1月31日(月)発売の週刊少年ジャンプ掲載、
『ウィッチウォッチ』第47話の話を今からします。ネタバレにご注意ください。
今週の『ウィッチウォッチ』は、嬉野さんと真桑先生のマンガ制作回!
いいストーリーが思いつかずに悩む嬉野さんは、
電脳メロンさん(真桑先生)を原作担当に起用することで、より良い『うろんミラージュ』の二次創作を生み出そうとするのですが・・・。
そして、自分が驚いてしまった時、
思わず「学童社が潰れたことを知った時の森安なおやみたいな声」を出してしまう、真桑先生のクセも相変わらず健在でした。
さすが真桑先生。年間1000冊も漫画を読むオタクだけのことはある。
ここまで『まんが道』が身に沁みついているようなら、きっといい原作を書いてくれることでしょう。
ただ、作画担当の嬉野さんは「まんが家漫画といえば『バクマン。』」の世代っぽかったので、
2人が共同でおこなう漫画制作において、そこらへんのジェネレーションギャップがちょっと心配ではあった。
嬉野さんの世代的に、「トキワ荘」の存在すら知らない可能性もありそうなんですよね・・・えらいこっちゃ。
まあここは、二次創作の原作担当になったことを機に、
是非とも真桑先生には、嬉野さんに『まんが道』を布教していただきたいところです。
『まんが道』は50年前の作品とはいえ、
いま読んでも充分におもしろいマンガですし、漫画家のバイブルとしても広く知られている作品ですからね。
真桑先生も「この作品には漫画のすべてが詰まっている」みたいなことを言って、
ぜひとも嬉野さんに『まんが道』を読ませてあげてみてください。
真桑先生どころか、嬉野さんまで『まんが道』のファンになってくれたらもう怖いものはないぞ。
このまま2人そろって「令和の足塚茂道」を目指してくれ! 目指していいのか?
というワケで、今日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【※ここから先は読まなくていいです】
でも個人的に、今週の『ウィッチウォッチ』は、
前述の「まんが道ネタ」よりも、その後の三好先生のくだりに深く考えさせられてしまうところがありました。
どんなに読み込みが浅かろうが、キャラの心情よりもバトルシーンに興味を示していようが、
当の本人がその作品をたっぷり楽しめているのであれば、それでいいんですよね。
一読者である、自分が言うのも大変おこがましいですが、
まんがの楽しみ方・味わい方は人それぞれであり、各自で好き好きに読んで楽しんでいただくのが一番の正解なんじゃないかと。