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ドラえもん感想(いきものおりがみ[再]&ぼうけんパラシュート)

 

 

 2020年7月11日放送分  ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

いきものおりがみ(アニメオリジナル)

1本目は2018年7月20日放送分の再放送。

先週に引き続き、2週連続で1本目のお話が再放送枠になっています。

 

 

 

 

 

なお、本来ですと、

今週は1本目に「絶景!箱庭ソーメン流し」の回が再放送される予定だったのですが、

この度の豪雨災害の影響からか、放送内容が一部変更となっておりました。

 

 

あの回は「ドラえもんが濁流に飲み込まれるシーン」などもあるので、

先日の豪雨被害にあわれた方に対する配慮として、これは当然の判断だとは思います。

 

(当時の感想:ドラえもん感想(絶景!箱庭ソーメン流し&半分の半分のまた半分・・・)

 

 

 

「今回放送されるはずだった回が見てみたい」という方は、

お近くのレンタルビデオ店でこの回が収録されている「NEW TV版ドラえもん Vol.138」を貸りてきて、お家でご覧になってください。

 

 

 

 

まあ、実際のところ、なんで放送内容が変わったのかは定かではありませんが、

とにかく、今週のドラえもんの1本目が『いきものおりがみ[再]』になったということに変わりはありません。

 

 

というわけで、

ここから改めて『いきものおりがみ[再]』の感想のほうに戻らせていただきます。

 

 

 

 

本放送時は、のび太くんの作った折り紙のネコがずっと寝ていたのを見て、

「あの折り紙は作った人に似るんだろうか?」と思いの丈を感想記事にそのままぶつけていたのですが、

 

 

今回の再放送であらためて内容を見返してみたところ、

のび太くんが作っていたカブトムシ(ゴキブリ?)がしずかちゃんの胸のまわりを中心に這い回っていたのを見て、

「やっぱりあの折り紙は作った人に似るんだろうか?」と再び思ってしまいました。

 

 

のび太くんはやっぱりスケベな男なのかもしれない。(ものすごく失礼な言いがかり)

 

 

 

 

あと、折り紙のゴキブリにびっくりすると同時に、

しずかちゃんが画面から一度フレームアウトするのですが、

 

 

画面外から聞こえてきた「謎の音」や、

その後すぐに戻ってきたしずかちゃんの体にゴキブリがいなかったところから察するに、

 

しずかちゃんがテレビに映らないところで、

ゴキブリ(折り紙)を執拗なまでに踏んづけて殺した可能性が高いということに気づいて、すごい顔になってしまいました。

 

 

想像したらちょっとこわかったので、公式側で何かしらのフォローがあってほしい。

 

 

 

 

こうして、ひょんなことから、

ゴキブリ(折り紙)惨殺疑惑の立ってしまったしずかちゃんでしたが、

 

お話のラストで「あのゴキブリが実はホタルだったこと」を知った彼女が急に態度を変えていたところに、妙に人間味を感じてしまいました。

 

 

 

同じ「虫」という生き物なのに、ゴキブリは殺して(?)、ホタルには優しく接する。

 

なんかここから色んな社会問題を斬れそうな気もしますが、

べつに斬る必要もないので、斬らずにスルーしておくことにします。

 

 

 

 

あと、再放送を見ていて疑問に思ったのですが、

『いきものおりがみ』で作った動物たちって、最終的にどうなるんだろう?

 

 

 

いつまでもペットとして飼い続けるわけにもいかないし、

 

かといって、飽きたと同時に折り紙の動物たちを濡らしたり、破ったりするのもアレだし、

動物たちをまとめて「燃えるゴミの日」に出すのも、かなり抵抗がある。

 

 

人間の都合で自我を与えられた生き物たちが、人間の都合によって処分されるの、なんだかSF小説っぽいですね。

 

 

 

劇中で説明されていないだけで、

「ある程度時間が経ったら、元の折り紙にもどる」みたいな機能があることを期待したいです。

 

 

 

 

そんなことを思ったところで、1本目の感想は終わりです。

 

 

 

 

 

●キュー&ミュー どーこだ?●

先週から始まった新コーナー。

今回も前回に引き続き、福井県立恐竜博物館から出題です。

 

 

恐竜の口の中にミュー。ドラえもんの帽子の影にキュー。

前回はキューが見つけられなかったけど、今回は見つけることができました。

 

やっぱり、キューのほうが探す難易度を高く設定されてるのかな?

