4月12日(月曜)発売の、週刊少年ジャンプ19号掲載『僕とロボコ』第37話の感想です。
今週から連載がはじまった三浦糀先生の『アオのハコ』。
なるほど、これはかなり甘酸っぱいラブストーリーになっていきそうですね・・・。
いちおうこの漫画のメインヒロインは、バスケ部の千夏先輩だと思うのですが、
「新体操部の蝶野さん(たぶん主人公の幼馴染)」といった女の子も出てきたりと、なかなか一筋縄ではいかない恋模様が展開されそうな雰囲気もありました。
もしかしたらこの漫画は、毎週いろんな運動部の女の子が「ヒロイン」として登場する漫画になっていくのかもしれません。
『ぼくたちは勉強ができない』の体育会系バージョンみたいな作品も、意外と需要がありそうだぞ!
少年マガジンの『先生、好きです。』は、連載途中でマガポケ送りになっちゃったことと、作者さんの目次コメントが毎回「○○、好きです。」の定型文だったことだけが妙に記憶に残っています
— koukousei(美山田精一)@スパムじゃないよ (@koukousei) 2021年4月12日
『先生、好きです。』はマガポケで全話読めるので、『アオのハコ』で過去作に興味を持った人は全員読みましょう
— koukousei(美山田精一)@スパムじゃないよ (@koukousei) 2021年4月12日
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今週の『僕とロボコ』はセンターカラー!
ロボコがアイドルグループのセンターになるお話をお送りします。
『僕とロボコ』の世界には、オーダーメイドだけで構成されたアイドルユニット「ODM48」なるグループがあるらしい。
メンバーが全員メイドロボットのグループというのは、個人的にはあまりピンとこないけど、
オーダーメイドの存在が当たり前になっているこの世界では、別におかしくはない話ではある。
テレビで今やっている戦隊シリーズも、主人公以外全員ロボットという異色作らしいですし、
そのうち現実世界でも、ロボットアイドルのグループが大人気になったりする日がくるかもしれないぞ。
ODM48のオーディションには、書類審査の時点で落とされてしまったロボコでありましたが、
ハイパープロデューサーを務めるジョン・D・パーカーに才能を見出され、あっという間にスターダムの道を歩き始めてしまう。
パーカーさんの「アイドルファンは完璧なパフォーマンスよりも、何をするかわからない個性を求めている」という考えは確かにわかる。
でも、ロボコのようなあまりにも個性が強い子だと、逆にアイドルグループには不向きなような気もする。
いくらセンターとはいえ、ロボコの存在が強烈過ぎて、
他のメンバーがまったく目立たない、なんて事態に陥ったりしないだろうか?
とはいえ、世間にはその強烈過ぎる個性がウケたようで、
ロボコはテレビや雑誌に引っ張りだこの大人気アイドルになり、
ついには、ヤングジャンプの表紙で巻頭グラビアを飾るまでになってしまった。
さすが、ジョン・D・パーカー。
なんとなくDの意志を継いでいそうな名前をしているだけのことはあります。
あとロボコのグラビアは、ただ単純に「どういうものなのか見たい」という興味があるので、
一回だけでもいいから、ヤングジャンプ本誌で実際にグラビアをやってみてもらいたい。
過去にはVTuberがグラビアになったこともあるので、ロボコのグラビアだってやろうと思えばできるはずです。
まあ、べつに「やらない」という選択肢を選ぶのも、充分にアリですが・・・。
こうして、国民的アイドルになったロボコは、
ボンドくんの元を離れていってしまうのかと思いきや、わりとあっさり帰って来てくれた。
しかも、玄関からではなく、部屋の窓からご帰還だ!
人気絶頂のさなかでアイドル活動の休止を宣言したロボコ。
「忙しすぎてジャンプが全然読めないのが辛かったから」という理由もそこそこの要因になっていそうですが、
ロボコにとって、ボンドくんと一緒に居れなかったことが何よりも寂しかったのかもしれません。
やっぱりいつものロボコしか勝たん!!
というわけで、先週は出番が全くなかったけど、
今週はそれを巻き返すほどに大活躍をしていたロボコであった。
もしかすると、先週ロボコが1コマも出ていなかったのは、
それこそアイドル活動をしていて忙しい時期だったからなのかもしれない。
アイドル活動休止を宣言したロボコによる、来週以降の『僕とロボコ』の展開に期待だ!
【今週の藤子不二雄作品要素を感じたシーン】
やっぱりこのシーンですかね。