9月19日(土曜)発売の週刊少年ジャンプ42号掲載『僕とロボコ』第10話の感想です。
祝!連載10回突破!
これまで作れる料理のレパートリーが「押忍!!クソ男飯!!」しかなかったロボコが、
ご主人様であるボンドくんを喜ばせるために、苦手?な料理をがんばるお話。
第1話で披露されて以来、たびたび本編に登場している「押忍!!クソ男飯!!」ですが、
Twitterを見ていたら、
「押忍!!クソ男飯!!」を実際に再現してる人を2人ほど観測することができたので、ちょっとびっくりしてしまった。
皿に盛った大量の白飯にケチャップやファンタを捻じりこむだけなので、
「押忍!!クソ男飯!!」の調理工程自体は簡単そうだけど、
実際に完成した料理の姿を見たらものすごい虚無感に襲われそうな気がするので、
自分で再現しようという気はあんまり湧いてこない。
Twitterでクソ男飯を再現した人たちが「料理の写真」を撮ったあと、
無言でケチャップやファンタを白飯から抜いていく姿を想像するとなんだか悲しくなってくるぞ。
そのうち少年ジャンプ本誌でも「クソ男飯、実際につくってみた!」みたいな特集記事をやりそうな気がするので、
はたして、公式側があの料理のクソっぷりをどのくらい再現できるかに期待しましょう。
あと、このシーンを見て、ふと思いましたが、
ロボコの一人称が「ロボコ」なの、ちょっと可愛い。
この漫画はギャグマンガだけど、この手の萌えポイントはしっかりと押さえている。
ロボコが「クソ男飯」しか作れない料理下手?なのも、昔ながらのヒロインの特徴を押さえているからだったりするのかも。
今のジャンプ作品における料理下手ヒロインだと、
『ぼくたちは勉強ができない』の古橋さんや、『夜桜さんちの大作戦』の夜桜六美さんが料理ヘタクソなくらいか。
ロボコは料理はできないけど、その分は戦闘力で補っているから安心してくれ!
こうして、ロボコが苦心の末に生み出した料理「ドチャクソ!!バグりまんま!!」は、
名前のとおり「ロボコがバグってしまったんじゃないか?」と思うくらいに美味しい料理となり、
味見をしたガチゴリラくん達の洋服がはだけたり、円ちゅわんの顔が海原雄山になってしまうくらいの絶品だったようだ。
ロボコが美味しい料理をつくることが出来たのはよかったけど、
今の若いジャンプ読者たちに、円ちゅわんの顔がオチで海原雄山になった意味が通じるのかちょっと不安になってしまった。
『美味しんぼ』もここ数年程ずっとスピリッツを休載し続けているので、元ネタがわからないんじゃないかと思ったけど、
そんなこと言ったら「肘からベンジャミン」のほうがもっとよくわからないことに気づいたので、考えるのをやめました。
みんなも『僕とロボコ』でわからないネタが出てきたら、スマホで調べながら読んでみよう!
といったところで、次回につづく。