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未来転生アニマル野球まんが『ワン!』第20話の感想です。
<前回の感想>
【第20話】
天才野球少女・紺野二葉(こんの・ふたば)が、
この漫画の主人公かつ、天才野球少年でもある時和一成(ときわ・かずなり)に、一世一代の愛の告白をしたッ!!
そして、フラれてしまったッッ!!!
・・・いや、正確に言うなら「今は少しも時間をムダに出来ないんだ」と、
野球に全力で向き合う時和の姿を見た二葉が勝手に逃げ出してしまっただけであり、厳密には告白すらしていない。
そして告白もされていないので、彼のこれまでのリアクションを見るに、
時和は「二葉が自分に惚れていたこと」に、現時点でもまったく気づいてなさそうな気がする。
まあ、時和のあの野球一筋っぷりだと、
それこそ本人から言われでもしない限り、彼女の恋心に一生気づけなくてもおかしくはない。
これで「時和は二葉ちゃんを振った!ひどい男だ!」と批判されてしまうのは、さすがにかわいそうだ。
二葉もせめて、ダメ元でもいいから告白をする勇気を出してほしかった。
あの場面で告白をしないのは、打席にすら立ってないのと同じである。
例えどんな素人でも、打席に立ってとりあえず全力でバットを振っておけば、
ホームランを打つことはできなくても、出塁くらいはできる可能性は残っている。
野球も、恋愛も、まずはバットを振らなきゃ始まらないんですよ・・・と、
土手で隠れて告白の様子を見守っていた、二葉の友達2人にはそれくらいのエールを彼女に送ってもらいたかった。
いち野球人である二葉がその言葉を聞けば、
考えを改めてくれたんじゃないかと思うのですが・・・どうでしょうかね。
その後、謎のキツネに帽子を奪われた二葉は、神社の階段でスッテンコロリ。
気づけば、上野ジャングルズの遊撃手「狐雪舞(こゆき・まい)」として、違う世界に転生していた。
今回のお話でひとつわかった事として、どうやらあの謎のツノ男は、
イヌやキツネなどの「動物」を使役して、我々人間を別の世界に転生させる手口を多用しているらしい。
そして転生したら、狐雪舞や時和一成のように、その動物の姿にされてしまう。
異世界もので「トラックにはねられて転生」はよく聞くけど、
怪しい動物にボールや帽子などを奪われた時は、ほとんどアイツの仕業だと思ってよさそうだ。
全国の野球少年・少女たちよ。大事なモノを奪われたからといって、
うっかり謎のアニマルを深追いしすぎてしまうと、
お前も今日から動物にされてしまうぞ! 気をつけろ!!
でも、イヌやキツネなど、街中にいても不思議じゃない動物はけっこう限られているので、
仮に今後、新たなキャラが現れた時はそのモチーフとなった動物の姿から、
そいつが転生したのかしてないのかが、ある程度推測できそうだ。
たとえば、大阪キングキャニオンズの獅子堂光が、実は転生者だとした場合、
ツノ男は彼をこの世界に連れてくるために、街中にライオンを出現させたことになってしまう。
いくらなんでも、街中でライオンが出てくるのは、さすがにファンタジーすぎる。
ギャグにならない程度に抑えるなら、せいぜいネコとかタヌキ、いま流行りのクマくらいが限度でしょう。
もしくはギャグ方面に思い切り振りきって、
ドラゴンやフェニックスあたりの想像上の生き物を出してみたら、逆におもしろくなってしまうかも。
むしろ、龍の姿になって野球ができることを知ったら、
厨二心をくすぐられて、自ら転生を志願しそうな野球少年だって出てくるかもしれない。
ツノ男も、イヌやキツネとかの大衆的な動物に転生させるんじゃなく、
カッコいい動物に転生させたほうが、転生された側も納得するんじゃないだろうか?
そんなわけで、天才野球少女・紺野二葉は、
知らない世界でキツネの姿に転生して、野球をすることとなった。
転生直後の時点ではまだ元の世界に帰りたがっていたけど、いつ気が変わったんだろう?
彼女もそれなりに野球ひとすじの人生を送ってきたハズなのに、
そんな人が何故、元の世界に帰ろうとせず、ノリノリでアイドル活動をし、水着写真集を出すまでになってしまったのか。
そこが今、個人的に一番気になっているところではあります。
といったところで、今回の感想はここまで。
次回の更新は、6月15日(月曜日)予定となります。お楽しみに!
