今週のドラえもん感想記事に書こうかと思ったけど、長くなりそうだったので別記事で書くことにしました。
ドラえもんに興味ある人以外はどうでもいい内容だと思うので。はい。
10月14日放送のドラえもん「ざくざく!地中でくだもの狩り」の回で「パワーつるはし」というひみつ道具が出てきました。
で、それをTwitterで実況していた僕はこんなことをつぶやきました。
あーこれ今年の映画でみたー(子供) #doraemon
— koukousei@スパムじゃないよ (@koukousei) 2016年10月14日
これは「『パワーつるはし』が今年の映画「新・日本誕生」で登場していた」という意味合いで書いたのですが、
あとで調べてみたところ、「新・日本誕生」に出ていたのはパワーつるはしではなく「らくらくつるはし」であることがわかりました。これは恥ずかしい。
両者の違いとしては「このつるはしを使うと、ほんの少しの力でも百倍にパワーアップされる」*3のが「パワーつるはし」で、
「地面が豆腐のように簡単に掘れるらくらくシャベルなど、軽い力で使える道具」*4なのが「らくらく道具(らくらくシャベル)」です。
いやあ、ホント似てますよね。
でもって。
この「ざくざく!地中でくだもの狩り」の回には「モグラロボット」というひみつ道具で穴を掘るシーンがあるのですが、
実はこれも「あれって『ジェットモグラ』のことじゃないの?」と違和感を覚えていました。
で、気になって再び原作を見返してみたところ、
ドラえもんはこの時だけ「モグラロボット」を使っていたのでした。ややこしい!
「ドラえもん検定」をやった時に「Q:「合成鉱山の素」の回でドラえもんが穴を掘るために使ったひみつ道具は?」という問題が出てきたら8割くらいの人が引っかかると思う。
ちなみにこの原作で「モグラロボット」の姿は描かれていないため、
アニメ公式サイトにある「ひみつ道具カタログ」のモグラロボットの絵は結構貴重です。
こんなかわいいデザインだったんですね。
さらにコミックス26巻収録「タイムカプセル」でノビスケが父親のタイムカプセルを掘ろうとする際に使ったモグラロボットの名前は、
「メカモグラ」ですし、
先日発売のコロコロで明らかにされた「南極カチコチ大冒険」で登場するひみつ道具一覧の中には、
「探検モグラ」なんて新しいひみつ道具も出るようです。ねじ巻き式だ!
何故こんなにも似たような道具が4つもあるのか?
「藤子F先生がジェットモグラの存在を忘れていた」等の現実的な以外で個人的にしっくり来る理由として、
以前どっかのドラえもん謎本で読んだ「メーカーによって同じ用途のひみつ道具を出していて、それぞれ名前の付け方が異なっているだけ」というのがありました。
これに関しては、こち亀の両さんがわかりやすく解説してくれているシーンがありますのでそちらの方を貼ってみたいと思います。
まあ、そういう感じです。
きっと未来の世界にも商標登録とか競合企業とかいろいろあって、こんな事態になっているんじゃないかなーと想像するのが一番都合がいいんじゃないかと。
この商標登録理論を使えば、「ソノウソホント」と「うそつ機」、「ひらりマント」と「反動マント」、「入れかえロープ」と「身代わりバー」と「トッカエ・バー」などの効果が被っているひみつ道具の存在意義についても解消されるわけです。
やったあ!というわけで、この記事書いてるのが深夜の2時なのでそろそろ終わりにして寝たいと思います。以上。
PS:wikipediaのヒラリマントの項目は内容がやたら充実してます。(特に「表記」のところ)