どうも、こんにちは。
プラネタリウム満天(池袋)にて撮影
8月10日(土)に『プラネタリウム満天(池袋)』で上映中の作品、
『プラネタリウム ドラえもん 宇宙の模型』を見に行ってきました。
<外部リンク>
物語は、のび太くんがスネ夫にハワイの星空をじまんされたことがキッカケで、
ドラえもんと一緒に『天球儀』の中に入って、宇宙へ天体観測をしに行く・・・といった感じのお話。
この『宇宙の模型』は、現時点では全国各地のプラネタリウムでしか見られない、
完全オリジナルストーリーの作品ということで、
一介のドラえもん好きである自分としては、是非とも見に行きたかったんですよねえ。
この手の特殊な場所でのみ上映される作品は、ソフト化などの機会がない限り、
一度公開が終わってしまうと、その後二度と見られなくなる、いわゆる「ロストメディア」になってしまいがちなので・・・。
(トキメキソーラーくるまによん、死ぬまでに一度は見てみたいなあ・・・。)
<外部リンク>
で、ここからは『プラネタリウム ドラえもん 宇宙の模型』を見た感想をちょこっとだけ。
文章を推敲する時間が取れないため、箇条書きスタイルにて失礼します・・・。
・まず、本編前にひとつ前のOPである『夢をかなえてドラえもん』が流れたことに驚きました。
まさかプラネタリウムで、このオープニング映像が見られるとは!
冒頭から大人のドラえもんファンの心を掴んでくる、じつに憎いサプライズである。
・さらにエンディングでは『夢をかなえてドラえもん(キャラクターソングバージョン)』を起用。
なんで現行のOPを使わないんだろう?と疑問に思うところはあるけど、名曲が何度も聴けるのは嬉しい限りです。
・相も変わらず、のび太くん達へのじまん話が止まらないスネ夫くんだ!
今回はプラネタリウムらしく「ハワイの星空を見た経験」をじまんしているぞ。
「星空なんてどこで見たって同じだろ」という意見も想定内だとばかりに、
きっちり反論の用意もしていたところが、40年以上にわたって自慢話をやってきた人間の凄みを感じさせます。
・ことしの映画のように、今回は実際の宇宙に行くわけではなく、
『室内旅行記』や『天球儀』をつかった疑似的な宇宙旅行を楽しむのび太くん達。
・そういえば、自分も劇中で描写されて初めて気づきましたが、
『天球儀』はあくまでも「地球から見た星空の様子」を映し出したものなので、
あの道具の中にある宇宙における「地球」は、真っ黒い球体が浮かぶだけ(NO IMAGE)になってしまうんですね。
・もしもこれが説明なしで、ふつうに地球が表示されていても、自分はまったく気づいていなかったと思います。
『天体』だけでなく『ドラえもん』の設定も疎かにしない姿勢に、作り手側の誠実さを感じました。
・ちなみに『天球儀』のオプションで地球を表示させる機能自体はちゃんとあったから安心してくれ!
・劇中では、超新星爆発のような「星の終わり」を見に行こうとして、
ドラえもん達の乗る宇宙船がブラックホールにうっかり吸い込まれかけてしまうハプニングも発生。
・ドラえもん曰く「『天球儀』は実際の宇宙を精巧に再現している」とのことで、
もしもあの時、ブラックホールに吸い込まれていたら、ほんとうに死んでしまうっぽかった。
「『天球儀』の中の宇宙」でも、実際の宇宙空間と同様に死ぬ可能性があると思うと、普通に怖い。
・こんなアニメ本編との関係性がよくわからないような作品でドラえもん達が本当に死んじゃったら、一体どうなっていたんだろう?
・あと、前述のブラックホール騒動ほどではありませんが、
ドラえもんが『土星』の解説をしている時に、スネ夫くんが「どせぇ~(どしぇ~)」と親父ギャグを飛ばしていたことも印象に残りました。
・『宇宙の模型』をまだ見ていない人がこの記事を読んだら、
「この作品はスネ夫くんが土星ダジャレを言っている作品」という、どうでもよすぎる情報がインプットされてしまうんでしょうね。イヒヒ・・・。
・物語のオチ。学校でそういうことがあったから、スネ夫も「ハワイの星空」の話をしていたのか・・・。
点と線がつながったような気分だ。
・・・というわけで、感想は以上です。
藤子ブログゆえに『ドラえもん』を中心に語ってしまいましたが、
プラネタリウムが映し出す星空や銀河系の迫力に、とにかく圧倒されっぱなし。
今回は、完全に「ドラえもん目当て」でプラネタリウムを見に行ってしまいましたが、
仮にドラえもん要素を除いたとしても、天体のことをしっかり楽しんで学べる作品に仕上がっておりました。
自分のような大人ですら、こんなにも満足できるんですから、
ドラえもん好きのお子さんを『宇宙の模型』の上映に連れてってあげれば、ぜったいに喜んでくれるハズ。
皆さんもこの夏の思い出作りに、プラネタリウムはいかがですか?
プラネタリウムで撮った写真の数々
ちなみに『プラネタリウム ドラえもん 宇宙の模型』の本編終了後には、
約6分間の撮影OKタイムもあります。
これだけでも、入場料のもとは十分に取れたと思えるサービスに大感謝!
自分の席からだとジャイアンはこう映ってました。