SHIINBLOG

ドラえもん感想(40周年1時間SP・イロガラドラえもん&海に入らず海底を散歩する方法&[再]恐竜ハンター&22世紀で夏休み)

  

2019年7月19日放送分  ネタバレ注意!

 

 

 

●ドラドラニュース●

今週は「40周年だよ!ドラえもん1時間スペシャル」と題した1時間スペシャル!

番組の流れもいつもと違って、「スーパーJチャンネル」からのステブレレス接続(CMなしで次の番組が始まる事)でのスタートになっていました。

 

 

 

イロガラドラえもん(アニメオリジナル)

40周年スペシャルのオープニングを飾る1本目は、ドラえもんの体の色がさまざまな柄に変わってしまうアニメオリジナル回だ!

サブタイトル画もいつもの冒頭ではなく「お話をちょっとだけ進めたところで入れる」という、若干変則的な進行も気になりました。

 

 

タオルで拭いたらタオルの色に、郵便ポストに寄りかかったらポストの色になってしまうなど、

体に触れたモノの色がすべて自分の体のガラとして転写されてしまうという、

アニメで見る分には面白いけど、自分にとってはものすごく迷惑な異常事態に巻き込まれてしまったドラえもん

 

 

ドラミちゃんによると、本来はドラえもんにつや出し用ワックスを送るつもりが、

配送のまちがいで、本当はドラミちゃんの元に届くはずだった『インスタントファッションワックス』が届いてしまったのが、今回の騒動の原因らしい。

 

 

『インスタントファッションワックス』は、

塗るだけで体のガラを自由に変えることができるロボット用のおしゃれアイテムであり、

 

付属の『定着スプレー』を使わないと、今回のドラえもんのように体のガラがどんどん変わってしまうそうなのですが、

本来このワックスを使うつもりだったドラミちゃんは、コレを使ってどういう色になりたかったのかがちょっと気になる。

ドラえもんだけじゃなく、いつもと色の違うドラミちゃんの姿も見てみたかった。

 

 

ドラえもんから「こんな下品で恥ずかしい柄じゃ街を歩けないよ!」と言われてしまったガラの服をスネ夫のパパとママがペアルックで着ていたり、

ドラえもんが元の体の色に戻ろうとして青ペンキを頭からかぶったりするなど、個人的なおもしろポイントはたくさんありましたが、

 

このお話は「さまざまな色に変わるドラえもんの姿」が一番のおもしろポイントだと思うので、

このような文章だけのドラえもん感想ブログだと、あんまりこのお話のおもしろさが伝えられないのが悩みである。

ドラえもん感想ブロガー殺しな回だ!

 

 

あと、ドラえもんも元の色に戻りたいなら黄色いペンキをかぶるべきなのではとか、

自分の家でやるならともかく、工務店で買ってすぐに店先でペンキを被るのはどうなんだ?とか、さまざまなツッコミどころもあって楽しい回でもありました。

 

こんな感想記事で内容をすべて知った気にならず、

実際に自分の目でアニメを見てもらったほうがより楽しめるお話だと思います。

 

 

幸いにも『インスタントファッションワックス』の効果は何もしなければ3時間で消える仕様だったので、騒動も一件落着。

ドラえもんもこのワックスのおかげで何故かネコにモテるという、ちょっとだけいい思いも出来たので、まあよかったんじゃないかと。

 

のび太くんも安心のあまり「やっぱりドラえもんはいつものままでいいよ」と言ってドラえもんに抱きついたりと、なんともハートウォーミングな終わり方に。

見る人の捉え方によっては、ドラえもんのび太くんのBL描写っぽくも見えますね。はい。

 

 

ちなみに、現在開催中の「テレ朝夏祭り」では、

今回のお話「イロガラドラえもん」をモチーフにしたフォトスポットもあったりするので気になる方は是非。

 

 

テレビ朝日のえらい人から、

「今度のテレ朝夏祭りでドラえもん絡みのインスタ映えするスポットが欲しいからなんか考えろ」と言われて、今回のお話を作ったとかだったら何か嫌だなあ。(想像です)

 

 

 

 

ひみつ道具コンテスト最優秀作品発表①●

先日行われたひみつ道具コンテストの最優秀作品をミニアニメ化!

