【ドラえもん本レビューその174】ドラえもんとおぼえよう！ はじめてのトイレ

ドラえもんとおぼえよう！ はじめてのトイレ

　

出版社：小学館

発行日：2019年1月21日

価格：1000円（税抜）

イラスト：くりはらみさき

全14頁

今日は、1月16日（水曜日）に発売された「ドラえもんとおぼえよう！ はじめてのトイレ」のご紹介。

題名でだいたいわかると思いますが、小さいお子さん向けのトイレトレーニング本となっております。

全14ページで1000円と、かなり高めのお値段となっていますが、

本のタイトルに惹かれて、つい買ってしまいました・・・。

　

あと、先に表紙だけ見てしまうと、

「おい、何でのび太の子供時代にドラえもんがいるんだよ！」とドラえもん設定警察に摘発されそうなビジュアルになっていましたが、

この表紙ののび太くんは「タイムふろしきで小さくなってしまったのび太くん」なので、設定上ではまったく問題なし。

これにはドラえもん設定警察さんも、大人しく帰っていったのでした。

　

この本は「しかけえほん」ということで、本の随所にさまざまな仕掛けが施されています。

たとえば、このドアっぽいのをめくってみると・・・。

　

ご覧のように、野比家のトイレが出てきたりします。

隅々まで掃除の行き届いた、良いトイレ！

こういう紙の本だから出来る、読んでいるお子さんを飽きさせない「仕掛け絵本の工夫」は電子書籍だとまず出来ないですからねえ。

これから先、電子書籍がさらに普及していっても、この手の仕掛け絵本はずっと残っていてほしいものです。

他にも、さまざまな工夫を凝らした仕掛けがあるので、

この本で1000円は、まあ手間賃としては妥当なお値段なんじゃないかと。

仕掛けえほんは、普通の本よりも製本するのがかなり大変そうですし・・・。

　

さらに、このトイレのフタを開けてみると・・・・。

　

のび太くんのやんちゃな姿を拝むことだってできます。

いい笑顔だ！

こんな有難いサービスシーンを見られるんですから、この本のために1000円を出した甲斐があるというものです。

ぶっちゃけ、記事タイトルとサムネ画像でこの手のシーンを期待して、この記事を読みにきましたって人もけっこういそうですし。

いちおう、今回はモザイク処理をかけさせてもらいましたが、

「上の画像の無修正版が見たい」という人は、実際に本を購入した上でご満喫ください。

　

そして、エレクトさわる先生の同人誌並みのスカトロ描写も、

うんこやおしっこに表情をつけることで、なんとなく許される感じになるという発見もありました。

これから更に厳しくなりそうな成人漫画雑誌のわいせつ描写規制も、この方法でなんとか切り抜けられないもんでしょうかね。

「やる気まんまん」のオットセイみたいな感じで、やれたらいいんですが・・・。

　

トイレを流すときは「おしっこ、うんち、バイバーイ！」と元気よく言おう！

おのれが出したものに対して別れの挨拶をするのは、この手のトイレトレーニング本でよく見かけるヤツですね。

礼に始まり、礼に終わる。

ひとりでトイレが出来る大人なら、こんなこと別にやらなくてもいいわけですが、

先日、ためしに「おしっこ、うんち、バイバーイ！」と言ってからトイレを流してみたところ、

理由はよくわかりませんが、自然と笑みがこぼれてしまいました。

最近笑ってないなあ・・・とお悩みの人は、トイレに行った際に「おしっこ、うんち、バイバーイ！」の声掛けを実際にやってみたらいいと思います。

自分がやってみた経験で言わせてもらうと、かなり面白い気分になれます。

声掛けで気分をリフレッシュして、楽しい毎日を送ろう！

そんなわけで、お子さんのトイレトレーニングの役にも立ち、

大人が読んでも新しい発見のあるこの本は絶対におススメですよ！

トイレだけに、スイセン（推薦）ってことでね。

おあとがよろしいようで。

ドラえもんとおぼえよう! はじめてのトイレ (しかけえほん)

異世界のトイレで大をする。　１ (ヤングチャンピオン烈コミックス)