どうもこんばんわ。
完全に記事にするタイミングを逃がしていましたが、
ヤングチャンピオン烈で不定期連載中の、西川魯介『裏の家の魔女先生』第1巻が発売されております。
＜第1話ためし読み＞
男子高校生・石垣蛍太くんの家の裏にメガネのお姉さんが引っ越してきた！
オカルト要素あり、グルメ要素あり、幼馴染との恋愛要素あり、ちょっとしたお色気要素もありと、とにかくいろんな要素が詰まった一作となっております。
お姉さんが蛍太くんに美味しい料理を食べさせ続けている理由とは、果たして・・・？
こんなにたくさんの要素が詰まっていながらも、
構成の妙なのか「内容のごった煮感」をまったく感じることなく読めるところがすごいですし、
ちょっと前までお色気漫画ばっかり載ってる雑誌だと思っていたら、
いつの間にかグルメ漫画の連載ばっかりになっていた今のヤングチャンピオン烈の作風には、かなりピッタリな作品だと思っています。
毎回一話完結で読みやすい漫画でもあるので、そろそろ本格連載化してもいいと思うんですがねえ。
【過去記事】
じつは過去に2回ほどブログで記事にしていたりもする『裏の家の魔女先生』ですが、
今回こうして単行本の紹介を改めてやっている理由というのも、当然あります。
上の画像を見ただけで、わかる人にはすぐわかると思いますが、
まあ、ここですよね。
単行本帯に藤子Aパロディを堂々と載せる漫画、ただものではない！
ちなみにこの問題のコマは、第5話「影が来る」に登場したもの。
アーモンドミルクをつかったデザートを食べたときのリアクションがこれです。
さらに同じ回では、ド直球の魔太郎パロディまで！
「なんで自分はこんな面白い回を見逃していたんだろう？」と思っていたけど、
どうやらこの回は、ヤングチャンピオンに出張掲載された時のエピソードだったらしい。
いやー、ヤングチャンピオンは普段読んでなかったので、これには気づけませんでした。
単行本帯にあの藤子Aパロディを載せていなかったら、一生気づかずに死んでいるところでしたよ。
やっぱり、今の時代にコミックスを売りたいのなら、
単行本帯であろうとも、全力でアピールしていかないとダメですね。
極端な話、単行本帯に「この漫画には藤子作品ネタがありますよ！」って書いておけば、
なんにも書かないよりも、最低でも1冊は多く売れる（自分が買うから）と思うので、
本当に単行本を1冊でも多く売りたい漫画編集者さんは、是非とも単行本帯で藤子作品パロディのアピールを！！
なんか、話がだいぶ横道にそれてしまった上に、
調子に乗ってバカなアイデア論を語ってしまいましたが、
『裏の家の魔女先生』は藤子Aパロディ抜きにしても
充分に面白い作品だと自分は思っているので、気になる人は是非読んでみてください。
というわけで、今日は以上です。
ありがとうございました。
単行本帯で「すこし不思議」と、藤子Ｆ要素を入れているところも好きです。
