9月13日(金曜日)に、
My First BIG SPECIALから『まんが道[立志編 2]』が発売されました。
この巻では、
満賀と才野がはじめての上京を果たしたり、後に数々の秘話が生まれる「トキワ荘」が初登場したり、
銭湯にいった満賀が風呂のぞきの犯人だと疑われたり、
満賀が新聞社に勤めはじめたり、才野が会社を一日でやめたり、
高岡大仏前にて満賀が霧野涼子の逢引き現場を目撃、そして・・・。
などといったお話が載っている巻であります。
まんが道で霧野涼子さんがキスしてた場所です。 pic.twitter.com/iUPj6pYa0c
— koukousei(美山田精一)@スパムじゃないよ (@koukousei) May 6, 2017
ある意味、この場所もまんが道の聖地といえるのかも。
今回のコンビニコミック版のオマケは、
藤子不二雄A先生が、最初にして最後の描きおろし単行本『UTOPIA 最後の世界大戦』について語るコラムを収録。
このコラム自体は過去の書籍からの再録だったりするのですが、
今読んでみても、『まんが道』で描かれていた内容と、
実際の『UTOPIA』執筆時の出来事との違いがわかったりなど、なかなかに興味深い内容でした。
まんが道は、あくまでも「史実を織り交ぜたフィクション作品」なんですが、
読者目線だとどうしても「『まんが道』で描かれていることはすべて本当に起きた出来事」だと思い込んでしまうところがあるんですよねえ。
じつは自分もその手の失敗を起こしており、
以前定塚ギャラリーで「霧野涼子さんのモデルになったとされる女性の写真」を見せてもらった際に、
うっかり「ああ、この人が自殺しちゃったんですか・・・。」と言ってしまったことがあります。
話によると、モデルとなった方はその後もしっかりと生きておられたそうです。
あの時は本当にすいませんでした・・・。
そんな失敗談はともかくとして、
立山新聞社の図案部の一員として働きはじめた満賀は、この先どうなっていくのか。
その続きとなる『まんが道[青雲編 1]』は、10月11日(金曜日)発売予定です。
お楽しみに。
↑『まんが道[立志編 2]』、 何故かAmazonで発売が無かったことにされていました。