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【感想記事】むぎわらしんたろう『ワン!』 第9話「父の記憶」

 

 

 

週刊コロコロコミックにて好評連載中!!

未来転生アニマル野球まんが『ワン!』第9話の感想です。

 

 

 

 

<前回の感想>

genshiohajiki.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

【第9話】

www.corocoro.jp

 

 

 

 

上野ジャングルズと大阪キングキャニオンズの試合は8回の表に突入。

 

 

7回裏に勝ち越しの2ランHRを決めたキャニオンズでありましたが、

チームのエース・獅子堂光のスタミナはすっかり枯渇しており、変身後のポコえもんくらい疲れ切っていた。

 

 

相手ピッチャーが万全ではない今、上野ジャングルズにもまだまだ逆転のチャンスはあるぞ!

 

 

 

 

 

そんな大事な場面で打席に立つは、我らが主人公・時和一成。

スタンドの大歓声を受けて、バットを握る手にも思わず力が入る!!

 

 

─── 獅子堂、さあ勝負だ!!

 

 

 

 

 

・・・って、いつから時和が打席に立つことになったんだ?

お前は控えメンバーじゃなかったのか!?

 

 

 

 

 

主人公の突然の代打出場に困惑していたら、本来の打順であるバッター・大神が登場。

どうやら時和は「みんなのガンバリを見ていたら自分も打ちたくなった」ので、勝手に打席に立っちゃったようです。

 

 

うーむ。野球星人の時和らしい、なんとも勝手すぎる行動だ。

読んでいるこっちは、ウッカリ1話読み飛ばしたのかと思っちゃったじゃないか。

 

 

 

 

 

さらに時和は「監督に許可を貰えば、自分も試合に出れるぞ!」と言わんばかりに、

ベンチ裏へと駆け出し、自分を代打で出してもらえるように、監督に直談判を申し出ていた。

 

 

 

 

自分は野球の知識がまったく無いので、

この時和の行動は、かなり無茶苦茶なように思える。

 

こういうのって「自分を代打で出してくれ」と言ったら、出してもらえるもんなんですかね?

 

 

野球の監督だって、試合の流れとかいろいろ考えて、

スタメンや代打を出すタイミングあたりを決めていそうなのに。

 

 

 

 

デートの途中で野球の練習に励みだしたり(第4話)、今回の代打騒動を起こしたりなど、

一連の言動を見るあたり、時和ってあんまり賢くないのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

とはいえ、ひと昔前の野球漫画だと、今回の時和のように、

自分を打席に立たせてもらうよう監督に直談判をする主人公の姿はよく見た気がする。

 

 

実際の野球で同じようなことをやったらどうなるのかは分かりませんが、

「王道野球漫画」を標榜する『ワン!』の主人公としては、あの時和の行動はある意味正しいのかもしれません。

 

 

 

 

 

そういえば獅子堂も、前話でピッチャー交代の指示を突っぱねて、

疲労困憊の中、今もマウンドに立ち続けている。

 

獅子堂、実はお前も時和と同じ「こっち側」の人間だったのか・・・?

 

 

 

 

 

 

<外部リンク>

 

 

 

 

そして時和は、上野ジャングルズの監督が「行方不明になった自分の父親」であり、

自分はその監督の息子であることを知ってしまう。

 

 

『ドッジ弾平』『デュエル・マスターズ』などの父親失踪系マンガにおいて、

「第9話」で親父の所在がわかってしまうの、もしかして史上最速記録なのでは?

 

 

 

 

 

しかし、あの監督は「自分が時和の行方不明の父親である」とは一言も言っておらず、

ただ単に、時和の転生元である「柴山藍」の父親なだけの可能性のほうが高くはある。

 

 

 

自分の息子相手だったら「オレはお前の父親だ」くらいは当然言うだろうし、

言ってる本人も、心の中で「何言ってんだコイツ・・・」と思っていそうだ。

 

 

この勘違い(?)は次回で解消されるのか。それとも意外と長く引っ張るのか?

 

 

 

 

 

といったところで、今回はここまで。

次回は10月27日(月曜日)更新予定です。お楽しみにー。

 

 

 

 

 

 

 

【自分用】

 

 

 

もう許してやれよ