 

 

 

 

 

ぼうけんパラシュートコミックス26巻収録)

2本目はのび太くんがビニールで作ったパラシュートから、ちょっとした大冒険が始まるお話。

 

のび太くんが作ったパラシュートに自らの身を預け、しずかちゃん達が何のためらいもなく飛んでいく姿を見て、

「みんなけっこう度胸あるなあ・・・」と思える回でもあります。

 

 

冷静に考えたら、素人が作った手作りのパラシュートで空を飛ぶとか、スカイダイビングよりもずっと怖いぞ。

 

 

 

あと、ビニールにまつわるお話ということなので、

これは7月からのレジ袋有料化にちなんだお話でもあるんでしょうかね。いや違うか。

 

 

 

 

先ほどの1本目のお話では、

折り紙も満足に折れないほどの不器用っぷりを露呈していたのび太くんでしたが、

 

今回は、ゴミとして捨てられていたビニールからパラシュートを作り上げたり、

折り紙で見事なイカ飛行機を作り上げてみせたりと、さっきとは別人なのでは?と思わせるほどの手先の器用さを見せていました。

 

 

のび太くん、1本目と2本目のお話の間に折り紙の猛特訓でもしたのだろうか?

 

 

 

いちおう、パラシュートに関しては

「前にパパから教えてもらった」という説明があったけど、人から教えてもらった程度であんなにうまく作れるものなのかは謎だ。

 

のび太くん、意外と呑み込みの早い人間だったりするのかも。

 

 

 

 

実は自分も小学生の頃に、

のび太くんが作っていた「ビニールパラシュート」をマネして作ってみたことがあるのですが、

手順が悪かったのか、全然うまくいかなかったことを覚えています。

 

小学生の頃の自分ですらできなかったんだから、やっぱりのび太くんは手先が器用なのかもしれない。

 

 

そして、大人になった今なら、

本気で取り組めば、ちゃんとしたパラシュートが作れたりするんでしょうかね。

 

ただ、あらためて作る気が自分の中でまったく湧かないという一番の問題もあるので、実現は難しそうです。

 

これが、身も心も「大人になった」ということか。

 

 

 

 

お手製パラシュートが成功してご満悦ののび太くんは、家にいたしずかちゃんも誘い、

「パラシュートで遊ぶなら人や車が少ないところがいい」というドラえもんの提案で、紙飛行機に乗って山神とうげへ行くことに。

 

そして、偶然山神とうげへバーベキューに来ていたジャイアンスネ夫にも合流。

みんなの分のパラシュートも作って、楽しくパラシュート遊びだ!

 

 

 

 

ちなみにこの「山神とうげ」は、

かつて二ホンオオカミが生息している場所として『ドラえもん』に登場したところですが、

 

今回はやたら鳥類が多く出てきたくらいの印象を受けただけで、オオカミが出てきたとかそういうくだりはありませんでした。

 

 

べつに本編の内容とは関係のない原作とのリンクをあえて挟んだのは、なんなんだろう?

 

 

 

 

急遽開催されたイベント

「誰が紙飛行機から飛び降りて、パラシュートで一番遅く降りてこられるかな?大会」のほうでは、

 

最も遅くに降りたはずのジャイアンが自らの体重の重さ故に最も早く落ちてしまった半面、

最も早く降りたのび太くんが風船に引っかかってしまったために、一番の勝者になってしまうという大番狂わせも発生。

 

 

 

この回におけるジャイアンの隠れた名言「めかたが重いとそんだっ。」が聞けなかったのは残念だけど、

最後はみんなで小さくなった体のまま、出来立ての美味しいバーベキューを食べてノーサイド

 

みんなが笑顔になる、ほのぼのエンドとなったのでした。

 

 

 

 

そしてその裏で、

自分の息子とその友達が小さくなった状態で食物を貪る光景を見たスネ夫のパパとママがどういう顔をしているのかも、ちょっと気になる。

 

 

スネ夫の両親は「みんなが楽しそうでよかった」と思っているのか、

それとも、「なんだこいつら・・・。」と思っているのか。

 

その答えは、みんなで各々想像してみてくれ!

 

 

 

 

そんなところで、今週のドラえもん感想はここまで。

 

 

 

 

■次回予告■

次回の放送は7月18日。

 「がんばれ!おばけハウス」「左、直、右、右、左…」の2本をお送りします。

 

 

前回の感想:ドラえもん感想(裏山ウォータースライダー[再]&あべこべ惑星) 

次回の感想:ドラえもん感想(がんばれ!おばけハウス[再]&左、直、右、右、左・・・)

 

リアル折り紙 水の中を泳ぐ生きもの編

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