今月11月15日に「コロコロアニキ」第7号が発売されました。
本当は全作品の感想を書いていきたいところですが、それだといつまで経っても終わらなさそうなので主な感想をざーっと書いていきます。
さて、ネットニュースなどでもご存知のように今号の「コロコロアニキ」でとんでもないサプライズがありました。
「バーコードファイター コロコロアニキ」でネット検索して、このブログまで辿り着いた人もいるんじゃないでしょうか。
そう、あれですよ!
別に募集もしてないのに、コロコロアニキに「あまいぞ!男吾」のエロパロまんがを送ってきた奴がいるということです。
バーコードファイター特別掲載なんかもありましたが、個人的にはこれが一番のサプライズでした。 たぶんこの漫画送ってきたやつは40代。
姫子や操の他にあえて二階堂姉妹をチョイスしてくるところがいい。実は他のヒロインも描いてたけどエロ過ぎてカットされた可能性もあるけど気にしない。
もしもコミケでこの人の同人誌が出てたら買っちゃうかもしれん。もしかしたらもう出してるのかもしれないけど。
謎のエロパロまんがに一番のサプライズは取られちゃったけど小野敏洋先生の「バーコードファイター」もよかったです。
今回は本編終了後の中学生となった烈くんたちが登場。バーコードバトラーは無くなっちゃったけど、作品の魂はまだ死んではいないぞ!
上のリンクの記事が面白かったので、内容とか詳しいことはそっちを見てね。(丸投げ)
桜ちゃんのお腹周りの描き方に小野敏洋先生のこだわりを感じる。
さらにサプライズ掲載枠として「ファミコンロッキー」のあさいもとゆき先生も登場!
今回はファミコンミニ発売記念での登場でしたが、ファミコンロッキーも是非とも新作が見たいところです。たしかこの漫画もお色気描写が多かった気が・・・。
作品自体は今でもマンガ図書館Zで無料で読めたりするので、興味のある方は是非。
そしてそして、連載20周年を記念して「ポケットモンスター」の穴久保幸作先生も登場だ!
現在の穴久保ポケモンを読んでいない人は「いつの間にかピカチュウが「ピカ」だけで会話ができるようになっている」事に戸惑っているに違いない。
ピカチュウが3行くらいの長いセリフとか喋ると、カッコもものすごく大きくなるんだぞ。
例:別冊コロコロ12月号より
なお、内容はレッドたちが連載20周年を記念して「これまでに自分たちがゲットしたポケモン」が何匹なのか数えたらまさかの0匹だったというオチ。
いやいや。普通に漫画でフリーザーとかカイリキーゲットしてたはずですし、そもそもカントーに至ってはポケモン図鑑完成させてたじゃないですか。なんで嘘ついちゃったの。
穴久保先生が読者を試しているのか、それとも本気で忘れているだけなのか謎だ。
「あまいぞ!男吾」の感想に行きましょう。
今回の「あまいぞ!男吾」は「ほいくえん!男吾」という題で登場! 男吾のルーツを探る内容となっていました。
男吾がいつも着ていた柔道着がお母さんのお古だという事が判明したり、例の防具が知子姉ちゃんのアイデアから来ているものだとわかったり。
今回出てきた真華(まさか)ちゃんは、今後の男吾新作で痩せて美人になった姿で再登場とかありそうな気がするなあ。
あと、知子姉ちゃんは小学2年生の時点であの性格が完成されていたという事実。そっちのルーツも見てみたい。
なお「コロコロアニキ7号」と同日に、あまいぞ男吾傑作選第2巻も発売されているので、そちらの方もご確認ください。
前号に掲載されていた「真夏のオトギ話」も収録されていますよ。
そして最後は、もちろん藤子不二雄関連の話題!
今号掲載の「コロコロ創刊伝説」は高橋名人のルーツを描く内容でしたが、名人と同じく当時のコロコロを支えていたドラえもんの登場もけっこう多かったです。
毎回様々な人がコロコロとの思い出を描く「コロコロ時代」。
今回は「ラブロマ」「タケヲちゃん物怪録」のとよ田みのる先生が登場しています。
とよ田みのる先生といえば藤子・F・不二雄先生の大ファンである事を公言しており、前述の「タケヲちゃん物怪録」にも、どこかで見かけたような造形の「にゃんポコ」なるキャラが出てくるほどです。
今回掲載された「とよ田のコロコロ開拓史」も、コロコロからドラえもんまでの熱い思いがたっぷりと描かれています。
1980年当時、まだ大長編ドラえもんコミックスが出ていないことを知ったとよ田少年の取った行動とは!?
そういえば、今回「バーコードファイター」を描かれた小野敏洋先生も、小学生の時にドラえもんのパロディ漫画を描いていたと発言されておりました。
やっぱりドラえもんは偉大だ!
そして漫画以外に今月この世を去ったたかや健二先生への思い出を綴った渋谷直角氏による特別寄稿も載っておりますので、是非ともご一読を。
次号は2017年3月15日発売予定。
来年はコロコロ40周年のメモリアルイヤー。何をやるのか期待して待ちましょう!