2月14日(金曜日)に、
My First BIG SPECIAL『まんが道[青雲編 5]』が発売されました。
全580ページで、お値段は745円(税別)。
今巻は全ページボツになってしまった「チビわかまる」の描き直しからはじまり、
「少女クラブ」64ページ別冊ふろく『バラとゆびわ』ができるまで、そして「漫画少年がつぶれるかもしれない!?」といったところまでが収録されています。
上京して一番の大仕事となった別冊ふろく『バラとゆびわ』は、
執筆の〆切を大幅に過ぎてしまったことで小村さんが担当編集をおろされてしまったりと、いろんな人に迷惑をかける形になってしまった。
でも、「マンガの〆切が遅れると一番たいへんなのは、漫画家でも担当編集の人でもなく、印刷所の人たちである」ということを誰かが言っていた気がする。
今回の「バラとゆびわ」も完成まで時間がかかってしまったせいで、
印刷所の人たちが徹夜体制で原稿を待つ形になっていた。
満賀と才野がちゃんと〆切に間に合ってれば、やらなくてもよかった徹夜だ。
もしも自分がその印刷所で働いている人だったら、
眠い目をこすりつつ「こいつ(足塚)のせいで徹夜だよ・・・」とボヤキながら輪転機を回していたにちがいない。(あくまで想像)
印刷所の人たちに無駄に恨まれたくないなら、
ちゃんとスケジュール管理をして、〆切に間に合うようにしましょう。
でも、そう思ってはじめからできてたら、はじめからそうしてるんだよなあ・・・。
今回の記事は、なんだか漫画の感想を描いているうちに、
べつに本編には登場していない印刷所の人たちの気持ちになってしまいましたが、
自分が勤めている職業の関係で、こういうスケジュール管理の乱れにはどうしても他人事だとは思えなくなってしまう。
プロの漫画家たるもの、〆切もちゃんと守れてこそ、プロなのです。たぶん。
次巻となる、
My First BIG SPECIAL『まんが道[青雲編 6]』は、3月13日(金曜日)発売です。
おたのしみに。