SHIINBLOG

ドラえもん感想(ドラ誕2021直前スペシャル・のび太の恐竜[再])

 

 

 

 2021年9月4日放送分  ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

●ドラドラニュース●

 

 

 

午後6時56分からゴールデンタイムで放送される『ドラえもん誕生日スペシャル』に先駆けて、

いつもの時間帯(午後5時)では『ドラ誕2021直前スペシャル』を放送だ!

 

 

 

9月4日に放送しているスペシャルなのに、

「ドラ誕2021直前スペシャル」とは、一体どういうことなのか?

 

 

でもこのタイトルの矛盾については、番組を最後まで見てもよくわからないままなので、あまり気にしない方がいいぞ!

 

 

 

 

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」にて、

のび太くんの名前がついた新恐竜「エウブロンテス・ノビタイ」の足跡化石のレプリカの展示がはじまったことを受け、

 

ジャイアン役の声優・木村昴さんがFミュに寄贈された化石のレプリカを見にいく企画と、

昨年のドラえもん誕生日スペシャルで大反響を呼んだのび太の恐竜』の再放送で構成されていた今回のスペシャル。

 

 

 

というわけで、『のび太の恐竜』の再放送の前に、

まずは木村昴さんによる、Fミュージアム化石レポートをみんなで見ることにしましょう。

 

 

 

 

7月9日放送の「スーパーJチャンネル」のニュース映像をそのまま引用する形での、

「エウブロンテス・ノビタイ」の簡単な紹介を済ませた後、木村昴さんの化石レポートがスタート。

 

 

木村昴さんがFミュのどこかにある化石を探す」という設定のもと、

ミュージアムの宣伝を巧みに織り込んだコントを視聴者にお届けした後(のち)、関係者の方に化石のレプリカを見せていただく流れとなっておりました。

 

 

さすがジャイアン(の中の人)。

声優としての演技だけでなく、ロケレポートもなかなかうまいぞ。

 

 

 

 

 

今回、木村昴さんが化石のレプリカを見せてもらった「エウブロンテス・ノビタイ」は、

1億2500年前の白亜紀に生息していた、体長4メートルほどの肉食恐竜と考えられているらしい。

 

 

 

のび太の恐竜』のピー助がいたのは1億年前の白亜紀なので、それよりもさらに古い先輩恐竜になるわけですか。

 

1億2500年前当時の白亜紀では、

エウブロンテス・ノビタイとフタバスズキリュウ同士の絡みは、果たしてあったのだろうか?

 

 

 

さらにこの恐竜が発掘された場所である「中国」も、1億2500年前当時は日本と陸続きだったため、

今後、日本でエウブロンテス・ノビタイの化石が発掘される可能性もゼロではないとのこと。

 

ドラえもん』ファンのひとりとして、今後のエウブロンテス・ノビタイ研究の進展に期待するばかりです。

 

 

 

そしてこれから先、エウブロンテス・ノビタイの研究がさらに進んだら、

その研究結果を生かした最新アニメ映画のび太の新・新恐竜(仮題)』が制作されるかもしれないと思うと、非常にワクワクしますね。

 

 

まだ制作の予定すらない新作映画への思いを馳せつつ、

「ドラ誕2021直前スペシャル」は、『のび太の恐竜』の再放送へと移るのでありました。

 

 

 

 

 

 

のび太の恐竜(コミックス10巻収録)

そんなわけで、ここからはアニメの再放送。

去年のドラえもん誕生日スペシャルで放送された『のび太の恐竜』を、あらためてお送りします。

 

エピソードの詳しい内容については、去年の今ごろに書いた感想記事をご覧ください。

 

 

 

恐竜ハンターも出てこず、タイムマシンも故障しない世界線の『のび太の恐竜』。

劇中で数多く見受けられた「このアニメの原作が漫画であること」を意識した演出も、自分はすごく好きでした。

 

 

 

 

いや、それにしても、昨年の映画『のび太の新恐竜』が地上波初放映される前に、

TVアニメのほうの『のび太の恐竜』が先に再放送されてしまうとは思いもしませんでしたよ。

 

 

のび太の新恐竜』が一向にテレビで放映されないのって、

やっぱり『のび太の宇宙小戦争2021』の公開延期が影響しているんでしょうかねえ。

 

『STAND BY ME ドラえもん 2』の地上波初放映については、一体いつ頃になるのだろう?

