SHIINBLOG

原子おはじき

あさおきて ひるねして よるねた(※藤子不二雄関連の話題をいろいろ書いているブログです)

TVアニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」第3話感想(弁当戦争&ああ、愛しの583系)

第3話感想です。これまでの感想はこちら。

TVアニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」第1話感想(白昼夢&ご利用は計画的に)

TVアニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」第2話感想(温泉奇行&マボロシガイシャ)

 

 

弁当戦争原作:SALE65「弁当戦争」)

自分のお母さんと彼女が作る弁当を巡って、板挟みになってしまった甘江優男(27歳・サラリーマン)のお話。演じるのは宮田幸季氏だ。

 

自分がこのお話の原作を読んだ時は「藤子A先生が内容を考えながら描いた結果、最終2ページまで描いてもいいオチが思いつかなかったせいで、あんな行き当たりばったりのオチになってしまった」と感じてしまったせいで、

個人的にあまりお気に入りの回では無かったのですが、このアニメでは展開がうまいこと再構成されていたおかげで、何も違和感を感じることなく見ることが出来ました。

まあ、この感想はあくまでも個人の主観なので、実際の原作が面白いか面白くないのかについては自分の目で確かめてくれ。

元のお話は電子書籍版「笑ゥせぇるすまん」第4巻に載ってるので、アニメを見て気になった人は是非原作のほうもチェックするといいぞ。

 

さて、劇中では「古い」と言われていたお母さんの作るお弁当だけど、アニメで見るせいかけっこう旨そうに見えた。

ふだん肉や魚を食べない藤子不二雄Ⓐ先生が好みそうなお弁当である。

何となく「PARマンの情熱的な日々」で描かれていた愛妻弁当とメニューも似ているような気が。

 

そして、終始ダメ人間として描かれている甘江くんも「お母さんのお弁当を食べたふりをして捨てる」という選択をしないところがいいですな。

今回のアニメではやたら怖い顔をしていたり、海苔弁当のノリに「マサオヲトルナ」と細工をしていたお母さんですが、

自分の息子に対して食べ物を粗末にしないという基本的な躾を欠かさない良識人であったことが窺える。

ちゃんとお母さんにも筋を通しておけば、あの彼女さんとも意外と仲良くやれたかもしれないニィ。

ただ、あの彼女さんも言ってたけど、こんな弁当のことくらいでいちいち自分の意見も主張できないようじゃ、仮に結婚してもうまくいかなそうだよなあ。

 

あと、どんな料理でも最高の味になる調味料「歓味粉」が今回のアニメでは「デリシャスパウダー」に名前が変わっていた。

なぜ名称を変えたのかはわかりませんが、こっちの名前のほうが効能も分かりやすいですな。

 

 

ああ、愛しの583系(アニメオリジナル)

2本目は鉄道オタクの加米良鉄也(49歳・営業マン)が主人公。演じるのは金谷ヒデユキさん。ボキャ天でいうところの地獄のスナフキンさんですね。

かつては営業のエースだったものの、現在はうだつの上がらぬサラリーマンとなってしまった男である。

 

なお、彼の務めている会社は埼玉県大宮駅の近くにあるらしく、

鉄道ファンの知識を生かして大宮から上野東京ラインを使って新宿までの乗換をスマートに行う描写もあった。

埼玉県在住である自分も、東京へ行く時は必ず大宮駅を通るので彼にはちょっとだけ親近感がわく。

 

それに、BAR魔の巣でも自分が撮影した「雪の立山連邦を走る特急「北越」の動画」を見せていましたが、

おそらくアレも、大宮駅から北陸新幹線に乗って富山県まで行って撮影したんだろうなあと思うと感慨深い。

これも自分が以前同じルートで富山県旅行に行ったってだけなんですが。

そもそも予算の都合で新幹線じゃなくて深夜バスで富山まで行ったって可能性も十分あり得るし、アニメと現実の話をゴッチャにしてもキリも無いので自分の経験談はもうここらへんでおしまい。

 

で、そんな彼のユメは寝台特急の583系(ゴッパーサン)に乗る事。

普段の会社勤めで年下の上司にいびられ続けてココロのスキマを作りまくっている彼のため、喪黒は「鉄道会社にお願いして」その夢を叶えてあげることにしました。

無人の大宮駅のホームに現れた583系への貸切乗車に感動する加米良さん。同乗した喪黒と一緒に寝台特急で酒を酌み交わすのでありました。

寝台特急での飲酒は楽しそうだけど、他の客が喪黒しかいないってのは何かいやだなあ。

翌朝目覚めたらどこか知らない世界に停車してそうだ。

 

夢だった寝台特急に乗れて大満足の加米良さんでしたが、

喪黒から「列車を貸し切ってお酒を呑めるのは今回だけの特別。間違ってももう一度乗ろうとしてはいけませんよ」と念を押されてしまいました。

原作でもよくある、「もう1回やってはいけないよ」縛りだ!

 

心機一転、仕事に励もうとする加米良さん。

ですが、年下の上司のイビリに耐え切れずにとうとう手を出してしまい、何もかもが嫌になった彼がビール瓶片手に向かったのは、あの大宮駅のホームでした。

「最後にもう一度だけゴッパーサンに会いたい」と願う加米良さん。

すると、目の前にあの583系が現われたではありませんか!

初見時はこのまま彼がゴッパーサンの走る線路に飛び込んで話が終わるんじゃないかと思って不安になってましたが、別にそんなことなくてひと安心しました。

 

第1話・第2話にも出てきた「ヨツボシビール」を飲みながら583系を愛でる加米良さんでしたが、何故か車掌さんのコスプレをしていた喪黒に「約束を破りましたね」と捕まってしまうのでした。

原作でお決まりのパターンだ!

あの車掌コスプレも「せっかくの電車内なのにいつも通りの格好ではつまらないのでは?」と思った喪黒のユーモアなのでしょう。きっと。

 

こうして車掌の喪黒にドーンされてしまった加米良さん。

おそらく583系と同化して荷物入れるところの中か、床下のどこかに入れられてしまっただろうと思うけど、何度場面を見返しても彼がどこにいるんだかわからんかった。

例えば「583系の座席に変える」とか視聴者からも解りやすい代償にしてくれればよかったのになあ。

ちょっとオチが弱く感じたぞ、喪黒!

 

そして「彼にとって、夢は夢のまま心に描いていた方がよかったのではないでしょうかねえ ホーッホッホ」とその場を立ち去る喪黒なのでした。

次回へ続く。

 

TVアニメ『笑ゥせぇるすまんNEW』主題歌シングル

TVアニメ『笑ゥせぇるすまんNEW』主題歌シングル

 
TVアニメ『笑ゥせぇるすまんNEW』主題歌「Don't(TV-size)/ドーン!やられちゃった節(TV-size)」

TVアニメ『笑ゥせぇるすまんNEW』主題歌「Don't(TV-size)/ドーン!やられちゃった節(TV-size)」