今回最優秀作品に選ばれた作品と、優秀作品に選ばれた作品はこちらで見ることが出来ます。

 

1本目は8歳の女の子が考えた『まさゆめパジャマ』がアニメに。

 

この「まさゆめパジャマ」を着たときに夢に出たことが、翌日正夢になってかえってくるという道具になっております。

既存のひみつ道具だと『夢ホール』『夢まくら』に効果が近いかな。

 

「裏返して着ると見た夢と逆のことが起きてしまう」というアニメ展開もドラえもんらしくて実によかったです。

うっかり「恐竜に踏まれる夢」とか見ちゃったら、翌日どうなるんだろう?

 

 

 

 

海に入らず海底を散歩する方法(コミックス19巻収録)

のび太くんがスネ夫から送られてきた四丈半島からの手紙を見て、おおいに羨ましがるところからこの物語ははじまる。

ちーともうらやましい!

 

今やデジタル全盛の時代に、わざわざ写真を現像してまで自慢してくるところがいかにもスネ夫くんらしくていい。

四丈半島は郵便局やカメラのキタムラも無さそうだから、スネ夫は本土まで行ってあの手紙を送ったのかと思うと随分と微笑ましいぞ。

 

さらに「かわいそうなのび太くんはこれで遊んでくれたまえ」と、

『ごうかクルーザー』と書かれた折り紙の船もいっしょに送ってくれるというスネ夫の粋な計らいまで。

貧乏人にもほどこしを与えてくれるスネ夫くんは、人間のカガミである。

 

 

この手紙を見て、当然のように猛烈にくやしくなったのび太くんですが、

泳げないのび太くんは「海に入らずに海底散歩したい」と無理難題をドラえもんに押し付けてきた!

 

こんなムチャクチャなことをお母さんとかに言ったら「バカ言ってんじゃないよ!」と張り倒されて終了しますが、

ドラえもん『水よけロープ』をつかって、この無理難題をかなえてくれるからやっぱりすごい。

 

 

スネ吉兄さんの所有する豪華クルーザーで、スネ夫たちが四丈半島の海をクルージングして楽しむ中、

のび太くん達も『水よけロープ』で、四丈半島の海底で散歩をしたりサザエのつぼ焼きを食べたりして、ちょっと変わった海のレジャーを満喫するのでした。

ドラえもんのび太くんが鬼ごっこでイチャイチャしてるところが微笑ましい。

 

 

ちなみに、今回のスネ夫くんやのび太くんみたいに、

現実世界でサザエをとると密漁になってしまうので、よい子のみなさんは海底散歩してる時にサザエを見つけても絶対にとらないようにしましょう。

 

 

今のご時世はクレーマーもいっぱいいるので、

アニメのほうも、漁業権に抵触しないような改変をしておいたり、

「※ドラえもん達は地元漁業組合の特別な許可を得てサザエを捕っています」みたいなテロップを入れておいたほうがよかったかもしれない。

 

でも、このお話でドラえもん達が食べてたサザエは本当においしそうで印象的なシーンでもあるので、なるべくなら残しておいてほしいという気持ちもある。

 

「自分たちは海の中で食べてるから密漁じゃない。それならサザエを食べる海の生物たちも密漁扱いになる」って言い張れば、

もしかしたらゴマかせる・・・かもしれない。

 

 

スネ吉兄さんの所有するクルーザーは、シャワーやベッドルームも完備されているかなり豪華なものであった。

クルーザーの中でも、さらに高価な「サロンクルーザー」ってやつですね。

 

子供の頃に原作を読んだときは「へーすごいなー」くらいしか思ってなかったけど、

大人になってあらためてこの豪華クルーザーと向き合ってみるとスネ吉兄さん、このクルーザーにぜったい女を連れ込んでそう」という新たな気持ちも湧いてきてしまった。

海の上だったら、だれにも邪魔されませんしね。

 

サロンクルーザーはそれこそ1億円以上するやつもあるらしいので、維持費も考えたらかなりの金食い虫になりそうだ。

自慢と見栄っ張りは、スネ夫一族の伝統だ!

