくり返るけど、ウマは足が4本あるから簡単」というのび太くんの理論にはぐうの音も出ない。
確かにタイヤが2つしかない自転車に比べ、タイヤが4つある自動車が突然ひっくり返るなんてことはまず無い。
一輪車なんか、自転車を乗りこなすよりずっと難しそうですし。
のび太君も、ここは間を取って、三輪車に乗ってみるのはどうだろうか?
あとAパートののび太君が既に、ウマに乗るよりもずっと難しそうなシマウマに乗っているシーンがあったりするけど、そこらへんについてはどうなんだろう?
まあ、アレはきっと桃太郎印のきびだんごのおかげで乗馬できているのでしょう。
あの危険生物たちも『はいどうたづな』があれば、ウマみたいに乗りこなせたのかな?
のら猫やのら犬相手に乗馬を挑むも、コツを掴めずに落馬を繰り返すのび太くん。
どうも練馬区には、狂犬病対策もしてなさそうな犬猫が平成30年の時点になってもいっぱいいるらしい。恐ろしい。
そりゃのび太くんも学校帰りに犬にかまれたりするわけだ。
でも、のら犬やのら猫以外で身近に『はいどうたづな』を使えそうな動物っていないだろうしなあ。
未来の世界って、ああ見えて実はのら犬が町にウジャウジャいたりするのだろうか?
ただ、のら犬がダメでも、乗馬の練習ならペットとして飼われている犬を使ってもいい。
のび太くんはしずかちゃんの飼い犬・ペロをターゲットに定め、強引に『はいどうたづな』をつけるのでした。
うーむ。病気で死にかけたこともある老犬相手とは思えない、かなりムチャな行為だ。(※コミックス3巻参照)
その現場を現行犯で目撃していた飼い主のしずかちゃんもよく怒らなかったもんだ。
こうして、せっかくの乗馬計画も失敗に終わったのび太くん。
まずはドラえもんで馬に乗るコツを掴んでから・・・という形で丸く?収まりました。
世の中、なかなかうまくいかないもんですね。ウマだけに。(まさかの駄洒落締め)
■次回予告■
来週5月4日の放送は「決定版!これが日本の名曲だ!」放送の為お休み。
次回の放送は5月11日。
「ママをとりかえっこ」「ざぶとんにもたましいがある」の2本をお送りします。
- 作者: 塩見一雄,山内健生,森哲,成島悦雄,小野展嗣,和田浩志,仲谷一宏,吹春俊光,松井正文,篠原現人,小松浩典,夏秋優,上里博,松浦啓一,大和田守
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/06/23
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
『ウマ箱』第1コーナー(アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』トレーナーズBOX) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2018/07/18
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログを見る