少年エース2月号掲載の「ケロロ軍曹」「超ケロロ軍曹UC」の感想です。
今月で「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」「探偵明智は狂乱す」が同時に終わっちゃったのが悲しい。
ここ最近ずっと続いている「ケロロ軍曹」の振り返りシリーズですが・・・。
忘れていました。
「来月のケロロ軍曹には誰が出るんだ?」「最近出てなかったあのキャラかも?」など、いろいろと予想していましたが、
不覚にも今月号のお話を読むまで、完全に「ネコ」の存在を忘れていました。
ネコだってケロロ軍曹における、立派なキャラクターのひとりです。
あのネコがいなかったら、ギロロ伍長はコミックス14巻で夏美の尻に潰されたままビニールプールで溺死してたわけですからね。
そう考えると、かなり重要なキャラである。
今回、人間の姿になったネコ殿とギロロ伍長が挑むミッションは、ご近所に設置されていた不明宇宙種族の侵略兵器を破壊すること。
ギロロ伍長曰く「ほうっておけば この辺一帯を環境改造(フォーミング)するか焼け野原にするか・・・」と語るほどにオソロシイ兵器であるが、
そんな怖い兵器の破壊を、どうしてギロロ伍長ひとりだけに任せてしまったのかが気になる。
いまの軍曹は町じゅうが火の海になる可能性よりも、目の前のスマブラのほうが大事なんだろうか?
ただ、「武力による侵略」に頼るあたり、この侵略兵器を設置した宇宙人はそんなに知能が高くないのかもしれない。
現にこの侵略兵器は、気配を殺して近づいたネコ殿によってあっさりと破壊されてしまった。
それに、奥東京市を火の海にしたら黙ってなさそうなキャラがこの作品には何人もいるので、
もしかしたら、出動すらしなくても大丈夫だった可能性もある。
ケロロ軍曹もこれらのことを全て考慮した上で、
ギロロのみに出動要請をしたのだったら、彼はやっぱり策士だと言わざるを得ない。
労力は最小限にして勝つ。これが強者の勝ち方である。
第2話
一方、南極に出動中の「超ケロロ軍曹UC 激闘ケロロロボ大決戦!!」では冬樹くんが物語に電撃参戦!
どうやら、輸送機の中に忍び込んでいたらしい。
アンチバリアがあるとはいえ、かなり危険な場所であることには変わりないのですが、
当の本人は目の前にあらわれたナゾの南極ピラミッドに大興奮状態だ!
最近本編のほうで「ケロロンボール編」をめっきりやらなくなってしまったので、世界七不思議探求をこっちで再開しちゃってもいいかもしれない。
実はピラミッドにもケロロンボールが飛んできてましたーってことにすれば・・・無理か?
しかし、その南極のピラミッドへ向かおうとした最中、ギロロ達は敵のヴァイパーに捕まってしまう。
一体どんなところへ連れられ、どんなゴウモンを受けるのかと思っていたら、
連れてこられたのは「ガラガラ・ヴァイパー南極支店」という場所で、そこで支店長らしき男(ヴァイパー)から2時間ほど身の上話を聞かされる目にあってしまった。
ゴウモンよりはツラくないけど、これはこれでけっこうツラいぞ!
予想外のギャグ展開の連続に、ヴァイパーって意外といい奴なのかと思っていましたが、
唯一この状況を怪しんでいたギロロ伍長が捕まってしまったり、
クライアントの依頼で探していた「とあるブツ」を見つけるために日向家の住居ごと持っていったりと、やっぱり信用のおけない相手ではある。
それにしても、あの支店長らしき男。
身の上話を聞いてくれたからって、いろいろと機密情報をバラしすぎじゃないだろうか?
あのクチの軽さが災いして30年も南極支店に飛ばされているんだと考えると、しっくりくる話ではありますが。
そしてコイツが「とあるブツ」の入手を依頼したクライアント・セルゲイ=グッドマンだ!
う~ん、見るからに怪しい。
で、これが彼の探していた「とあるブツ」である。
これは冬樹くんがお父さんから貰ったお土産とのことらしいですが、なんとなく「すごいよ!!マサルさん」のマサルさんが肩につけてたアレに似ている。
これもチャームポイントのひとつなんだろうか?
このパーツが古代の超兵器の起動キー「ブラフマン・チップ」なんだとか、
先ほどのクライアントの人が「第四委員会ギフトシュランゲ」でヴァイパーと組んで地球侵略を目論んでいるなど、
いろいろと気になる情報も続々と出てきた「超ケロロ軍曹UC」第2話。
そして、ヴァイパーに捕らえらえたギロロ伍長はどうなるのか? 待て、次回。
物語もいよいよ本格的な動きを見せてきたので、ケロロロボのほうもそろそろ活躍し始めてほしい。
ただ、現時点で軍曹がまったく働いてないので、ケロロロボUCの登場はまだ当分先のハナシになりそうだ。
果たして平成が終わる前にケロロロボは出てくるんだろうか? その答えは神のみぞ知る。
目次コメント。
1年の感謝とアンチバリアに関する疑問。
次号の少年エース3月号は1月26日(土曜日)発売です。
お楽しみに。