第40話 漫画家アシスタント 小村和宏(36)の場合⑧
今週の漫画ゴラク『マトリズム』の感想行きます。
前回、漫画家・堀町ホリオと好意を寄せていた女性アシスタントとの逢引き現場を目撃してしまったショックでクスリに手を出してしまった小村。
しかし、その薬物が体に合わなかったのか、すぐに嘔吐してしまう。
それ以降、堀町からの仕事の連絡もなくなり、一気に疎遠となってしまうのでした。
厳しい現実は変わらないけど、
薬物の魔の手から逃れられただけでも、小村は幸運だったといえるでしょう。
そして知る、堀町ホリオの逮捕。
現役漫画家とその担当が薬物で逮捕とか、かなりのニュース沙汰になりそうですなあ。
麻取からの取り調べで、堀町ホリオは何を語るのか。次回に続く。
愚直ながらも、漫画家としての自分の生き方を貫く小村。
かたや人気漫画家でありながら薬物に手を出し、最終的に破滅の道を辿った堀町。
一体、どこで差がついてしまったのだろうか?
それは今後の展開で語られるかもしれませんが、とりあえず自分が考えるのは、
今週のまんが道要素
小村が「まんが道」を読んでいたおかげで人生の道を踏み外さなかったというのは、多少はあると思う。
で、堀町は「まんが道」を読んでいなかったから、ああなっちゃったんだと思う。(ひどい考察)
もうここまできたら、「まんが道」好きである自分としては、
小村がいかにして「まんが道」の存在を知り、漫画家を目指したのかのスピンオフが読みたくてしょうがない。
きっと、それなりのエピソードがあると思っているのですが、どうなんでしょうかね。
いやホント、ここまで「まんが道」が深く関わってくるお話になるとは思いもしませんでしたわ。
とにかく、この章のクライマックスをしっかりと見届けたいと思います。以上。
今週の漫画ゴラクは、たべ・こーじ「ピンサロスナイパー」が載ってたので100点!