「一騎当千」の塩崎雄二先生が描いた作品『高床式少女 完全版』が発売されています。
単行本自体は4月末に発売されていたのですが、これもまたタイミング逃して記事にできてなかったやつです。
ほんとすいません。
この漫画は、塩崎雄二先生が「滝川いづみ」名義でヤングキングにて連載していた作品であり、
物語の内容をざっくりと言っちゃえば、「22世紀からやってきた美少女ロボットが『九次元ポケット』から出す道具で、冴えない青年を助けていく」というストーリーになっています。
この手のドラえもんオマージュ漫画、自分は大好物でしてね・・・。
22世紀の美少女ロボットは、押し入れで眠る!
「一騎当千」の作者さんが描いている作品ということもあって、お色気シーンがかなり多めなのもこの漫画の特徴。
怒られたらイヤなのであんまりエッチな画像は貼れませんが、上の画像以上にきわどいシーンもたくさん出てきます。
ちなみにあの漫画だと、呂布奉先が一番好きです。
そしてこの手のドラえもんオマージュ漫画で重要なのが、「この漫画の作者が考えたオリジナルひみつ道具」が作中に出てくるということ!
もちろんこの漫画でも、いくつか登場します。
ちなみに、上の画像は「信汁(しんじる)」というひみつ道具。
「これを一滴飲み物に混ぜて飲ませれば、言われたことを何でも信じてしまう(効果:3日間)」というシロモノで、
物語の中でこの道具が「信汁ハイパー(効果:1年間)」「信汁ハイグレード(効果:50年間)」とどんどんパワーアップしていくのも見どころです。
他にも、使い捨てショートトリップ「戻るんデス」や、「22世紀のかき氷機」なんかがあったりするので、
道具の詳細が気になった人は、実際にマンガを買って確かめてみてください。
そんなわけで、この『高床式少女 完全版』は全500ページ越えの大ボリュームな一冊となっておりますが、
ラブコメあり、エッチなシーンあり、すこしふしぎなお話ありと、気楽に読むことができ、
わりと簡単に最後まで読めちゃう作品だと思ってます。
「『一騎当千』の作者がドラえもんを描いたらこうなる!」と思いながら読んでみると、より楽しめるかもしれません。
ただ、最後まで読んでみても、
タイトルの「高床式少女」がこの物語でどういう意味を示しているのかがよくわからないまま終わったのがかなり気になった。
どっかで見落としてるくだりとかが、あったりしたのかな?
今からこの漫画を読もうと思ってる人は、自分の代わりにこのタイトルの意味を探してみてください。
そして、見つけたらあとでこっそり自分に教えてください。以上です。