4月11日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ2022年19号掲載『僕とロボコ』第84話の感想です。
ネタバレもあるのでご注意ください。
今週の『僕とロボコ』は、みんなで仲良くお花見をする回!
しかしその裏では、「料理の持ち込み」「一発芸」など、
「お花見」というイベントならではの、自分のセンスを試される場面が近づいていた・・・。
世間的な基準はわかりませんが、『僕とロボコ』基準だと、
お花見でのサラダの持ち込みは、
「取り分けにくい上にドレッシングの手間がかかる」という理由で評価が低く、
ケンタッキーのチキンは「わけやすく特別感はあるが、手が汚れる」とのことで、それなりの評価に終わってしまうらしい。
個人的には「めんつゆで作った味玉」を持っていきたいところなんですが、
『めんつゆ味玉』はあの審判さん的に、何点くらいになるんでしょうかね。
上記のふたつの料理だけだと、いまひとつ基準が分からないところがあるけど、
それがこの世界のルールだからしょうがないのである。
せめてこの世界における、「満点のお花見料理」がなんなのかについてくらいは、教えてもらいたかった。
なので、ここはあえて「寄せ鍋」「クリスマスケーキ」など、
どう考えてもお花見にあわなさそうな料理を持っていけば、なにかしらの採点基準がわかるかもしれないぞ。
お花見の一発芸にて、顔に隈取を施した「歌舞伎メイド」を披露していたロボコ。
ネタ自体は歌舞伎と全く関係ない漫談がメインだったけど、メイクそのものは似合っていたのでなによりでした。
みんなにも、そこそこウケていたようでしたし。
この隈取メイクさえあれば、
この先、ロボコが『ONEPIECE』のワノ国に行く機会があったとしても困らない!・・・のか?
そして、お話のラストで「明日からボンドくんが小学6年生になること」が明かされた今回。
今週は「ただただ皆で楽しくお花見をして終わる」と思っていただけに、これはなかなかのサプライズだった。
『僕とロボコ』の世界って、サザエさん時空じゃなかったのか・・・。
そして、「小学6年生に進級する」ということは、
あと1年ほどで、ボンドくん達は小学校を卒業することにもなってしまう。
「小学校卒業=連載終了」というイメージもあるだけに、そこはちょっと不安です。
このマンガも、あと1年ちょっとで終わってしまうのか?
とりあえず、モツオの海外留学の話もまだ片付いていないことも考えると、
ゆっくりかつ、静かにながらも、来週からさらにお話が動いていきそうであります。
次回からはじまる「小学6年生編」も、要チェックだ!
【今週の藤子不二雄要素を感じたシーン】
今週の『ウィッチウォッチ』の扉絵のあれは・・・たぶん全くの偶然なんでしょうね。
これは来週以降に、篠原先生から何かしらのコメントがあるかと。