さあ!気になる「過去作部門」の発表です!!(自分だけ盛り上がってる)
こっちは後編なので、先に下の記事から読んでね!
「過去作部門」大賞は・・・。(無駄な溜め)
過去作部門
大賞:こちら葛飾区亀有公園前派出所(作:秋本治)
今年は連載40年で完結となった「こち亀」にあげるべきでしょう。
受賞おめでとうございます。
なんてったって、こち亀って38年前の時点で既にドラえもんパロディやってたんですよ。(参考:こち亀の作中に登場するドラえもん達で振り返る「ドラえもんとこち亀40年の歴史」 - 原子おはじき)
まだ連載始まって2年目のことですし、テレビ朝日版ドラえもんすらまだ始まっていなかった頃の時代にドラえもん出してたんですから、すごいの一言しかありません。
もしかしたら「こち亀」が週刊少年漫画誌で最初にドラえもんのパロディをやった作品なのかもしれません。
とにかく、秋本先生連載お疲れ様でした。
そして、同じく2016年に完結した長期連載作品といいますと大島永遠「女子高生 Girls-High」もありますね。
(参考:大島永遠「女子高生 Girls-High」最終巻が発売されたぞ! - 原子おはじき)
双葉社の様々な漫画雑誌を渡り歩き、今年約15年にも及ぶ連載が完結いたしました。
そして、こちらでも漫画の主要キャラ・香田あかりのお兄ちゃんの名前が「香田たけし」だったりなど、さまざまな藤子ネタが確認できます。
あと、長期連載完結つながりとして、漫画とは違うかもしれないんですが、
今年「週刊漫画TIMES」にて53年もの間続けていた連載に幕を閉じた針すなお先生の描いたドラえもんもご覧ください。
これ絶対資料見ずに、記憶だけで描いたんだろうなあ。
(参考:週刊漫画Timesの「ウィークエンド笑」針すなおが終了。1964年から、トータル53年の目次ページ連載に幕。 - 情報中毒者、あるいは活字中毒者、もしくは物語中毒者の弁明)
はい、ラスト「特別賞」行きます。
特別賞
VS(作:アークポエミィ)
同人誌からの特別賞受賞です。(参考)
商業誌と違って同人誌はパロディ何でもありになってしまうので、審査対象外にしようと思っていたのですが、
この同人誌の内容で非常にビックリするようなことがあったので、特別賞とさせていただきました。
内容自体は「ポプテピピック」という漫画の同人誌で、京都アニメーションのキャラクターたちがいっぱい出てくるといった感じのお話となっております。
自分もその内容が面白そうだという理由で、何気なくこの同人誌を買い、気楽に読んでいたところ・・・。
いきなり何の脈絡もなく藤子キャラっぽいのが出てきたのでビックリしました。
この頃は本格的に「他の漫画に出てくる藤子パロディ探し」に夢中になっていた頃だったので、
この藤子不二雄と何の関係もないポプテピピックの同人誌を読んでいて、いきなり藤子キャラが出てきた時は、本当に神か何かが自分に憑りついたのかと思ったほどです。
しかもこれが特に意味のないパロディだったら「まあ、そういうこともあるよね」程度のスルーで終わるのですが、
上のコマに出てきている藤子キャラ作品(ドラ○もん・エスパー○美)のアニメってどちらも京都アニメーションが下請けとして関わってたりするんですよね。
もしかしたら「京都アニメーションつながりで藤子キャラを出した」という高度なパロディかもしれないですし、もしかしたら「何も考えないで出した」ということもありえますし、
どっちともとれないんですよねえ、これが。
そんなどうでもいい事を色々と考えてしまったので、特別賞とさせていただきます。おめでとうございました。
えー、こんな感じで「この藤子作品と関係ないのに藤子ネタが出てくるマンガがすごい!2016」の全部門の発表が終了いたしました。
もしかしたら来年もやるかもしれないし、やらないかもしれません。
今回惜しくも選ばれなかった作品なんかの他にも、藤子作品のパロディは見つけ次第「藤子不二雄警察」というカテゴリにぶちこんでおいてあるので、暇な時にでも見てください。
完全な逮捕案件からただのこじつけまで、多数取り揃えてあります。
このブログをご覧の皆様方も「このマンガにこんな藤子ネタがあったよ!」というのを見つけましたら、このブログやTwitterなどでお知らせください。
もしかしたら君の発見した藤子不二雄ネタが来年の大賞を取っちゃうかもしれないぞ。
おしまい。
似てる。