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【ドラえもん本レビューその19】映画ストーリー ドラえもんのび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)

 

映画ストーリー ドラえもんのび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)

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出版社:小学館

発行日:2015年5月3日

定価:457円(税抜)

全192頁

 

 

皆さんは先週3月4日に放送された映画「のび太の宇宙英雄記」はご覧になりましたでしょうか?

 

内容については特にここでは語りませんが、とりあえず時間を巻き戻すというオチはどうかと思う。

あれがいいなら今年の「新・日本誕生」でもギガゾンビが亜空間破壊装置使う時にバーガー監督を出してしまえば巻き戻しで全て解決するという問題が起きてしまう。そんな日本誕生、どうなの?

 

でも、私は「宇宙英雄記」は見ていて楽しい映画と思います。何てったってメーバさんがかわいい。

f:id:genshiohajiki:20160309033543p:plain(公式HPより拝借)

アメーバ状なのになんとなくセクシーなのがかわいい。画像左下のメガネかけてるメーバさんもかわいい。何かカチンカチンライトで固めてみたい。

 

 

そんな「宇宙英雄記」の漫画版も昨年の映画公開から少し遅れて発売されております。

一応はむぎわらしんたろう先生作の映画原作まんがということになっているのですが、はっきり言ってこの漫画の内容と映画の内容はかなり違ってるので、この漫画を読んだだけで「宇宙英雄記」を語ったりするとたぶん恥をかくことになると思います。

というよりも、これまでにも映画オリジナル作品の同じようなコミカライズは出てきましたがそのほとんどが映画の内容と違ってますからね。むしろ漫画版の方が分かりやすかったりするのも・・・。

 

「宇宙英雄記」に話を戻します。「宇宙英雄記」での違いというと、

例えば映画ではヒーロースーツの能力を強調したかったためかあまりひみつ道具を使わず、全体的に頭突きオンリーだったドラえもんが漫画版だと多種多様なひみつ道具を使っていたりとか、

バーガー監督が中盤でポックル星の人たちが三悪人・ハイド達に騙されている事を気付かせるためのちょっとしたキーアイテムになったりだとか、

実はこの漫画版でも禁断の時間戻しオチが使われていたりするのですが、そこではさらに展開にひと手間加えることで、ちゃんと腑に落ちるような終わり方になっていたりとか、

 

ポックル星の謎のスーパーヒーロー・ポックルマンが出てきたりとか、

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ドラえもんスーパーロボットヒーローになったりとか、

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究極正義の合体ヒーロー・ジャイアントのびしずスネえもんが登場したりします。

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しかし、この漫画一番の目玉は、映画版では覚醒前にやられてしまった大ボス・イカ―ロス様の完全体が拝めるという点です!

こればっかりは画像は貼りませんよ。是非とも実際に漫画を買ってその目で確かめてください。あんな映画のちっこいイカみたいなのが完全体なんかじゃないぞ!

本当の完全体イカ―ロス様はもっと気持ち悪いフォルムしてるからな!

 

 

そして漫画版のデザインがいろいろ変わったメーバさんもかわいい。

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腕組みメーバさんかわいい

 

 

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自慢の身体をドヤ顔で自慢するメーバさんかわいい

 

 

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カチンカチンライトで固められて「あっ!」ってなってるメーバさんかわいい

 

 

とまあ、こんな感じです。

 

多少ネタ記事に走ってしまったところもありますが、漫画の内容自体は映画の疑問点をうまく解消する、普通に漫画単体として読んでも面白い作品となっており、

もしも映画の方が面白くないと思っている方は、こちらの漫画版を読んでその不満点を解消してから改めて「宇宙英雄記」を見てみてはいかがでしょうか?