11月21日(土曜)発売の、週刊少年ジャンプ51号掲載『僕とロボコ』第19話の感想です。
今週から新連載がはじまった『SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)』。
冴えないおじさんが実はめちゃくちゃ強いってのは、本当にロマンですよね。
坂本さんも殺し屋を引退したところで、べつに体型くらいは維持しててもよかったのでは。
でも、身元バレの防止や過去との決別をはかるために、あえて見た目を変えちゃったのかもしれない。
もしくは、ただの「幸せ太り」で太ったってだけだったりして。
今週の『僕とロボコ』では、新キャラクター・浦原アカネちゃんが初登場。
実はひっそりとガチゴリラくんに思いを寄せている、彼女の恋模様の行方やいかに・・・?
ガチゴリラやロボミちゃんなど、
これまではドラえもんモチーフのキャラが多かった『僕とロボコ』ですが、
新キャラのアカネちゃんは、めずらしく既存のドラえもんキャラに当てはまらなさそうなポジションであった。
でも、「akane(アカネ)」と自分の名前入り帽子をかぶっているところは、
『忍者ハットリくん』のケンイチ氏や『キテレツ大百科』のキテレツ君につながる藤子キャラの系譜を感じさせます。
その見た目からクールっぽい印象を与えるアカネちゃんですが、
先生のことをお母さんと呼んで恥ずかしがっちゃうところを見るに、やっぱりこの子も良い子なんでしょうね。
アカネちゃんは良い子だから、ガチゴリラくんのことも「ガチ君」と上の名前で呼ぶぞ!
今回のアカネちゃんはガチゴリラ君に自分の思いを伝えられることなく終わってしまったけど、間違いなく距離は縮んだ。
昔の音楽で「恋はあせらず」というタイトルの曲があったけど、
アカネちゃんも決してあせらずに、ガチゴリラくんとの距離を縮めてもらいたいものです。
ラブコメ漫画だと主人公の男の子にガツガツ行くタイプのヒロインは大体負けてしまうイメージがあるので、状況を見ながら立ち回るんだ!
でも、あんまり自分の気持ちを伝えないヒロインも負ける傾向にありがちなので、そこも気をつけてほしい。
恋愛って、本当にむずかしいですね。
そして、今週の『僕とロボコ』では、ボンドくん達の学校での生活がはじめて描かれていました。
教室で『あやかしトライアングル』が読めるボンドくん、なにげに度胸があるぞ。
ロボコの登場もわずか数コマにとどまっていましたが、それでも面白い話がつくれていたのは流石でした。
そのうち学校パートでは「ボンドくんのクラスの先生」も、出てくるんでしょうかね。
女性教師キャラなのか、男性教師キャラなのかによって、いろいろと展開も変わってきそうなので、今後に期待したいと思います。
でも、アカネちゃんが先生のことを「お母さん」と呼んでいたのを見るに、
ボンドくんのクラスの先生は女の人でほぼ間違いなさそうではあった。
自分の母親のことを普段は「お母さん」と呼んでるアカネちゃんはかわいい。
それと今回は、ボンドくんと同じクラスであるはずの円ちゅわんの出番がありませんでしたが、
これも今後の展開に響いてきそうな予感がします。
正統派ヒロインながら、定期的に見せる顔芸がかなりのマイナスになっている円ちゅわんと、
クールっぽい見た目だけど実は純情なアカネちゃんだと、どうしても後者のほうが新鮮にうつってしまう気がする。
もしかしたら『僕とロボコ』でも、正ヒロインの座をかけた戦争が発生してしまうのか?
でも、2人とも良い子だから、すぐに仲良くなっちゃうんでしょうなあ。
いや、同じクラスだから、もう既に仲がいいのかもしれないぞ。
『僕とロボコ』は今週も平和であった。おしまい。