※この記事には『映画ドラえもん のび太の新恐竜』のネタバレが多数含まれています。
本編鑑賞後にこの記事を読むことをお薦めします。
出版社:小学館
発行日:2020年3月8日
価格:580円(税抜)
全18頁
今年も、映画ドラえもん「シールおあそびえほん」発売の季節がやってきた!
といっても、映画公開延期の関係で記事にしていなかっただけで、3月頃にはもう発売されておりました。
毎年毎年、
映画の内容の核心にいい感じで触れないことに定評のある「シールおあそびえほん」ですが、
まあ、一応ネタバレ防止ということで。
【過去記事】
・【ドラえもん本レビューその18】映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生 シールおあそびえほん
・【ドラえもん本レビューその93】映画ドラえもん「のび太の南極カチコチ大冒険」シールおあそびえほん
・【ドラえもん本レビューその120】映画ドラえもん「のび太の宝島」シールおあそびえほん
・【ドラえもん本レビューその183】映画ドラえもん「のび太の月面探査記」シールおあそびえほん
今回も「めいろ」「まちがい探し」などのお遊び要素がたくさん詰まっているので、
映画の内容をざっくりと振り返りながら、自分のお子さんと一緒になって楽しめることができる一冊となっております。
もちろん、ドラえもんファンの人が自分用に買って、ひとりで楽しむのも十分にアリな本です。
そして、今年の「シールおあそびえほん」を読んで一番気になったのは、
例年だと映画のラスボスが出てくるページに、今回は「謎の巨大翼竜」が登場したところ。
この翼竜、けっきょく何だったんだろう?
映画でもこいつの詳細は最後までよくわからないまま、終わってしまった。
しかし、こんな登場の仕方だと、
映画公開前に「シールおあそびえほん」を読んで、『のび太の新恐竜』のラスボスが巨大翼竜だと勘違いする人が出てきてしまいそうだ。
でも、今年の映画はラスボス的存在のキャラが出てこなかったので、
巨大翼竜が今回の絵本におけるラスボス役を担うのも、しかたがない気がします。
ラスボスがいないからといって「隕石がいっぱい落っこちてくるシーン」を採用するわけにもいかなさそうですし。
まあ、良い子のみんなはそういう細かい事を考えずに、好きにシールを貼り付けてくれ!
というわけで、最後は今回の映画のネタバレを貼って終わりにしたいと思います。
映画を見た人ならわかると思いますが、
この文章は確かにネタバレに違いないのに、内容の核心には全く触れていないところがやっぱりスゴい!
たすけて~!!