7月18日に発売された、
池野恋先生のエッセイ漫画『ときめきまんが道 -池野恋40周年本-(上・下)』を読みました。
この作品は、池野恋先生がまんが家を目指し始めてから、
代表作のひとつである『ときめきトゥナイト』がアニメ化されるまでの漫画家人生を振り返ったエッセイ漫画でありまして、
本のタイトルに「まんが道」というワードが入っているということも手伝い、思わず購入してしまいました。
藤子ファンたるもの、
『まんが道』と題されている作品はやっぱり気になっちゃいますよね・・・・・自分だけか?
<ためし読み>
そんな不純な動機で読み始めた『ときめきまんが道』ですが、
「デビュー当時は漫画家と会社員の二足のわらじで生活」「『ときめきトゥナイト』は連載開始より先にアニメ化が決まった」などといった、
池野恋先生のぜんぜん平坦じゃない漫画家エピソードの数々に読む手が止まらず、あっと言う間に上下巻を読んでしまいました。
本家『まんが道』も、かなりの激動の日々を送っていましたが、
池野恋先生の「ときめきまんが道」も、それらとはまた違った種類の激動の日々を送っている!
内容自体はいつものコメディタッチで描かれていたので、気楽に読むことができましたが、
常人だったら、アニメ化決定のプレッシャーや疲労でつぶれててもおかしくないよなあとも思いました。
『ときめきトゥナイト』第二部開始直後に届いた読者のみなさんからのお便りも、
漫画の中では思い出話のひとつとして処理されてたけど、当時は絶対ツラかったはずだぞ。
でもそういった出来事も、
何だかんだでうまく乗り越えられちゃっているのが、池野恋先生のまたスゴイところなんだろうなあと感じました。
あと、単行本を読んでいて、
池野恋先生が「どうぶつの森 ポケットキャンプ」をやっているという情報を得られたのもよかったです。
このゲームをやっていれば、いつか池野恋先生とフレンドになれたりするんだろうか?
さて、こんな感じで漫画の感想を書いただけだと、
単なる漫画レビューブログになっちゃいそうなので、最後にこの本にあった「ドラえもん関連の話題」に触れて終わりにしたいと思います。
アニメの『ときめきトゥナイト』がはじまった頃は、
アニメドラえもんもまだ放送3年目ぐらいだったので、先生がそのことを知らなかったとしてもしょうがないですよ・・・。
『ときめきまんが道』を読んでいると、
池野恋先生の謙虚な性格がヒシヒシと伝わり、心が洗われる感覚を味わうこともできるので、
「『ときめきトゥナイト』をまったく知らない」という人でも充分に楽しめる一冊になっていると思います。
この本を読んで面白いと感じた人が、続けて『ときめきトゥナイト』も読んでみようと思ってもらえたら嬉しいですね。
そんなところで、今日はこれでおしまい。
今回買った 『ときめきまんが道』きっかけで「ときめきミッドナイト」の存在を知りました(遅い)