 

 

そんなスネ吉兄さん自慢の豪華クルーザーでしたが、

ドラえもん達が作った海面の『水よけロープ』の穴に落下して、見事にぶっ壊れてしまったのでした。

 

一歩間違えたら、サザエのつぼ焼きを堪能するのび太くんの頭上にクルーザーが直撃してた可能性もあったので、

まあ、ケガ人がいなかっただけ幸いというべきか。

 

 

そして、壊れてしまったクルーザーのかわりの応急処置として、

スネ夫くんたちを『防水おりがみ』でつくった『ごうかクルーザー』に乗せてあげるというオチ。

 

オチ自体は原作通りのオチですが、

お話の冒頭にスネ夫の折り紙のくだりを入れたことで、アニメではこのオチがちゃんと伏線になって成り立っているのはうまいです。

 

でも、スネ吉兄さん自体はべつに何もしていないので、結局この話はスネ吉兄さんが自分のクルーザー壊され損になってしまった感がある。

ひみつ道具をつかって、あとでちゃんと元通りにしてあげててほしいところです。

 

 

 

 

ひみつ道具コンテスト最優秀作品発表②●

先日行われたひみつ道具コンテストの最優秀作品をミニアニメ化!

今回最優秀作品に選ばれた作品と、優秀作品に選ばれた作品はこちらで見ることが(以下略)

 

2本目は31歳の方が考えた『天プラネット』

プラネタリウムのように天ぷらをうつし出せるという道具で、実際に天ぷらを食べることもできる!

さらに天ぷらを巨大化させることもできちゃう!

道具の使用用途のワケわかんなさがすごくて、逆に気に入ってしまった。

 

「空に浮かんでいる雲が食べ物に見える」というくだりは、偶然にも前回のお話とかぶっていましたが、

ワタアメは思いついても「空に浮かんでいる雲がエビの天ぷらに似ている」というのは流石に考えもしなかった。脱帽です。

「野球のフライが天ぷらになって落ちてきた」というオチもいい。

 

この道具を考えた人が「あの雲、天ぷらに見えるな・・・そうだ!」と思ってこのコンテストに応募してきたのだったら、本当にすごいと思う。

少なくとも、悪い人ではなさそうだ。

 

 

 

 

[再]恐竜ハンターてんとう虫コミックス2巻収録)

アニメ40周年を記念して、1979年4月10日に放送された「恐竜ハンター」の回を再放送だ!

のび太くんのせいで、アリくらいの大きさにされたままで一生を生きることになった恐竜さんがかわいそうでならない。(お話の感想)

 

 

あと「恐竜ハンター」といえば、

「この話の内容と『のび太の恐竜』の設定が矛盾している」と、ネットでよくツッコまれがちな作品でもある。

細けえこたぁ、いいんだよ!

 

 

令和の時代となったいま、金曜7時に大山のぶ代さんのドラえもんの声が聴けるのは40周年スペシャルという感じがしていい。

帯番組時代だから、普段のドラえもんよりもテンポが速いところもおもしろい。

 

時空間のエフェクトの違いや、ドラえもんがまだ「秘密兵器」と言っていたところに40年の時代の重みを感じる。

 

ドラえもんの頭が一回転する描写も、今のわさドラじゃ絶対見られないぞ。

でもやろうとしてないだけで、わさドラでやろうと思えば普通に違和感なくやれそうなところもこわい。

一回だけでもいいから、やってくれないかな。

 

 

今回のチョイスはたぶん『のび太の新恐竜』つながりで選んだんだと思いますが、

できれば未ソフト化の回をやってくれたほうが個人的にはうれしかった・・・(わがまま)

 

もしかしたら、来年の『のび太の新恐竜』の原案がこのお話だったりするのかもしれない。

体じゅうバターまみれののび太くんが双子の恐竜を見つけて映画がはじまるところ、見たくないですか?

 

 

 

 

●ドラドラニュース●

「恐竜ハンター」再放送の後に「ARアトラクション 恐竜大冒険」の宣伝も絡めた「テレ朝夏祭り」のお知らせもありました。

「ドラえもんポスト」は何かのイタズラに使えそうですね。

 

 

 

 

ひみつ道具コンテスト最優秀作品発表③●

先日行われたひみつ道具コンテストの最優秀作品をミニアニメ(以下略)

 

ラスト3本目は9歳の女の子が考えてくれた『ぞうきん』をアニメ化だ!

