8月26日発売、ヤングジャンプ第39号掲載『イビルヒーローズ』第12話の感想です。
ネタバレもありますので、未見の方は注意してください。
第1話ためし読みはこちらからどうぞ。
今回は第4話以来となる「エメラルド・ソニック」が登場するお話。
なので、サブタイトルのナンバリングのほうも「エメラルド・ソニック②」となっております。
でも、最初にこのサブタイトルを見たときは、
担当編集さんがうっかりナンバリングを間違えたのかと、割と本気で思ってしまった。
第4話の時は番号が振られていなかったので、完全に記憶から無くなっていました・・・。
自分の記憶力低下問題はさておくとして、
前回ラストのあと、ヒデオたち3人は夜のレストランで作戦会議のようなものを行っていた。
前回はあんな終わり方をしていたので、
自分はてっきり、仲間を組んだその勢いで英雄を倒しにいくのかと思っていましたよ。
まあ、今日は夜も遅いですし、腹ごしらえも大事ですからね。
英雄殺しは、明日から頑張る!
そんな彼らの作戦会議では、
「寄生生物に適合した場合、肉体強化のほかに何かの能力に目覚める効果もある」という、わりと重要そうなお話をしていたのに、
その流れから「シュウジが子供の頃に杏につけたあだ名(メスゴリラ)を、いまだに根に持っていること」が判明。
杏とシュウジのつかみ合いの大ゲンカが起きそうになる一幕も発生していた。
ええい、おまえら仲良くしろ!!
とはいえ、久しぶりの再会だった第7話の頃とくらべ、
ヒデオくんと杏たちの仲は、すっかり元に戻っているようでした。
シュウジの中二入ってる感がちょっと気になるところだけど、
これでチームワークが完璧だったら、目標である「英雄(ヒーロー)殺し」もユメじゃないぞ!
しかしその一方で、ヒデオはまだ英雄殺しには乗り気でなく、
自分が戦う代わりとして、邪悪なもの(イビルス)に寄生されていない「本当の英雄」を見つけたい気持ちを明かしていた。
そりゃあ、せっかく貰った命を大切にしたい気持ちは十分にわかります。
でも、この先の展開でヒデオがまったく戦わないで済む展開が待ち受けているとはあまり思えない。
ヒデオくんの希望通り、
せめて「本当の英雄」が仲間になってくれれば、戦う回数も必然的に減りそうなのですが・・・。
テレビニュースで報じられた彼の活躍を見て、
ヒデオくんが少し関心を持っていた「エメラルド・ソニック」は、はたして本当の英雄なのか?
そして、当のエメラルド・ソニックも、
ヒデオくんを英雄サイドに勧誘する許可を得るべく、
第5話に登場していた謎のうさんくさ男・國島ハクと連絡をとっていた。
國島ハクはその外見から、最初に見た時から現在に至るまで、
「うさん臭い」以外の感想が浮かんでこない人物ですが、実はエメラルド・ソニックの上司なのかも。
どんなにビジュアルがうさん臭そうな人間でも、本当の英雄を束ねているのであれば、また話は変わってくるぞ。
果たしてヒデオくんは、エメラルド・ソニックからのお誘いにどのような反応を示すのか?
といったところで、物語は次回に続きます。
「シャドークロス」がウルトラジャンプ移籍になっちゃったので悲しいです。