 

 

 

 

のび太の新恐竜』を見たあとに、TVアニメ版『のび太の恐竜』を見ると、

フタバスズキリュウのピー助は、キューとミューよりもずっとタフな生物なように思えてくる。

 

 

もちろん「映画」と「TVアニメ」のメディアの違いもありますが、

白亜紀を生きてきた首長竜と、本来であれば絶滅していたはずの新恐竜とでは、やっぱり生命力に差があるのかもしれません。

 

 

 

そういえば、『のび太の新恐竜』では、

ピー助と同じようにミミズを食べさせなかったし、『成長促進剤』を飲ませたりもしていなかった。

 

 

 

令和のいま、恐竜をクスリで無理やり成長させる描写を出すのはさすがにダメだと思うけど、

 

好き嫌いの激しかったキューとは対照的に、

差し出されたものは何でも食べていたミューの前に「ミミズ」を差し出していたら、ミミズもしっかり食べちゃっていたのかどうかはちょっと気になる。

 

 

自分の想像の中のミューは、ミミズも平気で食べちゃいそうな気がするんだよなあ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

今回のTV版『のび太の恐竜』を見ていて、ふと思ったことです。

 

 

スネ夫も「のび太くんが恐竜の化石をまるごと発掘した」という発言を本当に信じてたフシもあったけど、

本当にのび太くんがピー助を見せた時はこういうことを言いそうではある。

 

 

スネ夫くんは口がうまいので、本当に恐竜を連れてきた時も詭弁でなんとかしちゃいそうだ。

 

 

 

 

こうなったら、のび太くん自身が新恐竜「エウブロンテス・ノビタイ」を発掘して、

さすがのスネ夫くんも言い訳ができない、完全勝利を目指してみるのはどうだろうか?

 

 

「エウブロンテス・ノビタイ」の名前の元ネタであるのび太くんが、

エウブロンテス・ノビタイを発掘するの、なんとなくドラえもん短編にありがちな展開っぽくて、なんだか良くないですか?

 

 

 

どうせなら、いつか本当に制作されるかもしれない、

のび太の新・新恐竜(仮題)』のシナリオも、これでいって良いんじゃないでしょうかね。

 

 

のび太とノビタイの出会いと別れを描いた感動超大作、公開日絶賛未定!

 

 

 

 

 

といったところで、今回のドラえもん感想は以上です。

 

 

 

 

 

●ドラドラニュース●

この回のエンディングでは、約1時間半後に放送する「ドラえもん誕生日スペシャル」の見どころと、

その番組内で行われるプレゼント企画の告知が流れていました。

 

 

 f:id:genshiohajiki:20210904205933j:plain

 

 

ちなみに、来週のBS朝日でもこの回を放送するらしいのですが、

ドラえもん誕生日スペシャル」の宣伝をガッツリ含んだエンディングをどう処理するのか、今から楽しみでなりません。

 

(※現時点で、BS朝日での『ドラえもん誕生日スペシャル』の放映予定はなし)

 

 

 

 

■次回予告■

この後、2021年9月4日の午後6時56分から『ドラえもん誕生日スペシャル』をお届け。

のび太の惑星探査ミッション」「マジックの使い道」「どら焼きが消えた日」をお送りします。

 

前回の感想:ドラえもん感想(ゴロアワセトウでキャンプしよう!&ロビンソンクルーソーセット[再])

次回の感想:ドラえもん感想(ドラえもん誕生日スペシャル・のび太の惑星探査ミッション&マジックの使い道&どら焼きが消えた日)