SHIINBLOG

3月16日のテレ玉「アニメ40's(第76回)」感想(新プロゴルファー猿&忍者ハットリくん)

 

プロゴルファー猿

第147話(第4話)「あの鯉のぼりを撃て!」

第148話(第5話)「魔のパター」

 

忍者ハットリくん

第609話「スーパー・エレキャット・スペシャルの巻」

第610話「消しゴム食べた獅子丸は・・・の巻」

第611話「応援合戦 五分前!!の巻」

第612話「目には目を耳には耳をでござるの巻」

第613話「忍法!吠えて一発早わかりの巻」

第614話「伊賀の知恵水!?の巻」

第615話「水中座禅に手を出すなの巻」

第616話「ホラー写真はおまかせでござるの巻」

第617話「ケムマキ秘伝究極の金縛りの巻」

第618話「剣道はメンドウでござるの巻」

第619話「忍法居ながらにしておみとおし!?の巻」 

 

 

 

 

 

3月16日放送の、テレ玉藤子Aアワー(第76回)の感想です。

さっそく、今週の『新プロゴルファー猿の感想からいきましょう。

 

 

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20210316231918j:plain

 

 

今週の一本目は、季節外れのこいのぼり回。

大きなこいのぼりが欲しい小丸のために奥山カントリーのキャディを務めてあげる、弟思いな猿丸の姿が見られる回です。

 

 

 

猿丸と支配人の掛け合いを見ていたら、インターネットで頻繁に見かける、

「何でもしますから」「いま”何でもする”って言ったよね?」のくだりがナチュラルに行われていたので、ちょっと面白く感じてしまった。

 

あのビデオの元ネタ、『新プロゴルファー猿』のこの回だったらどうしよう。

 

 

 

 

キャディさんの正体が猿丸だと知らず、

キャディのやる事成すこと全てに暴言を吐きまくっていたおっちゃんは本当にアレだった。

ゴルフをしてる時のおっちゃん、普段からこんな感じなのかなあ。

 

『新プロゴルファー猿』のおっちゃんは、『プロゴルファー猿』のおっちゃんと比べてかなり性格が悪くなっているぞ。

 

 

 

途中でオチが見えたとはいえ、

ドライバーショットでこいのぼりに繋がっているヒモを切ることができる猿丸はやっぱりすごい。

 

奥山カントリーの支配人さんはちょっとかわいそうだけど、おかげでハートフルなオチになったので許してください。

 

 

 

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20210316232317j:plain

 

 

今週の二本目。

骨董屋で「魔のパター」を手に入れたおっちゃんが、命と引き換えにパター名人になるお話だ!

藤子A作品の骨董つながりで、もしかしたら「変奇堂」が出てくるのかも?と思っていましたが、違うお店(時代屋)でした。

 

 

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20210316232615j:plain

 

 

パターに憑いた怨念のせいで、おっちゃんの顔もこんなことに。

人間、自信を持つとやっぱり顔つきも変わってくるもんなんですね。怨念がおんねん。

 

 

 

中丸が「お寺の住職に魔除けをしてもらおう!」と言っていたので、

てっきり修羅球寺に行くのかと思っていたら、違うお寺(猿谷寺)でした。(2回目)

 

 

 

猿丸の全身に経文を書いたり、ゴルフボールやクラブにマントラを刻んで魔除けをしたりなど、

なんだかこの回はずいぶんとオカルトじみた内容のエピソードだった。

 

でも、これくらい内容がぶっ飛んでいたほうが面白かったりしますし、

第5話まで見た限りでは、『新プロゴルファー猿』の中でこのお話が一番おもしろいと感じました。

 

 

 

とにもかくにも、猿谷寺の住職のおかげで、おっちゃんの命は救われたわけである。

寺生まれはスゴイ、俺はいろんな意味でそう思った。

 

 

 

 

 

 

続きまして『忍者ハットリくんの感想です。

テレ玉での再放送も600話を超え、残り話数もあと100話を切ってしまいました。

 

 

 

 

■第609話

お話の冒頭で菅谷政子さんの追悼テロップが。

これからもしばらくの間は、テレ玉で菅谷さんの声を毎週聞いていきたいと思います。合掌。

 

 

忍法エレキャット、まさかティッシュが弱点だったとは。

あの忍法が静電気に弱いとするなら、砂浜でエレキャットをつかったら砂鉄まみれになっちゃうのかもしれない。

 

猫の毛に触れただけで感電する新忍法、うっかり風下に立ってしまったら自分がダメージを受けてしまいそうだ。

怪我はなかったけど、毛がなくなってしまった影千代であった。

 

 

 

 

■第610話

獅子丸がシンゾウが大事にしていた「ちくわの消しゴム」を食べてしまった!

