記事にするのがだいぶ遅くなってしまいましたが、
アサイ『木根さんの1人でキネマ』の第7巻が発売されています。
<ためし読み>
独身男性のとある悲恋に涙すること間違い無しな第34話や、
1つの映画シリーズから2人の少女の人生を見事に描いた第37話『ゴジラ』など、今巻もたいへん面白かったです。
とくに、本当にこの巻に収録されている「ゴジラ回」は、
この作品におけるベストエピソードのひとつに挙げてもいいと思えるくらいの傑作だったので、是非ともいろんな方に読んでいただきたい。
『ドラえもん』も第7巻から仕切り直しになったようなもんだし、
『木根さん』だって、いきなり7巻から読んでも大丈夫なはずだ!(たぶん)
それにしても、木根さんも第1巻の頃は、
それこそひとりぼっちで映画を見続ける「1人でキネマ状態」だったのに、巻を追うごとに映画友達がどんどんと増えている気がします。
「1人でキネマ」とか言ってるけど、木根さんはなんやかんやで友人に囲まれた幸せな映画ライフを送っている。
ヘタしたら、自分よりも友達が多いぞ。
でも、これまでの幸せがクライマックスで「不幸」としてすべて跳ね返ってしまい、
最終話で木根さんの四肢が大爆発しちゃったりするスーパーバッドエンドを迎えたりでもしたらどうしよう。(杞憂中の杞憂)
まあ、第7巻の所感はここまでにしておいて、
ここからは『木根さんの1人でキネマ』第7巻にあった藤子不二雄作品ネタの情報です。
まずは第35話「泣ける映画」より。
アニメ好きのショーコさんが選ぶ「泣けるアニメ映画」として、
『のび太の海底鬼岩城』と『のび太の鉄人兵団』の名前が挙げられていました。
この2つのラインナップを見るに、ショーコさんは「命を投げ打ってでも誰かを守る」みたいな展開の映画に弱いんですかね。
ショーコさんが「ベストワン泣ける映画」としておススメしていた
『劇場版美少女戦士セーラームーンR』は残念ながら見たことがないんですが、もしかしたらこの映画にもそういう要素があったりするんだろうか?
こんど機会があったらチェックしてみようと思います。
そして、第36話「クロスオーバー映画」における・・・。
これだって、藤子不二雄作品ネタです。
数多あるクロスオーバー作品の中から、
例のひとつとして『忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ』が登場しています。
確かにこれもクロスオーバー映画だけど、
クロスオーバーというわりには、この映画におけるパーマンの出番はそんなになかったりするんですよねえ。
まあ、名前を出してもらったのならこっちのもの、ってことで。
というわけで、今日の記事は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。