 

ゾウの形をしたぞうきんで、どんなところでも拭き掃除ができるという道具である。

まさにダジャレ一発ですね。ネーミングセンスもなんだか大山ドラっぽい。

 

ネズミに遭遇した程度でパニックになるような道具なので、使いこなすには若干のスキルが必要そうな道具でもあるぞ。 

 

 

 

 

22世紀で夏休み(アニメオリジナル)

ドラミに誘われ、22世紀の世界に帰って1日限りの里帰りをすることにしたドラえもん

しかしやる事が見つからず、ずいぶんとヒマを持て余しているようだった。

 

することが無いから、ただひたすら街の景色を見ているだけのドラえもん

なんだか定年退職後のお父さんを見ているようで、こっちも悲しくなってくるぞ。

 

 

未来の世界のテレビを見てみると、

「アンキパン(薄切りタイプ)」が新発売されていたりと、なかなか楽しそうな感じではあった。

「百年後のフロク」の回で「ぼくらの時代の人気タレントなんだよ」と紹介されていたジューンちゃんの動く姿も見ることができました。

ジューンちゃん、本当に人気あったんだ・・・。(失礼)

 

 

することがなくて落ち着かないドラえもんは、セワシくんの自由研究のロボット作りひみつ道具で手伝ってあげることに。

 

セワシくんはジャンボ(ジャイアンの子孫)とのロボットバトルに勝つために、強いロボットを作ろうとしているらしい。

 

それなら、はじめからロボットなんて作らずに、

ドラえもんを「自分が作ったロボット」ということにして、ジャンボの作ったロボットを戦わせればいいのに。

『ロボット王国』の時みたいでかっこよさそうなんですがねえ。(問題発言)

 

 

ドラえもんひみつ道具セワシくんのロボット作りを手伝おうとしていましたが、

 

『キカイソダテール』を使ったら素材のロボットが成長しすぎておじいちゃんになっちゃったり、

『テレビとりもち』でテレビからロボットを取り出そうとしたら、間違って怪獣を捕まえてしまい大あばれ・・・などと散々な結果になった上、

 

物語のメインであるリアルスティールばりの迫力ロボットバトル展開も、ドラえもん『時限バカ弾』を使ったせいでなんだかめちゃくちゃになってしまった。

この話、セワシくんとドラえもんの触れ合いを描く回かと思いきや、まさかのひみつ道具回だったとは・・・。

 

 

けっきょく、ドラえもんセワシくんの役に立つことはできませんでしたが、

セワシくんはセワシくんで、久しぶりにドラえもんと一緒に過ごせたことだけで充分に嬉しかったようです。

 

ドラえもんは本当におじいちゃんのお世話が身にしみついてるみたいだね」というセワシくんのセリフ、

なんだかドラえもんブラック企業社畜になっちゃったみたいで、とても不穏だ。

 

でも、ドラえもんセワシくんもそれで満足そうなら、それでいいんじゃないかと。

 

 

そして、21世紀の世界に帰ってきたドラえもん

相変わらずのび太くんはドラえもんに泣きついてきますが、それでも嬉しそうな表情を見せるドラえもんなのでした。

 

 

というわけで、今週のドラえもん感想はここまで。

 

 

 

 

●ドラドラニュース●

・今週は「踊れ・どれ・ドラ ドラえもん音頭 2017」がエンディングで流れました。

 そうか、今年ももうそんな時期ですか。

 

・「ドラガオじゃんけん」にドラミちゃんが初参戦。

 初参戦となる今回は「グー」を出していましたが、果たして日曜6時半のあの主婦に勝つことはできるのか?

 

 

 

■次回予告■

来週7月26日は「クレヨンしんちゃん おてんこもりもり夏の1時間SP」放送のためお休み。

 

次回の放送は8月2日。

「大パニック!のび太のヒマワリ日記」「けん銃王コンテスト」の2本をお送りします。

 

 

前回の感想:ドラえもん感想(わたがし雲メーカー&ねがい七夕ロケット) 

 

HOT10666 【ドラえもん花火(うちわ付き)】【5個入】

HOT10666 【ドラえもん花火(うちわ付き)】【5個入】

 
じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし

じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし

 
活サザエ 大サイズ 1kg(7個)

活サザエ 大サイズ 1kg(7個)