これがきっかけで獅子丸とシンゾウがケンカをする流れに発展していくわけだけど、ちくわ型の消しゴムって一体どういうやつなんだ?

本編にその姿が出てこなかったせいで、余計にその正体が気になってしまう。

 

 

ちくわえんぴつ

ちくわえんぴつ

 

 

いちおう、似たようなものがないかググってみましたが、

「ちくわのえんぴつ」はあるものの、「ちくわの消しゴム」は見つかりませんでした。

 獅子丸はこれも食べたりするのかな。

 

 

肝心のお話のほうは、ハットリくんの仲裁のおかげで「ケンカするほど仲がいい」みたいなオチになりましたとさ。

 

 

 

 

■第611話

体育祭でつかうクラスの応援旗を忘れてしまったケンイチ氏である。

手のひらに書いた文字が消えないように、はじめからお風呂に入らなければよかったのに。(無茶な発言)

 

ハットリくんがやってた「一週間の断食の修行」。

断食するくらいなら、べつに山奥?に行かずとも、三葉家にいても出来そうではある。

でも、家の中だと忍者の修行やってる気にならないという理由もあるか。

 

 

ケムマキハットリくんに直接嫌がらせをするなら、断食で絶不調な今がチャンスだと思うけど、

さすがにそれは甲賀忍者の名が廃るからできないって感じでしょうか。

 

同じ忍者としての情けで、ハットリくんの代わりに応援旗を届けてあげればよかったのに。

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20210316233303j:plain

 

 

お話の冒頭でアニメ「オバQ」の音声らしきものが流れていましたが、

オバQガチ勢なら、音声だけであれが第何話の音声なのかわかったりするんでしょうかね。

求む、オバQガチ勢からの回答!

 

 

 

 

■第612話

「忍法うさぎ耳」は、ものすごーく小さな音でも聞くことができる忍法である。

ウサギの耳はその特徴的なデザインだけでなく、ちゃんと聴力もいいところがスゴい。

 

 

ハットリくんが使ってきた「忍法マイクロ糸電話」。

耳の中に異物が入る描写があるので、無理な人には生理的に無理そうな忍法です。

 

「蜂に刺されて顔が腫れたからイケメンのマスクをしてゴマかそう」という発想ができるケムマキ、やはりただ者ではない。

ハットリくんの耳、はじめて見た気がするなあ。

 

この回では夢子ちゃんのお風呂シーンもあったけど、この頃はこういうお色気描写をやってもオッケーな時代だったんですねえ。

 

 

 

 

■第613話

ケンイチ氏が動物の言葉を覚えて、夢子ちゃんのプードルとカナリアの喧嘩の仲裁をするぞ!

犬が喋ると聞いて、「犬がしゃべれば『?(ハテナ)』ナリ」という歌を思い出しました。

 

 

外国の動物には、ハットリくんの「忍法動物言葉」は通じなかった。

冗談みたいな話だけど、いちおう道理の通るオチではある。

外国の人に日本語をしゃべっても通じないですからね。そりゃ仕方ないや。

 

それにしても、カナリアの鳴き声って「チュンチュン」でいいんだろうか?

 

 

 

 

■第614話

 f:id:genshiohajiki:20210316233657j:plain

 

 

ハットリくんから貰った「眠り止め」の精製方法がエグすぎた。

シンちゃんの涙パワーの成分を体内に取り入れることで眠気を覚ますとするなら、デスソースを水に溶かしたものでも充分に代用できそうな気もします。

お尻をヤットコでつねられるシンちゃんもかわいそうでならないですし。

 

 

振動で大爆発するとか、ニトログリセリンと変わらないくらい危険なんじゃ。

こんな危ないモノを飲むくらいなら、素直に居眠りをガマンしたほうが100倍マシだぞ!

 

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20210316233740j:plain

 

謎クイズ

 

 

 

 

■第615話

ハットリくん水中座禅で精神を鍛える!

「水中座禅」は酸欠の危険もある上に、視聴者にオウム真理教の水中クンバカを連想させてしまうので、色んな意味で危ない修行だ!

