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【5月28日の雑記】ヤングジャンプで光永康則先生の新連載『イビルヒーローズ』が始まりました。

 

 

こんにちは。

 

 

 

 

 

5月27日(木曜日)発売のヤングジャンプにて、

光永康則先生が原作(作画:入鹿良光)を務める新連載の作品『イビルヒーローズ』が始まりました。

 

 

 

 

 

tonarinoyj.jp

 

 

今から『イビルヒーローズ』第1話のネタバレ感想をたっぷりするつもりなので、

まだこの作品を読んでないって人は、 「となりのヤングジャンプ」で第1話を先に読んできてください。

 

 

むしろ、ヤンジャン本誌や「となりのヤングジャンプ」で既に『イビルヒーローズ』を読んでいるのであれば、

ここから先の文章はとくに読まなくても大丈夫です。

 

 

 

(以下、ネタバレ)

 

 

 

 

 

 

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前作の『カコとニセ探偵』以来、

約6年ぶりにヤングジャンプに帰還した光永先生の最新作は、アンチヒーローもの!

 

 

 

 

最近は週刊少年マガジンでも、

『戦隊大失格』『英戦のラブロック』といったアンチヒーローもの漫画の連載がはじまっていたので、

「これらの作品と設定がかぶっていたらどうしよう?」と人知れず不安になっていたのですが、

 

 

『イビルヒーローズ』の設定自体は、

「『邪悪なもの(イビルス)』を駆逐する存在である英雄(ヒーロー)も、実は『邪悪なもの(イビルス)』であった」という、

 

アンチヒーローものでありながら、SF要素も含んだような作品でもあったので、

とりあえず、上記の2作品と内容が被らなさそうなお話だったので一安心。

 

 

 

 

仲間の英雄(ヒーロー)の暴走を止められなかったことを償うために、

もうひとりの英雄・シャイニング・シルバーの命を授かった少年、薪宮英雄(まきみや・ひでお)がこの漫画の主人公だ!
 

 

 

 

 

仲間の暴走を食い止めれば、起こる事のなかった飛行機事故で亡くなった少年に対し、

自分の命を授けたシルバーの行動は、『ウルトラマン』の第1話を彷彿とさせるような展開であった。

 

 

英雄がみんな、自分の命を授けることができるとするなら、

彼と同じく英雄(?)になったヒデオくんも最終回あたりで、シルバーのように誰かに命を授ける展開があったりするのかもしれない。

 

 

 

 

 

冒頭でもちょっとだけ語られていましたが、

たしかに、この星のなんの縁(ゆかり)もない異星人が、ウルトラマンのように地球を守ろうとするのは、絶対的な動機が無ければおかしな話である。

 

 

 

英雄・ブルーの中に寄生していた「謎の生物」は、

ヒーローとして活躍していたブルーの体を何らかの手段で乗っ取ったのか、

それとも、はじめから「英雄・ブルー」の姿を騙って地球上に潜伏していたのかのどっちなんだろう?

 

 

第1話の時点では、あの「謎の生物」が、

何を目的として「地球を守るヒーロー」になったのかが全くわからないところが、かなり不気味だ。

 

 

 

 

彼ら(謎の生物)の最終的な目標は「地球侵略」だけど、

まずは地球人の信頼を得るためにヒーローになって、そのうちアメリカの大統領にでもなるつもりだったりして。

 

 

あの謎の生物が、我が国の政治方面を侵略しつつ、

ちょっとずつ地球上に自分たちの同胞を増やしていく作戦とするなら、かなり先の長い侵略計画になりそうだけど、

文明がかなり進歩している惑星を侵略するなら、これくらいの長いスパンをかけるくらいがちょうどいいのかも。

 

 

シルバーさんは、謎の生物に寄生される前はまともな思考をしていたのか、

当初から「『邪悪なもの』を退治するために無関係の民間人を殺して何が悪いの?」みたいな発想の人だったのかによっては、だいぶ印象も変わってくるぞ。

 

 

 

 

 

今後は英雄たちの真実を知ったヒデオくんが、

全国各地のヒーローをやっつけていく展開がはじまるのかと思いますが、

 

さすがに単身でヒーロー全員をやっつけるのはムリがあるので、

まずはそのうち作中に登場しそうなアンチヒーロー組織」みたいな団体に参加するのがベターなんじゃないかと。

 

 

 

でも今のところ、この国の民衆たちは、

英雄たちに対して悪いイメージを持っていないので、

ヒーローを滅ぼそうとしているヒデオくん側が必然的に悪役ポジションになってしまうのがつらい。

 

 

それこそ、「アンチヒーローもの漫画」にありがちな展開だ!

 

 

 

 

 

今回の連載で、光永先生は『カコとニセ探偵』の時とちがって原作担当に徹し、

「入鹿良光先生」という方が作画担当を務めるそうなので、そこらへんの化学反応にも期待したいところです。

 

 

 

ちなみに、作画担当の入鹿良光先生はSNSなどをやっていないらしく、

その名前をネットでググっても「過去の経歴」などの情報がほとんど出てこないため、

自分の中では、かなり謎の存在になっています。(※5月28日現在)

 

 

入鹿良光先生、ほんとうに実在する人なんだろうか?(失礼)

 

 

 

 

 

今後はほぼ一言感想くらいになっちゃいそうですが、

なるべく毎週、『イビルヒーローズ』の感想を書いていきたいです。おしまい。