来年の映画に関するお知らせ!
7月4日(木曜日)に、
来年(2020年)公開予定の映画ドラえもん最新作のタイトルが『のび太の新恐竜』になることが明らかになりました。
監督・今井一暁、脚本・川村元気の『のび太の宝島』コンビが再集結だ!
7月12日発売の「ドラえもんまんがセレクション TVアニメ40周年!スペシャル」で映画の最新情報が明らかになると告知されていたので、
映画の情報解禁も近いうちにあるんだろうなーとは思ってたけど、まさかこんなに早いとは。(しかも朝5時に発表された)
去年の映画の情報解禁がかなり遅かった(10月)だけに、今年は情報解禁が余計に早く感じてしまいました。
タイトル発表と同時に、映画の特報映像も公開されました。
現時点では、映画のタイトルと「ドラえもんとのび太くんが双子の恐竜・ミューとキューに出会う」というあらすじしか明らかになっていないので、
これ以上のことについては、今後の情報待ちですかねえ。
とりあえず映画の内容を予想するなら、
たぶん「ミュー」と「キュー」の名前の由来は、のび太くんが鳴き声を聞いて恐竜にその名前をつけたところからだと思います。
ずいぶんと固い予想ですね。
そして気になるのが、『のび太の新恐竜』という映画のタイトル。
「新・のび太の恐竜」でもなく、「のび太の新・恐竜」でもなく、「のび太の恐竜2020」でもなく、『のび太の新恐竜』である。
おそらく、『のび太の新恐竜』というタイトルには、
「ドラえもんで『恐竜』をテーマにまた新たな作品を作る」「『のび太の恐竜』をリスペクトした上でまた新たな『恐竜』を」といった感じの意味合いが込められているのでしょう。
その意味はなんとなく伝わるけど、あまり日常生活で聞きなれない単語であることは確か。
記念すべき50周年記念映画のタイトルが日本語として成立していない単語だったらなんかやだなあと思ったので、
「新恐竜」でいちおうググってみたところ、ドゥーガル・ディクソンのとある著作がヒットしました。
おそらく今回の映画のタイトルは、この本を元ネタにしている・・・はず。
ただひとつ気になるのが、この『新恐竜』という本は「恐竜たちが絶滅しなかったらどうなっていたか」を描いた作品であり、
ドラえもん映画的には『のび太と竜の騎士』でとっくの昔に描いちゃっているテーマなことである。
せっかくの50周年記念映画なのに、過去の映画と内容がカブってしまうのはさすがにちょっとマズいぞ。
そもそも「のび太くんが子供の恐竜と出会う」という導入自体が『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』と若干カブってるところがあるので、なおさら心配だ。
内容自体はオリジナルだったけど、
ところどころで『海底鬼岩城』要素を取り入れていた『のび太の人魚大海戦』パターンの映画になるのかもしれない。
あと、ついでに言っちゃうと、
『新恐竜』のキャッチコピーである「ハロー!新のび太」って、やっぱりハロー恐竜キッズを意識してるのだろうか?
あの双子の恐竜の種族がマイアサウラだったら、恐竜キッズ確定なんですけどねえ。
というわけで、今のところはちょっと不安な『のび太の新恐竜』ですが、
「現在の恐竜の学説を参考にした映画作り」というのは、かなりワクワクできるものがあります。
考古学の学説は日々進化し続けており、
これまで常識とされていた学説が、新たな発見によってあっさりと覆されていることも珍しくない。
前述の『ハロー恐竜キッズ』に登場していたウルトラサウルスも今ではいないことになっているし、
フタバスズキリュウも、いまではタマゴを生まない可能性が有力になっているらしい。
『のび太の恐竜』ももう40年前の作品なので、現在の学説と比較したら内容もだいぶ変わってくるはずです。
今の恐竜の学説が、来年の映画でどう生かされるのか。そこを楽しみにしたいですね。
あと、これまでのオリジナルものには必ず「原案」となるお話があったので、
『のび太の新恐竜』の原案となったお話の存在も、そのうち明らかになるはずです。
自分は「恐竜さん日本へどうぞ」が原案になりそうだと思っているのですが、どうでしょうか。
そんでもって、川村元気さんつながりで、
新海誠監督の最新作『天気の子』と『のび太の新恐竜』のコラボ宣伝なんかもありそうな気がする。
同じ東宝系列の作品であり、
最近のテレビ朝日は新海誠監督と関係を深めているので、テレ朝アニメの重鎮であるドラえもんとのコラボレーションがあっても別に不思議じゃないぞ。
コラボ、叶ってほしいなあ。
とりあえず、今言いたいことはこれくらいです。
今後続報があり次第、また何かダラダラと語っていきたいと思います。おしまい。
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