 

 

風船でハットリくんを吊り上げようとしても、先にフンドシが脱げておしまいになるのではないだろうか?

と思ったら、ケムマキが同じことやってました。

 

フンドシを脱がされることがわかっているなら、下にパンツでも履いておけばよかったのに。

忍者たるもの、パンツを履くのにも抵抗があるのかもしれない。

 

 

「水遁の術の呼吸用の筒にイタズラされる展開」はこれまでに様々な漫画やアニメで描かれていると思いますが、

実際の忍者も「水遁の術のイタズラ対策」に頭を悩ませていたりしていたんでしょうかね。

 

 

 

 

■第616話

ケムマキがケンイチ氏撮影の写真を心霊写真に仕立て上げるも、

夢子ちゃんはホラー写真が好きだったせいで、逆に喜ばれてしまうのでした。

目玉が大胆にデザインされた「目ん玉手裏剣」、ちょっと欲しい。

 

宜保愛子の心霊写真ブームが流行っていたのって、この頃でしたっけ。

あんまりマズい心霊写真だと除霊の必要も出てくるらしいので、オバケが写って喜ぶのもあまり正しくない気がするぞ。

 

 

ハットリくんが体を張って作り上げたホラー写真でしたが、

あんなにくっきり写っていたら、逆にウソっぽくなっちゃいそうな気も。

どちらにせよ、オカルトをバカにするのはよくないですよ。

 

 

 

 

■第617話

ケムマキの御先祖、ケムマキナスゾウあらわる!

御先祖様が夢の中にあらわれて「忍法秘伝・究極金縛り」なるものを教えてくれましたが、それは全く効果のないものでした。

使えない御先祖だ!

 

 

普段は海外にいる夢子ちゃんのパパって、本編に出てきたことありましたっけ。

金縛りが一年間も続く忍法とか、確かに「究極」の名にふさわしいですな。

 

忍法に失敗した程度のショックで死んじゃうケムマキ、個人的に見てみたくはあります。

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20210316233858j:plain

【豆知識】この回の日付は12月1日

 

 

 

 

■第618話

剣道でメンドウとか、コテコテなタイトルつけちゃって!(おもしろ発言)

アニメも600話以上やってるせいか、ケムマキ氏の万全すぎるハットリくん対策が、今回のお話の見どころです。

 

 

「忍法紙相撲」のアレ、系譜の先にはダチョウ倶楽部がよくやってるお約束ギャグに繋がっていきそうだ。

他人のパンツを見てズッコケていたケムマキギャグマンガの国の住人がやりそうなリアクションで何よりでした。

 

 

最初は「どうせ負けるならカッコよく負けよう」としていたケンイチ氏だけど、

剣道でわざと負けようとすると「指導」が入っちゃいそうだから、カッコよく負けるのは意外と難しそうだ。

プロの剣道家の人なら、わざと負けるのもうまかったりするのかな?

 

 

 

 

■第619話

第611話につづき、またテレビでオバQの音声が流れてる・・・。

(暇なオバQガチ勢の方は、第何話の音声なのか当ててみてください。)

 

 

ハットリくんは「鏡の反射」をつかってケムマキの私生活の覗き見をしていた。

これは昼間だったら使えそうな技だけど、日が暮れたら普通に使えない技になっちゃうよな。

夜になったらなったで、そこはハットリくんが直接覗きに行っていたのかも。

 

 

風呂場で転んで鼻を強打したケンイチ氏。

一晩経っても鼻に絆創膏をしていないといけないレベルの怪我をしたと思うと、あまり笑えない状況ではあるぞ。

 

でも「鏡の反射で覗き見」と聞いて、

瞬時に夢子ちゃんのお風呂を覗く発想がうかぶケンイチ氏は、本当に邪悪きわまりないと思いました。

 

 

今週の忍者ハットリくんは、夢子ちゃんの入浴シーンがあったり、

ケンイチ氏がブリーフ丸出しになったり、ケンイチ氏とケムマキがチンコを出したりなど、やたらセンシティブな描写が多かった回でした。

 

 

 

 f:id:genshiohajiki:20210316234039j:plain

 

目つきがいやらしいのび太くんを発見!

 

 

 

 

 

というわけで、今週の感想は以上です。

 

来週は「まだ間に合う!シブサワ解体深書イッキ見せ!・シブサワ解体深書」放送のためおやすみ。

テレ玉藤子Aアワーは2週間後の3月30日から再開です。お楽しみにー。