6月3日発売、ヤングジャンプ第27号掲載『イビルヒーローズ』第2話の感想です。
第1話ためし読みはこちらからどうぞ。
ブルー・ガーディアンの異変に気付き、
ヒデオの前に新たなイビルヒーロー、バーニング・クリムゾンがあらわれた!
クリムゾンは自慢の炎攻撃を用いてヒデオたちを葬り去り、今回の出来事をすべて「トンネル事故」として処理するつもりのご様子。
こいつもやっぱり、ヤバい奴だ!
でも、ヒデオに自分の攻撃が効かず、はげしく動揺しているところを見るに、
バーニング・クリムゾンはそんなに恐れるべき相手でも無さそうではある。
心の中で「自分の摂氏2000度の燃焼攻撃が効かない?」と思ってしまうあたりも、かなりの小者っぷりだ。
ここはサックリと倒させていただいて、イビル側の情報を吐いてもらうなり、経験値を稼ぐなりさせてもらいましょう。
シルバーの魂を宿したことで、摂氏2000度の燃焼攻撃に耐えられるほどの肉体を手に入れたヒデオ。
いちおう、シルバーはイビルズ側のヒーローではないそうですが、
摂氏2000度に耐えられる時点で、じゅうぶん人間離れしてると思うのは気のせいか?
シルバーをはじめとする、あの世界のヒーローたちはみんな、
漫画『パーマン』でいうところの、パーマロゲンみたいな物質が放出されているのかもしれない。
ヒデオくんが高校生のわりにいい体つきをしているのも、シルバーの体内にあるパーマロゲン(仮称)のおかげだったりして。
あの世界のヒーローも、初めはみんな普通の人間として生まれてくるんだろうか?
そこから、成長と共にヒーローの能力がどんどん覚醒していくのかも。
そして、第1話で完全に死んだと思っていた、
ヒデオの幼馴染・ショウジが「嶽本修二」に名前を変え、生きていたことも判明。
全体的に頭が切れそうな印象を受けたと同時に、
自分が死んだと見せかけることのできるコネクションもあるなど、少なくともクリムゾンさんよりは、やり手な男っぽい。
今後の修二くんの活躍に、大いに期待することにいたしましょう。
新たなイビルヒーローと、有能キャラの登場によって、
「邪悪なもの(イビルズ)狩り」の展開が少しずつ動き始めだしたところで、物語は次回に続く。