(※この記事は7月21日の日記にいろいろと加筆したものです。)
バア!(喪黒)
わたしは今『天気の子』を見るために、朝早く(午前8時半)から池袋HUMAXシネマズに来ています。
映画『天気の子』は、
来年のドラえもん映画『のび太の新恐竜』で脚本を担当する川村元気さんがプロデューサーを務めている作品であり、
もしかしたら『のび太の新恐竜』とも何かしらのつながりがあるんじゃないか?と思い、今回は視察の意味も込めてやって参りました。
例えば、『君の名は。』で奥寺先輩の声を演じていた長澤まさみさんが、
同じく川村元気さんが脚本を務めていた『のび太の宝島』でシルバーの妻・フィオナ役を演じていたとか、そんな感じのやつです。
でも、こういうのにいち早く気づけると人気者になれるぞ。
まあ、ただ単に「話題作だから見てみたかった」という気持ちもあります。
さらに『天気の子』の新海誠監督は、
今日発売のビックコミックスピリッツのインタビューにて「子供の頃読んでいた漫画はドラえもん」と発言されていたりも!
幼少時にドラえもんをよく読んでいた新海誠監督の作るアニメ映画『天気の子』。
これはもはや「実質ドラえもん映画」みたいなもんだと言っても、いいのではないでしょうか!?
(※今のアニメ監督さんは子供の頃みんな「ドラえもん」を見ていることを悪用したこじつけテクニック)
というわけで、早速『天気の子』を見に行きたいところですが、
これ以外にも見てみたいアニメ映画があったので、まずはそちらを攻めることに。
まず見に行ったのは、渡辺歩監督のアニメ映画『海獣の子供』。
渡辺歩監督はもともとTVシリーズのドラえもんも作っていたこともあり、ドラファンとして気になってたんですよねえ。
これまで見るタイミングを逃し続けていて、
見るスケジュール的に丁度いい映画館が池袋HUMAXシネマズしかなかったので、この映画館を選んだという、
ある意味、今日見にいく作品の中で一番注目している映画といってもいいかもしれません。
そんなわけで『海獣の子供』のチケットを買うために、朝から映画館前で並んでいたのですが・・・。
事前にネット予約をしてなかったせいで見れずに終わるという結末を迎えてしまいました。
公開から時間たってたし、まさか予約だけで満席になるとは思わなかった・・・。
というわけで、予定を変更して朝9時に『天気の子』を見てきました。
いやあ、面白い映画でしたね・・・。
以下、ネタバレ反転感想。
(ここからネタバレ)
陽菜ちゃんの年齢の伏線については、気持ちいいくらいにひっかかって思わず唸ってしまいました。
四葉は見つけられませんでした。猫かわいい。
今回の映画の内容をドラえもんで例えると、
「のび太と雲の王国」+「天気決定表」+「精霊よびだしうでわ」みたいなお話だった。
のび太くんがあの時に雪の精のことを諦めていなかったら、練馬区も雪で埋もれた世界になっていたのかもしれない。おそろしい話だ。
でも、いい話でもある。
「3年間雨が降って東京は水没した」みたいなナレーションとともに場面転換した瞬間に、観客の中で笑い声を出しているやつがいた。
たしかに気持ちはわかるけど、そこは我慢しててほしかった。
当初はただの家出少年だったのに、
銃刀法違反、警察署逃亡、東京水没とナチュラルに犯罪を重ねていく帆高くんがすごかった。
じつにアウトローな男だ。
帆高くんは自分の感情を優先して動くタイプと見たので、恋愛ごとでこじれた時に厄介なストーカーに変貌してそうな気がしました。
ちゃんとした相手が見つかって本当によかったですね。
初対面の女の子にハンバーガー奢ってもらえることなんて、なかなかないぞ。
そんな犯罪者を見るような目で帆高くんを見ていたせいで、
アタミビルの場面で須賀さんを撃ち殺しちゃうんじゃないかとハラハラしてたけど、さすがにそこまでは行かなかったのでよかった。
でも、本当にいっちゃってたら、あの後の展開どうなってたんでしょうなあ。ちょっと見たかった。
ゴミ箱に拳銃が捨ててあったりする歌舞伎町、こわい。
帆高くんが線路走ってたところでいろんな人に写真撮られてそうだけど、彼の今後の人生がどうなっていくのが気になる。
映画の途中で、何の脈絡もなしにプリキュアが出てきたのには驚いた。
あの人はこのこと知ってるのかなーと思って例のプリキュアブログを見に行ったら、自分よりもいち早く記事にしてたのでやっぱりスゴいと思いました。
『海獣の子供』を見るために、
わざわざ遠くにある池袋HUMAXシネマズまで行って見事に空振りしたわけですが、
結果的に映画館から出て1秒のところで『天気の子』の聖地巡礼が出来たのでよかったです。
なるほど、あそこにカミナリが落ちたんだな・・・。
(ネタバレここまで)
そして、QMAのバラエティ番組検定でSSSランクを取ったりしたあと(自慢)、
午後6時から『プロメア』を見に行きました。グレンラガンの人たちが作った映画だ!
これも面白かったのでよかったです。
いちおう、以下反転ネタバレ感想。
(ネタバレここから)
なんで地球のマグマがアレで解決できたのかはよくわかんなかったけど、
作画のスゴさと勢いで、けっきょく最後まで見入ってしまった。
エンドクレジットに出てきた「ケンドーコバヤシ」の名を見て、思わずふいてしまったのは内緒だ。
あの時クレイさんも、
バーニッシュを実験体につかっている事を問われた時にシラを切り通していれば、ガロの行動ももうちょっと遅らせることができた気もする。
なんかいろいろ思うことがあったんだろうか。
【ifストーリー】
ガロ「ダンナ!バーニッシュから聞きましたよ!」
クレイ「え、そんなの知らないしするわけないでしょ。失礼だよ?(怒)」
ガロ「あはは、そっすよね・・・」 ~つづく~
ワープエンジンとして使われていたバーニッシュが目測でおそらく1000人はいたはずなので、
もしも彼ら全員で襲いかかっていれば、あのハゲくらいは楽勝で倒せたかもしれない。
でも、30年の歴史の中で、バーニッシュも大勢で反乱を起こして失敗した過去もありそうだ。
そこから、あの差別の歴史が始まっていったのかも。
それにしてもピザ屋のおやじさん、あのシーンで捕まった後どこに行ってたんだろう?
自分が気付かなかっただけで、どこかに映ってたりするのかな?
(ネタバレここまで)
とても楽しい一日でした。おしまい。
- 作者: 新海誠,東宝,コミックス・ウェーブ・フィルム,角川書店
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開業3日目の池袋グランドシネマサンシャインにも行ってきました。めちゃくちゃ混んでました。