面白い記事を読みました。
「プリキュアの数字ブログ」さんによりますと、毎年発売される「プリキュアかるた」の「る」の札は11年間ずっと「誰かが留守番をしている」というパターンが続いていたんだそうです。
(※なお、昨年発売の「魔法つかいプリキュア!かるた」にて実に11年ぶりに「るすばん」の呪縛から脱却できています。)
確かに他のひらがなと違って始まる言葉の少ない「る」の札は難しそうです。
では、「ドラえもんかるた」における「る」の札はどうなっているのでしょうか。
去年発売された「ドラえもんかるた」の「る」の札を確認してみましょう。
さあ、どんな「る」が出るのかな?
「るうる(ルール)」でした。 そうか、それがあったか。
プリキュアかるたも「る」の札で「るすばん」にこだわらず、「ルール」って言葉も使えばよかったのに。
ただ、ドラえもんは「る」から始まる道具もいくつかあるので、そこから「る」を持ってくるのかと予想していただけにこのチョイスはけっこう意外でした。
絵札に使われているのも「ロボ警官と署長バッジ」と、ドラえもんの道具の中では割とマイナーなものですね。
こんな劇中で1回しか出てないような道具が描かれている絵札を取って、果たしてお子さん達は喜ぶのだろうか?
いや、「ドラえもんかるた」を買うのはそれこそドラえもんに興味を持っているお子さんしか買わないだろうから、名称を覚えてもらうためにも寧ろこういうマイナー道具を積極的に採用した方がいいのかも。
ドラえもんをあまり知らない子供にこの「ドラえもんかるた」を強制的にやらせることで、ひみつ道具やドラえもんの世界に興味を持ってもらうなんてことも・・・。
話がそれました。
最新版「ドラえもんかるた」では「ルール」だった「る」の札。
ならば、過去の「ドラえもんかるた」での「る」の札はどうなっているのか?
気になってヤフオク等で買い集めた過去の「ドラえもんかるた」から過去の「る」の札を確認してみることにしました。
今回は予算の関係等で4つしか手に入れることが出来ませんでしたが、大山ドラ時代のかるたが2つにわさドラ時代のかるたが2つと、かるたの製作時期のバランスは取れていると思います。
で、先に結果から言いますと、
ドラえもんかるたも「る」の札で「るすばん」している割合が高かったです。
今回手に入れることの出来た大山ドラ時代のかるたは2つとも「る」の札で「るすばん」をしておりました。
しかも、どちらも自分じゃなくてひみつ道具に留守番を任せるという内容。同じシチュエーションなせいか文章もほぼそっくりです。
そして当初の予想通り、「る」の札に「る」から始まる名前の道具を使っているパターンも発見。
「るうむすいまあ(ルームスイマー)」を絵札に使い、「ドラえもんかるた」らしくひみつ道具の名前をうまく有効活用していますね。
で、問題の「る」の札がこちら。
何故か「おかし牧草」が「る」の札になっているこの絵札。
本来「おかし牧草」を取りあげた絵札なら「お」の札になっていないと不自然です。
果たしてこの「る」はどういう読み札になっているのか?と思い、読み札を確かめてみたところ・・・・。
こうなっていました。
これがアリなら「る」の札、なんでもありじゃないか?
そもそも「おかし牧草でお菓子が増えて喜ぶ様子」を「るんるんるん」だけで表現しちゃってるのがすごい。
何か今回「ドラえもんかるた」を通して、かるたの難関である「る」の札の究極の解決法を学んでしまった気がするなあ。
というわけで、今回いろいろと「ドラえもんかるた」を見てきたわけですが、「る」の札以外にも面白そうな札が結構ありました。
また気が向いたら来年の正月辺りに「ドラえもんかるた」についての記事を書くかもしれませんし、いずれ発売されるであろう新しい「ドラえもんかるた」も買うでしょう。
その時はまた、ドラえもんの「る」の札も確かめてみようかと思います。おしまい。