いや~、新元号が発表されましたね~。(時候の挨拶)
というワケで、本日は歴史に関するドラえもんの本を紹介したいと思います。
「改元」というのは、日本の歴史のひとつの節目でもあるわけですからね。関係はありますよ。(適当)
ドラえもんの社会科おもしろ攻略 日本を変えた世界の歴史【中世~近代】
出版社:小学館
発行日:2019年3月5日
価格:850円(税抜)
まんが:三谷幸広
全192頁
2017年9月に発売された「日本を変えた世界の歴史【古代~中世】」の続編。
日本に大きな影響を与えた世界の歴史のエピソードを取り上げ、
この本一冊で「日本の歴史」と「世界の歴史」を同時に学びましょうという、新しい取り組みの歴史学習まんがとなっております。
よく大学受験の選択科目で、
「世界史」は「日本史」に比べて範囲が広そうに見えて敬遠されがちだけど、
じつは日本史よりも暗記することが少ないので実はこっちのほうが簡単・・・というウワサを聞いたことがあるのですが、実際はどうなんでしょうかね。(高卒)
ちなみにこの本を買ったときは、ちょうど本屋さんで「のび太の月面探査記フェア」みたいなキャンペーンをやっていて、
「ドラえもん一年生」「ふしぎミステリークイズ」などの関連書籍が平積みされている中、
この本だけはとくに特別扱いもされず、普通に学習本コーナーの棚に刺さっていたという思い出があります。
おい、一冊だけ仲間はずれにするなよ!
まあ、この本自体は今年の映画みたいに月へ行ったりするわけでもなく、
新渡戸稲造さんに会いに行ったり、「みんなで牛丼を食べる」という導入から明治時代にいったりするなど、かなり渋めな内容となっております。
かたや映画では月の裏側でウサギ王国をつくる一方、こちらの本ではタイムマシンでコロンブスに会いに行ってみたり。
いろんな関連作品でどんなに多種多様なことをしても、
ひとつの物語として違和感なく成立してしまうところが、この「ドラえもん」という作品のスゴさだと思うのですよ。
ただ、学習まんがとしての役割も果たさないといけないため、
説明役のドラえもんのセリフがどうしても長めになってしまうのが、ちょっとした悩みどころではある。
ドラえもんが東進ハイスクールの講師なみにしゃべってるけど、これでも短くしたほうなんでしょうなあ。
このセリフとか全部丸暗記して人前で喋れって言われたらものすごく嫌だ。絶対途中で噛んじゃうと思うし。
そう考えると、ドラえもんってやっぱりすごいんだなあ。さすがロボット。
そんなわけで、最後はのび太くんの謎の問いかけで締めたいと思います。
「地震がきらいじゃない人」っているんだろうか?
ドラえもんの社会科おもしろ攻略 日本を変えた世界の歴史[中世~近代] (ドラえもんの学習シリーズ)
- 作者: 藤子 F不二雄,浜学園
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/02/28
- メディア: 単行本
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