少年シリウス2020年5月号掲載
『時間停止勇者 -余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる-』第7話の感想です。
今月から連載がはじまった「うちの旦那が甘ちゃんで」が面白かったです。
今回の『時間停止勇者』は、
「闇のもの(フォー・ダークネス)」のひとつ、ダーク・ショゴスを相手に戦う!
でも流動体の怪物(モンスター)ゆえに、通常の物理攻撃はあまり効かないっぽい。
勇者セカイよ、どうするんだ?
前回、東の塔のコカトリス討伐ミッションを無事に攻略した勇者セカイ。
しかし直接のステージクリアに繋がるミッションではなかったらしく、結果的には無駄骨折りになってしまった。
依頼や事件を探しても全て空振りに終わってしまい、気づけばタイムリミットまであと3時間。
このままだと、実際に迎えたらどうなるのかわからない「時間切れ」を迎えてしまう!
そんな攻略がうまくいかない不安と、苛立ちを隠せずにいたセカイのもとに、
ベルツリー国王から「南の神殿の調査へ赴いたクラウ王女が帰ってこないので様子を見に行ってほしい」という要請がはいってきた。
この絵に描いたようなメインクエストっぽさ、絶対に逃さないわけにはいきませんな。
で、その南の神殿にいたのが、
今回の敵であるダーク・ショゴスだった、というわけですね。
今までに出てきたモンスターの中で一番描くのが簡単そうなビジュアルをしているけど、
「かつて世界を崩壊寸前に追い込んだ」ほどのパワーをもっているらしく、
さらにこの怪物は、着ている服や聖衣どころか内臓までもどろどろに溶かす攻撃で相手を死に至らしめる、非常に恐ろしい敵であった。
でも、今回のお話で
ダーク・ショゴスがどうやって服を溶かしていたのかはよく描かれていなかったので、
ここまでの紹介はすべて、
登場人物たちのセリフや、実際に服や聖衣が溶けてしまったクラウ王女たちの物的証拠のみで語っています。
出会ってすぐに女性の乳首を両手で摘み上げるセカイさんは流石だ。
そういえば昔『ふたりエッチ』でも、真さんが優良さんの乳首に同じことをして、
ナレーションで「真さん、そんなことをしてはいけませんよ」と注意をうけていたことを思いだした。
勇者セカイは、『ふたりエッチ』ですら禁じられている行為もすんなりとやってのける!
とりあえず戦ってはみたのですが、
剣での攻撃も効かず、手持ちの魔法攻撃もあまり効果が見られないので、
どうやらセカイさんひとりの力では、このダーク・ショゴスを倒すのはムリっぽいようだ。
あまりの手ごたえの無さに、
「こいつ どうしたもんかね?」と頭を悩ませるセカイさん。
当然「どうしたもんかね?」と考えるだけでは敵は倒せないので、何かしらの攻略方法が必要である。
はたして、勇者セカイの考える策とはなんなのか!?
次回へつづく。
なお、今回のお話の冒頭では、
剣聖・リーファさんがダーク・ショゴスを倒す描写がはいっていたので、
もしかしたらセカイさんがリーファさんをうまいこと言いくるめて、かわりに敵を倒してもらったのかもしれない。
今度の戦いのポイントは、戦いのスキルではなくトークスキルだ!
もしくは「自分が勝負で勝ったらダーク・ショゴスを倒してくれ」と約束をして、
いつもの時間停止テクニックでリーファさんを圧倒させた(ようにみせた)ことで、戦う気にさせたという可能性もある。
どっちにしても、勇者セカイさんは誰かの力を借りて倒すつもりだぞ!
そんなわけで、次号の少年シリウスは4月25日(土曜日)発売です。
今月も感想遅れてすいませんでした。