どうもこんにちは。
さっそくドラえもん本レビューのほうへいきたいところですが、まずは悲しいお知らせから。
このたび、2021年3月5日(金)より公開を予定しておりました『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の公開延期が決定しました。⁰新たな公開時期につきましては、映画公式HPおよびドラえもんチャンネルにてお知らせいたします。
— 【ドラえもん公式】ドラえもんチャンネル (@doraemonChannel) 2021年1月29日
詳細は映画公式HPよりご確認ください。https://t.co/7R3gSXGWAW pic.twitter.com/UyPXVccrg0
悲報!『のび太の宇宙小戦争2021』公開延期!!
「新しい映画様式」とはなんだったのか。
まあ、正直なところ、今年の公開延期はある程度予想出来ていたので、
今回の公開延期は、去年の時よりもあまりショックは受けませんでした。
『宇宙小戦争2021』も、去年と同じように今年の8月くらいに公開されるのでしょうか。
あと、ネット上で『宇宙小戦争2021』に関する未公開情報っぽいものを見かけたのですが、
あれはいつ、公式発表されるんだろう?
とりあえず、今年もまた続報が出るまで待たせていただくことにします。
そんなわけで、気を取り直して本題のドラえもん本レビューにいきましょう。
学習まんが ドラえもん ふしぎのサイエンス ミクロのサイエンス
出版社:小学館
発行日:2021年1月26日
価格:900円(税抜)
全132頁
毎年「映画ドラえもん」公開の時期に発売されることでお馴染みな『ふしぎの〇〇』シリーズ。
今年は『のび太の宇宙小戦争2021』の世界にちなみ、
顕微鏡で見た生物のすがたやナノテク技術など、普段は見ることのできない数多くの「ミクロな世界」を紹介する内容となっております。
さらに今回は「ミクロな世界」のアドバイザー役として、
この本だけの特別ゲスト・ミクロ研究所の小野広大さんも参加するぞ!
これは楽しみですね!
というわけで、この本を読んでみた感想を雑に語らせていただきますが、
「肉眼で見えない世界」を語るだけでも、こうして学習まんが一冊ぶんの内容になるのはすごい。
このシリーズは毎回そうですが、今回も興味深いお話をたくさん知る事ができました。
作中に出ていたヤモリテープ、買おうと思えば一般人でも買えるのかな?
カラーページでは「身近な生物や日用品を顕微鏡で覗いてみた写真」がたくさん載っていたので、
自分もスマホ用の顕微鏡を買ってみようかなあ・・・とちょっと思ってしまうくらいには、
「ミクロな世界」に関心を抱くことができた一冊となっております。
お子様へのプレゼントとしても良さそうな本なので、親御さんの方も何卒ご検討を。
そして、この手のドラえもん学習本で忘れてはいけないのが、ひみつ道具要素。
今回も『タイムワープリール』『季節カンヅメ』『スナオン』などの、
ドラえもんファンの方々が喜びそうな、通好みのひみつ道具がたくさん登場しておりました。
学習まんがのドラえもんは、
原作のドラえもんよりも出す道具にバリエーションがあるところがいいですね。
上記の道具たちがどのように使われたのかについては、本書を読んでくださいということで。
『デカチンキ』がこんなにフューチャーされてるの、おそらく学習まんがだけ!
登場人物たちが細胞レベルにまで縮んでも何の違和感もなく進行できちゃうところが『ドラえもん』の強みだなと、この本を読んで改めて思いました。
同じ学習まんが仲間である『名探偵コナン』や『クレヨンしんちゃん』がミクロな世界を取り上げようとしても、
物語の中で「夢オチ」「急に体が縮む薬を飲まされて・・・」といった、なにかしらのワンクッションを置かないと、登場人物が細胞レベルにまで縮むことに違和感が出来てしまいますからね。
登場人物たちが急に小っちゃくなったり、
いきなりタイムマシンで過去に行っちゃっても、まったく問題のない『ドラえもん』は実に学習まんがに向いている作品だといえましょう。
こんなことになっても、まったく違和感なし!
上記の話題のほかにも、有識者の指摘から、
『イメージ灯』のナノテクノロジー使用疑惑も勃発していた今回の『ミクロのサイエンス』。
この本を読めば、知られざる「ミクロな世界」の知識ともに、
ひみつ道具に関する新たな気づきを得られるかもしれないので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
では、最後になりますが、
「顔が独特の形状をしているせいでマスクをつけるのも大変そうなスネ夫の画像」で、この記事を締めたいと思います。
さようなら。
「ふしぎのサイエンス」シリーズ、Kindle版も発売されるようになったんですね。